カエサルの自己反省。。
久しぶりの出張で、久しぶりに本が読めた(笑
カエサルのエピソード。。
もちろん、ユリウス・カエサルのことである。
英語読みでは、ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)である。。
会計検査官としてスペインに赴任していたときのことである。。
カルタゴがスペインを支配していたころから栄えていた商港ガデスには、半神ヘラクレスに捧げられた神殿があり、出張の途中で神殿に参ったカエサルは、ヘラクレス神殿よりも、神殿内に安置されていたアレクサンダー大王の方に強い印象を持ち
“アレクサンドロスが世界を制覇した歳になったのに、自分はなにひとつやっていないではないか”
と自己反省したそうである。。
カエサルの身近な人からすれば、自己反省くらいやってもらいたい心境だったらしい。
アレクサンダー大王までは比較の対象にしなくて良いが、同じローマの同時代の人達(ポンペイウスやキケロ)の活躍をみれば、少しは“がんばってよぉ~”と。。
ただ、カエサル自身は自己反省したものの、カエサル自身の生き方は表向き以前と少しも変わらなかったのである。。
あくまでも、表面的には。。。。
カエサルは、アレクサンダー大王やスキピオ・アフリカヌスやポンペイウスの早熟な天才タイプではなく、40歳なってから。。
しかし、とたんにローマ世界はカエサルを中心にしてまわりはじめた珍しいタイプだったそうです。
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