北川航也 : つれさか　-徒然サッカー雑記-

昨年夏からオーストリアの名門ラピド・ウィーンでプレーしている北川。移籍後にザルツブルク戦でゴールを決め、大きなインパクトを残したものの、その試合で左足首を痛めチームを離脱してしまいます。数ヶ月後に復帰したものの、そこからなかなか定位置を確保できておらず、今シーズンはここまでリーグ戦で先発出場なし。厳しい状況が続いており、サポーターの中には戦力としてどうなのかと懐疑的な目を向ける人もでてきているようで、移籍後から変わらず応援しているサポーターとぶつかることもあるようです。

しかし、先日に行われたアーセナルとのELの一戦で、ストライカーのフォンタスが中手骨を骨折。チームが過密日程をこなしている最中のことでもあり、北川にとってはスタメン出場のチャンスが巡ってきたことになります。

オーストリアリーグ第5節、2位で首位ザルツブルクを追走するラピド・ウィーンはアウェーでWACと対戦。ザルツブルクは既に今節の試合を勝利しており、追いかけるラピドとしては、しっかりと勝ち点3を積んでおきたい試合となります。

北川がセカンドストライカーの位置でスタメン出場し、チームの勝利に貢献した試合のまとめをどうぞ。

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昨夏に清水エスパルスからオーストリアのラピード・ウィーンへと移籍した北川。前回のアジアカップでは日本の前線を任されたこともあって、国内でも広く名が知られるようになった23歳のフォワードが、更なる飛躍を目指し欧州の舞台へ飛び出しました。

ラピード・ウィーンは国内のリーグ優勝32回を誇る名門クラブで、近年力をつけてきたレッドブル・ザルツブルクと比べても、その獲得タイトル数は圧倒的な数字。とはいっても、ここ10シーズン以上リーグ優勝から遠ざかっているとあって、立て直しに強い意欲を燃やしています。

北川はザルツブルクと死闘を演じたカップ戦でゴールをあげるなど渡欧後の適応を順調に進めていたようですが、その後に足首を負傷。一時は長期離脱も危ぶまれていたものの、昨年12月には3ヶ月ぶりにピッチに立ち、今はチームのスタメンの座を確保すべく巻き返しをはかっているところです。

オーストリアリーグは新型コロナウイルスの流行により中断期間に突入していたものの、6月に入って再開し、現在はプレーオフのチャンピオンシップラウンドに突入しています。今シーズン好調だったLASKは中断期間中の違反行為が発覚し厳罰が下され、代わりに首位に立ったのはレッドブル・ザルツブルクで、ラピード・ウィーンはCL2次予選の出場権が手に入る2位につけているという状況。プレーオフに入ってからの3試合はベンチからの出場となっていた北川ですが、3位WACとの直接対決となった第4戦の大一番でスタメン出場のチャンスが巡ってきました。

今回は北川はオーストリアリーグで初得点をあげた一戦のまとめをどうぞ。