191cmと恵まれた体格を活かしクラブユース選手権やJ3で得点王に輝き頭角を現してきた原大智。もともとは高身長ではなかった事から裏に抜けるプレーも上手く、プレーの幅が広いのが特徴で、2019年に行われたU20ワールドカップでは日本代表として出場した期待の若手FWです。

2020年にはFC東京のトップチームで26試合に出場。力をつけてきた事が評価されたようで、2021年の2月にはクロアチアのイストラに移籍し、すぐにレギュラーポジションを獲得すると18試合で8得点と即座に結果を残してみせました。この好パフォーマンスを高く評価したのがスペインのアラベス。イストラの株式の大半を所有している関係から原をしっかりとチェックしていたようで、今回の獲得に繋がったようです。

クロアチアのサッカーファンは原の移籍を惜しんでいたようで、短期間で大きなインパクトを残したことが伺える反応がありました。一方のアラベスのファンは今回の契約に懐疑的な声が目立っており、欧州の上位リーグで経験のない若手獲得は賭けなのではないかという人も。それでも(数シーズンは)成長を見守るべきだというサポーターもいて、クロアチアでのプレーをチェックしていた熱心なファンもいたようです。
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