失礼しました。
5月6日(日)に開催されます、文学フリマ という同人イベントにサークル参加することにしました。コミケ以外のイベントは初めてです。
スペースは キー19 アフガン航空相撲研究会 です。
久しぶりにロードで外を走ることにしました。先日書いたように殆どエアロバイクと化していたのですが、やはりロードは外を走ってこそです。と、ついでに先日購入した後方ドライブレコーダー
FLY6
の使用感を試したかったのもあります。
天気は上々、気温も暑いというほどではなく、最高のサイクリング日和。
多摩川の橋を渡る前は、これから車の多い都内に向かって走ろうか・・・と思ったりしていました。
が、この動画のあととんでもないことが
時系列と個人特定の避けるため、ここから全て私で統一します。
橋を渡る途中、目の前で人が倒れました。年の頃は50中盤、頭には自転車用ヘルメット、サイクリングジャージにレーパンと、見た目は自転車を止めて休憩していうサイクリスト、といった風情。立ちくらみか何かで倒れたかのようにも見えました。
私は自転車を止め、近寄って声をかけますが、反応がありません。自転車乗りが倒れる、というと熱中症、ヘルメットを外して靴を脱がせて楽な仰向けに寝かせますが、特に熱中症の症状は見られません。もしや、と顔に耳を近づけると呼吸をしていません。
私がそこを通りかかったのは私が声をかけているところでした。私に訪ねたところ、この御仁、呼吸をしていない、というではないですか。私は職業柄緊急救命講師の資格を持っているので、私に言いました。
心臓マッサージをしますので救急車の手配を
実は生の人間に心臓マッサージをするのは初めてです。いざやってみると人間の胸、というのは人形よりも柔らかく、人形みたいに押したら音がするわけではありません。つまりどれだけ押したらいいのかわからないのです。確かに講習会では「肋骨が折れてもいいから思いっきり押せ」と教わりましたが、これでいいのか。ただただ声をかけながら胸を押し続けます。
私が心臓マッサージをしているときに通りかかった私も一緒になって声をかけ続けます。倒れた男性は時々、舌を出しながら息を吐き出すものの、自律呼吸とは程遠い状況です。遠くからサイレンの音が聞こえてきました。ここは神奈川と東京の県境、多摩川の橋の上です。どちらが来るのか、と思ったのですが、音は神奈川サイドから近づいてきます。遠くに回転灯の光が見えてきたので手をふって場所を知らせます。
車から降りた救急隊員は素早く私と心臓マッサージを交替、別の隊員はAEDの準備を始めます。声をかけつつAEDをセット。スキャンを開始します。AEDから
電気ショックをします。離れてください
あとはなんだか映画のような光景が目の前で繰り広げられていた。
なんだか疲れてしまいましたので、そのまま多摩サイを流して帰りました。