専用サッカー場で初練習 JFL藤枝MYFC

サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の藤枝MYFCは4日、焼津市の「いちまるスポーツヴィラ」敷地内に完成した専用人工芝サッカー場で初練習を行った。選手は雨の中、約1時間体を動かし、ピッチの感触を確かめた。
 藤枝MYFCにとって初の常設練習場。斉藤俊秀監督兼選手は小中学校や河川敷で練習してきた3年半を振り返り、「土のグラウンドから始まったことを思うと感無量」と語った。チーム発足当初から所属するMF石田博行は、ボールの弾み方などが天然芝に最も近く、体への負担も少ない最新の人工芝に「素晴らしい環境で練習できることは大きな励み。期待に応えられる成績を残したい」と3月10日のリーグ開幕に向けて意気込んだ。
 サッカー場は藤枝MYFCを支援する焼津市の企業「いちまる」が約8千万円をかけて整備した。10年間をめどにチームにレンタルされる。練習前に竣工(しゅんこう)式を行い、いちまるの大井達也専務、藤枝MYFCの小山淳代表らがテープカットした。



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