500: 飛子 ◆GplYuWLnjA 2008/03/12(水) 20:19:18
俺は彼女に会った瞬間から自分のサレ夫としての立場なんてすっかり忘れて、まるで物語
の語り部のように彼女が舞台から去った後にいったいなにがあったのか、ひたすら語り続
けました。
間男の悲しみ、間嫁さんの苦悩と後悔、嫁の執着、そして嫁が間男の愛を勝ち取るために
いったい何をしたかを。
彼女は途中から泣きながら俺の話を聞いていました。
そして俺が全てを話終わると、彼女は無理やり微笑んで“きっとあなたも耐え切れないほ
どお辛かったと思います。それでも私にお伝え下さり本当にありがとう。心から感謝しま
す。“といって帰って行きました。