NHKの夕方のニュースで、JR東日本が「大人の休日倶楽部」向けに企画した小澤征爾と水戸室内管のリハーサル見学をメインに水戸の観光地を回るツアーを紹介していました。
水戸芸術館でのリハーサルを1時間見るもので参加者は小澤の暖かい人柄を感じたと語っていました。HISのバイロイト音楽祭ゲネプロツアーがあった思いますが使えるものは何でも・・・という商魂を感じます。そもそもリハで料金を取るというところが解せないところです。

ニュースではベートーヴェンの交響曲第4番のリハーサルをしていました。当夜のプロは前半がアルトのナタリー・シュトッツマンが指揮をするメンデルスゾーンのイタリア(彼女の指揮は見てみたいものです)、後半が小澤のベートーヴェン4番。ツアーには本番は含まれず1泊2日 JR系のホテルメッツに宿泊で3万円少々だそうです。

1月17日は新国立劇場の次シーズンの演目発表 HPによると10本 うち新制作が3本 開幕は次期芸術監督の飯守氏によるパルジファル クプファー演出ということで大いに期待できますね。現芸術監督と違い路線がハッキリしていて自ら振れるというのは魅力です。ただ、アニヴァーサリのRシュトラウスは翌年に再演でバラの騎士のみというのは聊か残念ですが・・・
震災で中止になったマノン・レスコーは現監督に配慮してのものでしょう。