2010年10月
群馬県桐生市立新里東小六年の上村明子さん(12)が二十三日に自宅で自殺し、家族がいじめが原因と訴えてい る問題で、明子さんが亡くなる数日前に描いた漫画のノートが見つかった。題は「やっぱり『友達』っていいな!」。父親の竜二さん(50)は「本当の友達が 欲しくて、描いたのではないか」と話している。
ノートは家族が明子さんの持ち物を整理して見つけた。三ページにわたり描かれている。登場人物は二人の小学五年生の女の子。一人は転校生で、転校してきた日にクラスメートの前で自己紹介する場面で途切れている。
明子さんは妹に、転校生ではないもう一人の女の子が自分だと話していたという。明子さんは二〇〇八年十月に愛知県一宮市から同校に転入しており、漫画では現実と逆の立場に自分を置こうとしていたようだ。
漫画を描いた時期は、明子さんが給食を一人で食べることが目立っていたころと重なる。竜二さんは「一人でさびしくて描いたのではないか。続きも描きたかっただろうに」と無念そうに話した。
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