先々週日曜日、彼女をデートに誘うと用事があるからと断られ、暇を持て余した俺は
来週にせまる彼女の誕生日プレゼントを物色しに、一人で出かける事にした。
指輪かネックレス、服がいいかとあれこれウィンドウショッピングを楽しんでいると、
ガラス越しに彼女の笑顔が。一声掛けようと店内に向かう途中で、
その隣にいるのがスーツを纏ったダンディなおじ様が彼女の腰に手をまわしているのが見えた。
ホテル街へ寄り添って向かう二人。ホテルへ入る二人を目の当たりにして、軽くショックを受ける俺。
あのおじ様は、きっと彼女の叔父様なんだと思いこもうとしてたけれど、浮気確定。
念願の一眼レフデジカメと望遠レンズを購入。カメラとレンズを入れるバッグはおまけで貰えたw
向いのホテルへ向かい、現場の見える部屋を物色。
一人でホテルへ入り、窓を少し開け、カメラを構えひたすら時間が過ぎるのを待つ。
途中、何枚か自分のチ○コを試し撮り。
そして待つこと2時間。二人は出てきた。
彼女の方からおじ様へ抱きつき、熱いキ.ス.。
外でそんなことできる子じゃなかったと思ったのに…
つか、俺が外で冗談で乳触ったらすげー激怒してきた彼女なのに、おじ様にはキ.ス.を許すなんてと、大いに嫉妬。
キ.ス.シーンも抱きついてるシーンもしっかりとデジカメに収めましたよ。
チ○コで試し撮りしたのがよかったのだろう。
その後俺はホテルのテレビで工口番組見てひとりでオ ●ニーして、大人のお城を出た。
そして俺は、念願のカメラを手に入れた嬉しさから、いろいろな写真を撮ろうと、
近くの公園に向かった。接写モードで花を撮ってみたかったんだ。
花や小鳥、風景を撮りまくって、写り具合を確かめると彼女のキ.ス.シーンが。
少しへこみながらも花を拙者しまくってたら、後ろから子供の声が。
「おじちゃん、なにしてるの?」と。おいおい、俺はまだ21だぜ?
とつっこみたくなったが、普通に写真を撮ってるんだよと女の子に答える。
すぐ後ろにいまどき見たことない白のワンピースを纏う素敵な女性が。
ひと昔前のセレブなお嬢様って感じの人。
女の子の母親らしい彼女は、お兄さんの邪魔しちゃいけませんよと微笑みかけている。
女の子は「はーい」と、とてもいい返事をして、母の元へたたたと駆けていった。
母は子供に「もうすぐパパが来てくれますからね~ 一緒にお昼しましょうね」と言っていた。
この時点で、時間は3時過ぎ。ずいぶん遅い昼食だなと思っていたら、
オーイと渋い声で寄ってくる男性が。俺固まる。彼女の不倫相手のおじ様ではないか!
仲睦まじい親子の後姿をひっそりとカメラに収めてみた。
今日で一番いい写真が撮れてしまった事に自己嫌悪。
その後、俺は親子をストーキング。男は大きなビルに入って行き、母子は、「お父さんがんばって」と、別れた。
俺はストーキングターゲットを親子へ変更。
一度顔を見られてるから、もしかしたら通報されるかもというドキドキ感がたまらなく気持ちよかった。
彼女は俺と出会った公園に戻り、近くのパーキングへ向かった。
やっべ、車での移動だ! 見失うとあせった俺は、すぐタクシーを捕まえ、
公園Pの出口付近で先回りして待機。そして後悔。
親子の乗る車が何なのか見てなかったので、遠くから見てるだけじゃ特定できない!
ツメの甘さを痛感しながら、とりあえず一番最初に出てきた車を追ってと運転手さんに言った。
怪訝な顔をし、やっかい事に巻き込まないでくださいよと言いながらも、
目が一瞬ワクワクの輝きを放ったのを俺は見逃さなかった。
出てきた車を追い、信号待ちで横に並んでもらう。ビンゴ! 親子の車だ。
俺は運転手さんに「気づかれないようにね!」って念を押した。
運転手さんは「浮気の調査ですか?」とか興味深々に聞いてきたけれど、
守秘義務ですので言えないんです、すみませんと言うと
少し興奮ぎみに「まかせてください!」と。俺もちょっとなりきってて楽しかったw
20分も車を走らせてると、閑静な住宅街に。車通りも極端に少なくなり、
これは尾行が気付かれるかも…と、心配したけれど、心配は要らなかった。
親子は特に寄り道をすることもなく、家の前に車を止めた。
運転手さんには怪しまれない様、通過してくださいとお願いし、
少し行った所で止めてもらい、1万渡して、しばらく待機してもらうように頼んだ。
なんとなく家の周りに塀がずっと続くほどの豪邸かと勝手に思い込んでたので、
意外と普通の家で拍子ぬけ。土地にして30~35坪ってとこだろうか…
まぁ、普通の中流階級ちょい上ってとこだな。
下流の中あたりにいる俺からしたら、それでもうらやましいが…
コメント
さっさと切り捨てればいいのに
だが
あれから10年
自宅に帯付き500万。
おじさまナニモノ?
>途中、何枚か自分のチ○コを試し撮り。
お前って奴は……..
文章がうまいよね、本業の作家さんなんだろうな。
向いのホテルへ向かい、現場の見える部屋を物色。
一人でホテルへ入り、窓を少し開け、カメラを構えひたすら時間が過ぎるのを待つ。
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ホテル街の道は一車線ぐらいしかないから向かいのホテルからホテルを出てきた二人を撮影しようと思ったら
・二階までぐらいじゃないか、
・向かい合ったホテルの間隔はそんなにないから撮影できる角度がとれる部屋は限られてるんじゃないかとか
・撮影するためには窓が開かなきゃいけないけどラブホテルの窓、通り道側で外が自由に見えるようなところがあるのか、しかもこれ昼間の話しだぞこれ、とか、
・距離感から言って望遠レンズは600mmぐらいないとバッチリ顔がわかるように撮れないんじゃないか、
600mmの望遠レンズって10万円以上する、半分の300mでも3万円以上 一眼レフカメラ本体は憧れの、って言うからにはボディだけで7万円以上、 最低でも10万握りしめていったのか…21才で。 キタムラだから中古でそろえたのか?
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途中、何枚か自分のチ○コを試し撮り。
・一人でラブホテルに入って、道路が見える窓を開けて,賃故出してたのか…. 試し撮り、って遠くのものを撮りたいのにいちばん近くをとる状態で試し撮りしてどうすんだ、試し撮りするんなら連中が出てくるであろうポイントを通る車や人を試し撮りだろうに
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とか突っ込みたくなる。 夢がないなあおれ
とか突っ込みたくなる 野暮だなあ
600mmと憧れのボディがそんな値段で買えるわけないやろ、0が一個足らんわ。
仕事しろ
00年代はこの程度でもウケてたんだろうな
信用できない相手とは縁切りですな
この不信感を時間は解決してくれないからね