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2024-11

長期金利が上昇=高PERのハイテク株比率の高いナスダック指数下落

2023年8月18日(金)15:05更新

前日8/17の米国株
NYダウ 34,474.83ドル ▼290.91ドル -0.83%
ナスダック 13,316.932 ▼157.696 -1.17%
S&P500 4,370.36 ▼33.97 -0.77%
米国10年債利回り 4.282% △0.028%
NY原油 80.02ドル
ドル円 145.76円-145.77円 18日 9:05

前日の米国株は主要3指数そろって3日続落。
17日四半期決算発表した小売りのウォルマート
2024年1月期通期の業績見通しを上方修正したものの
売上高の伸びが市場予想に届かなかったため、朝高後下げに転じ
市場のムードを悪化させました。
NYダウは、100ドルほど上昇しましたが、買いは続かず下げに転じ
下げ幅を広げて3日続落になりました。
17日発表、週間の新規失業保険申請件数は23万9000件
事前予想24万件をわずかに下回りましたが、労働需給の引き締まりが続き
長期金利高止まりが意識され、長期金利は一時4.32%まで上昇し
昨年10月以来の高水準を付けました。
長期金利が上昇=高PERのハイテク株比率の高いナスダック指数下落 -1.17%
NYダウは1カ月ぶりの安値を付け、ナスダック指数、S&P500指数は
2か月ぶりの安値を付けました。
米国株安を受けて米国時間の日経平均先物は下落しました。

8月18日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 31321.26(9:00)▼304.74
高値 31644.89(11:13)△18.89
安値 31275.25(9:01)▼350.75
前引 31565.21(11:30)▼60.79 -0.19%
 後場
寄付 31471.19(12:30)▼154.81
高値 31508.47(13:01)▼117.53
安値 31321.17(14:23)▼304.83
大引 31450.76(15:00)▼175.24 -0.55%

前日の米国株は主要3指数そろって3日続落し米国時間の日経平均先物も下落。
朝方は先物にサヤ寄せし、売り優勢で始まりました。
寄付 31321.26(9:00)▼304.74
日経平均は寄り付き直後に前日下ヒゲ安値を下回り
安値 31275.25(9:01)▼350.75
売り一巡後は、買戻しが入り一時プラス圏に浮上する場面がありました。
高値 31644.89(11:13)△18.89
さらに上値を買い上がる動きは見られず前引けにかけてマイナス圏に転落して
前場の取引を終えました。
前引 31565.21(11:30)▼60.79 -0.19%
後場の取引は、前引けを下回って始まり14:00までは31,400円台で小動きでしたが
14時を過ぎると先物売りに押され下値模索の展開になりました。
昨日は長い下ヒゲを引いての陽線、本日は長い上ヒゲを引いての陽線
後場安値 31321.17(14:23)▼304.83
大引けにかけてやや下げ渋りました。
大引 31450.76(15:00)▼175.24 -0.55%
週末8/18(金)日経平均は3日続落して引けました。


◎銘柄研究

9262シルバーライフ 8/17終値1178円 4連続陰線 決算発表9/11
高齢者向け配食サービスのFC本部運営
2023年3/6高値2010円からの調整が長引き、8/18安値1162円(9:30)
  出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
8/17 57,000 18,700 29,200 51.2% 安値1164円
8/16 36,800 13,200 21,700 59.0%
8/15 22,100 12,000 8,400 38.0%
8/14 30,000 18,300 8,700 29%
8/10 37,500 17,900 13,700 36.5%
8/9  84,200 23,200 38,400 45.6%
8/8  71,700 24,100 43,900 61.2%
8/7  54,000 25,000 24,700 45.7%
8/3 168,700 50,500 101,100 59.9% 売り仕掛け 空売り急増
8/2 112,900 22,300 83,600 74.0% 売り仕掛け 空売り急増
8/1 114,800 56,800 47,400 41.3%
7/31 169,700 68,800 67,000 39.5%
7/28 327,100 242,600 49,500 15.1% 
7/27 219,400 120,900 23,200 10.6% 返済売り増加70,100
8/4前場寄り付き直後に1176円(9:19)安値を更新。
8/17安値1164円 8/18(9:30)安値1162円
決算発表9/11がハードルになりますが、もう一段売ってくる可能性が高く
安値圏に見えても異常値のどん底値はまだ下です。
決算発表通過までリスクを負ってはいけないと思います。

2127日本M&AHD 8/17終値723.2円 
直近高値7/27高値1120.5円からの下降局面
連日現物売り(実需売り)が続き8/4安値687.3円安値更新
いったん底を付けた感触ですが、しばらく底練りの日柄調整になりそうです。
かつて時価総額1兆円企業が、2471億円まで低下しました。
日本M&Aショック安
6080M&Aキャピタル8/4安値2622円 8/18安値2506円(9:03)
6196ストライク8/2安値2814円で下げ止まり8/15戻り高値3100円
その後再び下げに転じ、未だ調整中。

7600日本エム・ディ・エム 8/17終値778円
骨接合材料・人工関節など整形外科器具の専門製造販売会社
四季報最新「復調」
原価高、販売費増吸収 米国税調整なくなる。
7/28決算発表 単位百万円(EPS円単位)第1四半期のため進捗率25%で中立
売上5,402 前年同期比+7.4% 進捗率23.1%
営業益346 前年同期比-30.6% 進捗率13.8%
経常益337 前年同期比-30.3% 進捗率14.0%
純益177 前年同期比-47.4% 進捗率11.7%
EPS6 前年同期比-47.2% 進捗率11.8%
決算発表を嫌気して、7/31終値813円▼300円S安-26.95%
8/4安値687.3円で下げ止まりました。(7/27高値1120.5円)
この下げの内容を見ると貸株の空売りは限定的で、現物売り(ロスカット)がメインです。
今後貸株の空売りが増加してくるかどうか、現時点ではしばらく底練りになる見込みです。

3925ダブルスタンダード 
8/15終値1793円▼500円 出来高28,300株比例配分 S安売り気配
8/16終値1393円▼400円 出来高66,900株比例配分 S安売り気配
8/17終値1351円▼42円 1,285,900株 高値1480円 安値1337円
ビッグデータの企業向け分析受託と活用サービス開発
四季報最新記事 「連続最高益」
前期の事業構造見直し完了による効果もあり連続最高純益、増配
8/14決算発表 第1四半期 単位百万円 進捗率25%で中立
売上1,508 前年同期比-15.1% 進捗率19.5%
営業益363 前年同期比-42.2% 進捗率15.4%
経常益368 前年同期比-40.4% 進捗率15.7%
純益338 前年同期比-22.7% 進捗率19.5%
EPS24 前年同期比-22.8% 進捗率19.5%
四季報で最高ランクの見出しは「連続最高益」です。
8/14(月)の決算発表のふたを開けると大幅な減収、減益でした。
決算発表で、「連続最高益」が大幅な減収減益になることが分かっていたように
貸株の空売り比率が高くなっていました。
それで注目して見ていたのですが、このような結果になりました。
   出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
8/17 1,285,900 574,000 270,700 21.1%
現物買い717,400  信用新規買い546,500 信用返済売り 421,800
8/17終値1351円▼42円 1,285,900株 高値1480円 安値1337円
寄付きが、リバウンド狙いの買い優勢となり、高寄りしたものの買い一巡後は
売りに押され寄付き天井の大陰線で引けました。
高値1480円 安値1337円 8/17終値1351円▼42円 1,285,900株
8/16 66,900 55,100  0 1393円▼400円 比例配分S安売り気配
8/15 28,300 23,500 100 1793円▼500円 比例配分S安売り気配
8/14 114,900 27,700 75,900 66.1%
8/10 59,400 20,200 35,300 59.4%
8/9  39,500 12,300 23,800 60.3%
8/8  73,600 16,200 48,900 66.4%
8/15終値1793円▼500円 出来高28,300株比例配分 S安売り気配
貸株の空売りはわずかに100株
8/16終値1393円▼400円 出来高66,900株比例配分 S安売り気配
貸株の空売り0
8/17終値1351円▼42円 1,285,900株 高値1480円 安値1337円
1480円△143円で寄付きましたが、その後10:27安値1337円
寄付き天井の大陰線で引けました。
しばらく底練りになりそうですが、今の相場では事前の予想値を
信じてはならないということです。
小型株のためここまで異常値まで売りたたかれますが、時価総額上位銘柄でしたら
ここまで値下がりすることはまずないでしょう。

2022年、2023年相場で、AIによる空売りで多くのことを学びました。
今の日本株は、AIの取り引きが席巻しており、時価総額上位銘柄以外は
決算発表で事前予想が良い銘柄を安易に信じ込んではならないことです。




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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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