世間さまでは十六連休という恐ろしい事態に突入したようですが、僕はこよみ通り(汗)。
激務の合間を縫った日曜日。妄想を押さえきれずに郡山駅前のヨドバシカメラに行って来ました。



三月ぐらいからか、、、。僕の心がざわつき始めたのは。やっぱり期待するじゃないですか誕生日プレゼントを。

標準ズーム、望遠ズームの次に買うレンズは、単焦点レンズとよく言われます。逆に言えば、標準レンズ+望遠レンズ付属のダブルズームレンズキットを買っておけばレンズを買い足す必要はないのです。
それだけで九割の撮影に事足りるし、残りの一割は画質を追求するとか超広角もしくは超望遠とかだからね。

単焦点レンズはズームできないかわりにf値が小さく(=明るい)、描写にも優れていることが多いそうです。不便ゆえに自分の足で構図を決める必要があるため、写真が上手くなるとも言われてますね。

で、当初はニコンの35mm・f1.8の単焦点が欲しいと思っていました。価格も二万円強です。
APS-Cセンサーの35mmという焦点距離は、フィルムカメラやフルサイズセンサーのカメラに直すと約50mm。50mmは人間の視界に近いらしく、『視たまま』撮れるというのが人気なんだって。



しかしながら、単焦点を買ったら確実に使わなくなるよね父のレンズは。あちらはフルサイズ換算で90mmくらいでちょっと長いし、露出は完全に勘頼りだし、使い勝手は正直悪い。便利で使いやすい焦点距離の単焦点あったら、使うわけがない。

いろいろリサーチを重ねると、シグマというメーカーが造るレンズが写りがよく、しかも価格も安めなんだとか。よし、突撃するっか！

実際のところ、レンズを買う予定はありません(滝汗)。予定はないけど気になったら確かめたくなるのが僕のタチ。試し撮りをかねて、気になるレンズを試させてもらいました。



シグマ17-70 f2.8-4.0 macro です。ボディはニコンのd3200。最も短い状態は17nm。

前玉(前方のむき出しのレンズ)がかなり大きく、迫力があります。フィルター径はキットレンズより20mm太い72mn



レンズ最長の状態が最も焦点距離の長い70mm。よく見ると、鏡筒の部分が二段階に延びています。カッコえーなあ。

このレンズの魅力は、キットレンズよりすべてにおいて一段階優れていること。

キットレンズに比べると焦点距離はより広角、より望遠で、f値も明るく、マクロ撮影(近づいて、小さいものを大きく撮ること)にも強い。
つまりまるっきりいままで通り使えて、今以上に撮影の幅が広がるってこと。



ちなみにキットレンズを装着した状態。赤いフィルターがアクセントで、グリップのラインとお揃いがお気に入りなんだ。
ひとそれぞれ好みはあるでしょうが、丸っこくてボリュームある外観は僕にはかなり魅力的です。

買える買えないか。その鍵を握るのは妻なのだけれど、その鍵を渡されるなら今日にでも買おうかなと思っているほど惹かれるレンズです。あの姿を眼にするまでは、、、。

ッ！！！！！

ッ！！！！！

ッ！！！！！





なんじゃこりゃー！激しすぎる！まるで大砲だよ17-50 f2.8は！
17-70に比べて望遠側が短く、寄れない。デカくて重い。鏡筒も二段に延びない←こだわり

しかしながら、この圧迫感といったらないね。とんでもない迫力だよ。前玉フィルター径はキットレンズの52mmに比べて25mmも太い77mm！フィルターいくらするんだい？



写りもスゴい！毛の一本一本、眉毛の一本一本もシャープだし若干暗めに写っているけどオートで撮っただけだからそこは愛嬌。
驚いたことに、ピントを合わせたにーにの瞳を拡大すると、カメラを構える僕が映っていたのです。

もともとその存在は知ってたんですが、金のリングと文字に嫌悪感すら感じてた。なんとなく下品だと。
ところがこうしてみると金の差し色のもたらすゴージャス感はスゴい！もうエクスクラメーション(ビックリ)マークばっかりついちゃうよ！！！

いやーもう17-50 f2.8しか考えられないね三本目のレンズは。いや、親父のレンズを含めると四本目か。確かに普段使いに不便な面もありますが、僕の心は今日決まった。
あとは妻が扉を開けてくれるのを待つだけだ(滝汗)。



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