2013-08-01 Thu 00:48
400万画素から1000万画素のデジカメに買い換えたとき、画素数が増えるとこんなにも写真はキレイになるのかと驚きました。
僕のスマホは800万画素、僕のカメラfz200は1200万画素。比べるとfz200の方が確かにキレイです。 ということは、 画素数=画質 なんでしょうか? 画素数が増えるということは、写真を構成する点々が増えるということ。点が細かければ細かいほど、角が取れて滑らかになる。点々で丸を書くとき、十個の点より百個の点の方が滑らかですよね。 だったら1000万なんて言わずに4000万とかにしちゃえばいーじゃんとなるけど、実際はそうではない。 丸を書くとき、なにに書きますか? ノートとか紙とか地面とか。キャンバスが必要なのですよ。 センサーとは、キャンバスのことなんです。 デジタルカメラは『光を点々に変換して、センサーに写す』ことで写真を記録します。つまり、 光=筆記用具 点々=筆記用具で描いたもの センサー=キャンバス ってわけ。 単純に考えてみてください。画用紙に描けば描ける絵も幅が広がりますよね。小さいメモ帳じゃ、精密に書けば書くほどごちゃごちゃになりますよね。 いくら絵がうまくても、キャンバスが小さければ表現に限界はできてしまうのです。 我ながら上手い表現だなーと思ってしまいました(照)。書いてて、理解が深まってしまった。 だって、このカメラ講座はもともと僕のために始めたんだからなッ! デジカメが出た頃はどのくらいの画素から始まったのかわかりませんが、もはや画素数は頭打ちの状態で、画素が増えれば写真の容量も右肩上がり。800万画素のスマホは2mb(メガバイト)に届きませんが、1200万画素のfz200は4mbを越えています。 1000万を越えれば大差ないって読んだことあるし、要は画素数が多ければいいってもんじゃないってこと。 センサーの話に戻りましょう。 主なセンサーサイズは、、、 フルサイズ=35mmフィルムと同じ大きさ?数十万の超高級機種に採用。 APS-C=一般的なデジタル一眼レフのサイズで、フルサイズよりは小さい。安いものなら五万円程度で買える。 マイクロフォーサーズ=APS-Cより小さい。オリンパスとパナソニックのミラーレスはこれで決まり? 1/1,7型=いってんななぶんのいちがた。更に小さい。高級コンデジはこのサイズが多い。 1/2.3型=一般的なコンデジや、一部高級機種で敢えて採用。 この他にもその機種独自のサイズがあったりして、まさにピンキリ。ググればサイズの比較画像なんかも見れると思います。そっちの方が詳しいしね。 肝心のfz200ですが、残念ながら最小サイズの1/2.3型(涙)。あなたの小指の爪ほどしかない。五万円もしたのに、一万以下のコンデジと同じサイズなんて、、、。でも、これには理由があるんです。 センサーがデカイと、 ①ボディ、レンズがデカくなる ②価格が高くなる ③重くなる の三重苦が待っています。 fz200が25-600mmf2.8通しのレンズで五万円というスペックをあのサイズで実現できたのも、極小サイズのセンサーあってのことです。敢えて採用してるんだね。 じゃあデカイセンサーはいらないんじゃね?というところですけど、センサーがデカイとボケ味がキレイに出る(らしい) し、暗い場所で撮ってもノイズが出にくい(らしい)。 この辺はせめぎ合いになるから、自分がどんなシチュエーションで撮るのか、価格や携帯性をどこまで許容できるかにかかっています。 僕がfz200を使ってみた感想としては、 『これ以上デカイセンサーが、果たして必要だろうか?』 確かに暗い屋内撮りはもう少しキレイに写ればなと思う場面もありますが、屋外や充分に光量のある屋内なら、驚くほどキレイに撮れます。まあデカイセンサー使えばもっとキレイに撮れるということなんでしょうが、三重苦を味わうくらいなら今のままの方がいいかな。 パソコンに取り込んで、超拡大して比較すれば差は出るでしょうが、印刷して観るくらいならわかんないと思いますよ責任は取れませんが、、、。 というわけで、今回はセンサーサイズのお話でした。次はレンズの話になるかなあ。レンズ交換式は使ったことないんでその辺は憶測も含むでしょうが、f値とか絞りなんかの話も出てくると思います。 よろしければ拍手ボタンをクリックお願いします。 ↓ |
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