今年1月、フランス1部リーグのストラスブールへ買取オプション付きでレンタル移籍した鈴木唯人。21歳ながら清水エスパルスでは既に90試合以上もピッチに立っており、これまで年代別の日本代表にも選出されてきた期待の若手ミッドフィルダーです。

移籍先のストラスブールは残留争いの最中にあり、現在は降格圏の17位につけている危機的な状況。リーグ戦が残り10試合を切った中で、団子状態となっている14位~16位の集団に追いつき追い越せるか、残留へ向けた正念場を迎えています。

そんなチームに1月に加入した鈴木ですが、2月2日のスタッド・レンヌ戦では早速のメンバー入り。しかし、その後もメンバーにこそ入るものの、中々出番がまわってくることはなく、ベンチから苦戦するチームを眺める日々が続きます。それでも3月の代表ウィークではパリ五輪を目指し強化を進めているU22日本代表に招集され、ベルギー戦では強烈なシュートからゴールを決めました。

フランスリーグ第31節、ストラスブールはホームでアジャクシオと対戦。今節は残留争い中のオセールやブレストが既に勝利しているだけに、食らいついていきたいストラスブールは何としても勝ち点3が必要なホームゲームとなります。
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