58: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/09/14(日) 00:45:31.36 ID:s8S6PYXy0.net
21時すぎくらい。
どうも落ち着かない。
今日のうちに病院に行かなくてもいいのだろうか?
妹に聞くと「先生にはお兄ちゃんとお父さんは明日の朝来るって伝えたけど、今日来いとは言われなかったよ。」
何か胸騒ぎというかとにかく落ち着かなかった。
思い切って病院へ行くことにした。
駅へ向かう途中で父親に電話をして、「今から行くけどお父さんは明日の朝に来たらええから」と伝えた。
もうすっかり暗くなった病院のロビーを抜けて、ICUへ向かう。
ちょうど部屋に入るときにすれ違った看護師に「あ、お兄さん、お母さん頑張ってますから声をかけてあげてください」と言われた。
時計を見ると22時前だった。
病室では俺と母親の2人だけだけど、病室のすぐ外では3人くらいの医師が母親の容態を映すモニターとにらめっこしている。
俺は母親のそばに座り、パンパンにむくれあがった母親の手を握り「お母さん、きたで。もうちょっとやで頑張ろうな」と声をかけた。
部屋では呼吸器から聞こえるシューシューという音と、たくさんある機械から規則的に鳴るピッピッという音だけしか聞こえなかった。
どうも落ち着かない。
今日のうちに病院に行かなくてもいいのだろうか?
妹に聞くと「先生にはお兄ちゃんとお父さんは明日の朝来るって伝えたけど、今日来いとは言われなかったよ。」
何か胸騒ぎというかとにかく落ち着かなかった。
思い切って病院へ行くことにした。
駅へ向かう途中で父親に電話をして、「今から行くけどお父さんは明日の朝に来たらええから」と伝えた。
もうすっかり暗くなった病院のロビーを抜けて、ICUへ向かう。
ちょうど部屋に入るときにすれ違った看護師に「あ、お兄さん、お母さん頑張ってますから声をかけてあげてください」と言われた。
時計を見ると22時前だった。
病室では俺と母親の2人だけだけど、病室のすぐ外では3人くらいの医師が母親の容態を映すモニターとにらめっこしている。
俺は母親のそばに座り、パンパンにむくれあがった母親の手を握り「お母さん、きたで。もうちょっとやで頑張ろうな」と声をかけた。
部屋では呼吸器から聞こえるシューシューという音と、たくさんある機械から規則的に鳴るピッピッという音だけしか聞こえなかった。