昨年末にシャルケのトップチームと契約を結んだ上月壮一郎。各年代の日本代表に選ばれていたものの、2021年まで所属していた京都サンガではこれといった結果を残せず、2022年2月にドイツ5部のデューレンに入団しました。そこでチームの昇格に貢献する活躍を見せると、昨夏にはシャルケのU23に加入し4部リーグでプレーし、今季は14試合で8ゴールと数字を残し躍動。遂にはシャルケのトップチームとの契約を勝ち取り、1年と経たずに5部からドイツのトップリーグまで這い上がってきました。

シャルケは今シーズンのブンデスリーガでダントツの最下位に沈んでおり、戦力の補強が急務となっていましたが、財政難とあって打てる手は限られていました。そんな中で5部から頭角を現してきた上月の存在を一筋の光明と捉えるファンもいるようで、沈黙している攻撃の起爆剤となることを期待する声もあがってきています。

リーグ再開となった先週末の試合で上月は2列目に入ってスタメン出場。チームはフランクフルトに3-0で敗れたものの、上月はキーパスを2本通すなど好パフォーマンスを見せました。サポーターからの反応も全体的にポジティブなものとなっており、明るい材料が少ない中で一縷の望みとなっているとする記事もあがってきています。

ブンデスリーガ第17節、シャルケはホームでライプツィヒと対戦。吉田はセンターバックとして、上月は2列目に入って、共にスタメン出場となります。
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