日本が、とんでもない後進国なのをご存知ですか?

たしかに、政治や経済,文化の世界では、先進国として扱われているようですが、金融の世界においてはまだまだ発展途上国であり、金融の制度・風習に関しては有数の後進国でしかありません。

日本においては、お金の貸し借りについて、未だに江戸時代の風習を踏襲したままであり、基本的人権を全く無視した制度が認められているのです。

そう、日本国では、この時代においても人身御供や生贄(いけにえ)とも言える連帯保証人が法的に認められているのです。

連帯保証人に第3者の素人を認めているのは、世界広しいえど先進国では日本だけなのですよ。

どうして・・・・?

理由は簡単、貸し手側の金融機関に、プロとしての自覚が全くないことに尽きます。

日本の金融機関は、現代における金融機関の社会的責任・立場を未だに理解できず、借り手の与信調査能力も無く、常に言い訳を用意しているからです。

端的に言えば、どうやって責任回避をするか・・・ですね。

そして、その責任回避の対象が連帯保証人となるっているのです。

たしかに、国会議員が連帯保証人問題を一時期取り上げたことにより、一部金融機関では連帯保証人を設けない動きもありましたが、咽喉もと過ぎれば何とやらで今ではその動きさえ見受けられなくなりました。

このブログにおいても、連帯保証人問題を過去に何度か取り上げておりますが、まだまだ表現しきれていないように思います。

そして、連帯保証で悩むお客様のお話をお伺いする度に、怒りをブログにぶつけてしまいます。


あるお客様は、開業医をなされており、温厚な紳士で地元でも名士です。

そのお客様が、12年前に信頼する友人に頼まれ連帯保証人になってしまわれました。

その友人も、当初は当然に返済しお客様に迷惑を掛ける気など無かったはずです。
しかし、環境が大きく悪化し、その友人が8年前、突然に夜逃げをしてしまったのです。

その日から、お客様の生活は180度変わってしまいました。

返済に追われる毎日が始まったのです。

返済に預金をつぎ込みました。
返済のために、自宅も処分しました。
そして、返済のために、街金等からも借入をしてしまいました。

経営する小さな病院だけ残して、全ての資産を失ってしまい、毎日が金融業者の取立てに追われるようになったのです。

先日、初めて私のところにご相談に来られたときには、破産する費用の捻出もままならない状況でした。

何がこうさせたのでしょうか・・・・

友人を救うという好意が、お客様の一生を台無しにしたのです。

金融機関は、そんな事情は一切考慮せず、当然の如く厳しい取立てを続け、長年蓄積したお客様の資産を剥ぎ取っていったのです。

こんな、プロとしての自覚のない金融機関に、返済する必要がありますか?

断じて、返済する必要はありません。

金融機関を甘やかさずに、戦うべきです。

貸し手としての自己完結能力を追及し、返済を止めるべきだと思います。

その意思が、日本の金融制度を健全にし、金融後進国から脱皮することにつながります。

連帯保証人制度自体が、基本的人権を無視した違法な制度ですから・・・。



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