ボチボチとやっていくかもしれないし、そうでないかもしれない。
AJスタイルズvsジョン・シナ < オカダvsケニー
1/4の「オカダ・カズチカvsケニー・オメガ」の評判が凄いですね。実際、壮絶な一戦でした。
ケニーは「この試合で完全にトップのポジションを獲得してやろう」という意気込みで闘っていたように感じました。後頭部・背中への一点集中、度肝抜かれた空中弾、説得力抜群の荒技、更に新日本流とも言えるフィニッシュ前の切り返し合戦。いろんなモノを“プラス”して生まれた名勝負。圧倒されました。
そして約1ヶ月絶った1月末、またも子の試合が話題となっています。
WWEのPPV「ロイヤルランブル」で行われた「AJスタイルズvsジョン・シナ」に対し、オカダ・カズチカが「オカダvsケニーのほうが上」的ツイート。
AJ/Cena < Okada/Omega #RoyalRumble
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2017年1月30日
ロイヤルランブルのタグ付きですからねぇ。
更に、新日本ワールドが「オカダvsケニー」を1週間限定で無料公開すると英語でツイート。「見て判断してね」ということ。自信がありますな。
The whole world's talking about "BEST MATCH EVER" Okada VS Omega! NOW FREE TO WATCH FOR 1 WEEK!!
— njpwworld (@njpwworld) 2017年1月31日
▷https://t.co/KxImKGiffS#njpw #njpwworld pic.twitter.com/v0wYkKSFFq
この件に関してはケニー・オメガもツイートしています。
You can't compare apples and oranges. And at the end of the day, I could easily have Cena and AJ's best match in WWE. There is no argument.
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2017年1月30日
今は試合を比較するのが難しい時代。団体が違えばもっと難しい。「ネット・プロレス大賞」に参加してくれている方も、そう感じるでしょう。
差をつける基準は個人によって違う。今のプロレスは様々なスタイルがあります。
オカダ選手のツイートに関しては、アメリカ進出への本気さが出たものと思っておきます。
中邑真輔vsボビー・ルード、リマッチしてくれ!
AJスタイルズvsジョン・シナが行われた前の日、アメリカではNXT特番「テイクオーバー」が行われました。私もWWEネットワークでライブ観戦しています。この大会のメインで行われた「中邑真輔vsボビー・ルード」が大変に興味深い内容でありました。
「中邑が2度目のNXT黒星、ベルトを失う」というニュースが先行してしまっていますが、その内容もなかなかのもの。
お互い技数がひじょうに少ない試合だったのです。じゃあ地味かと言うと、派手ではないがしっかり興奮はさせてくれる、そんな試合。
ボビー・ルードは今時珍しいフレアーやニックボックウインクル的な小ずるい技巧派。出した技は、フィニッシュのグロリアスDDT以外だと3~4種。ダブル・アックスハンドルとかスパインバスターとか、ロープ足乗せエビ固めとか。
中邑は元々それほど技が多いタイプではない。そしてルードとは真逆の“ストロング・スタイル#。でも試合は大変盛り上がりました。
チャントに夢中の面倒臭いタイプの客が、徐々に試合に集中していく。
とにかくルードはスカしまくる。
こちらの動画でルードの「キンシャサ封じ」が見られます。
ダウンして立たない(笑)。でも、この時の中邑が最高なんですよ。全身から「イラだってるぞ」の感情が見えてくる。日本じゃここまでやらないでしょうね。
ルードの小ずるい攻撃は止むことを知らず…ついには中邑がプッツン。ストンピングでボッボコ。これは燃えますねぇ。ちょっと僕の大好きな「天龍源一郎vsランディ・サベージ」を思い出しましたよ。天龍のチョップ連打が中邑のストンピング。
真逆ながら互いのキャラを100%生かす試合ぶり。噛み合ってないようでハマリまくってる。表情やアクションも利用し、観客を手のひらに乗せていく。
根底にしっかりとした技量があるからこそ。
最後はご存知のように中邑が膝を負傷。そこを狙われ大失速、敗れてしまいました。結果と井に、好勝負が途切れてしまったのが残念。でも、中邑がベルトを失う形としてはアリかな?と数日経って思えてきました。
とにかく、怪我まではWWEでも最近はあまり見られない渋いけど興奮できる名勝負だったと思います。ちょっと実現するかは微妙ですが、リマッチのときには「年間ベストバウト級の試合が見られるかも」と本気で期待しています。
壮絶さが大きな売りの「オカダvsケニー」とタイプが違うからこそ勝負ができる。1/4に関しては「リスクが高すぎる」という声も出ています。まぁ中邑も怪我しちゃったわけですが(笑)、リマッチが無事に終わったらということで。
「2017年のベストバウトはもう決まり」なんて言われますが、スタイル次第、やり方次第、見る側の受け取り方次第ではまだまだ分からないといううことですよ。
そんなの当たり前のことですって? そうです、でもあまりにオカダvsケニーが“当然”のように推されるので、ちょっと言っておきたいな、と思ったわけであります。まぁまだ11ヶ月ありますしね。
もちろん、「オカダvsケニー」がベストバウトになっても全く問題な いのですよ。
今の時代、YouTubeで数分見ただけでも「スゲエ」と思わせる試合も必要でしょう。新日本の海外戦略を考えれば、WWEで絶対できないような死闘をプッシュするのは正解。でも個人の評価はいろいろ。
最終的に何が言いたいかというと…2017年も「ネット・プロレス大賞」よろしくね!ということです(笑)。
結果予想が難しくなるほうが参加するのも楽しいですよね。
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