信州Liveon:AC長野カラーのチューリップ、長野の公園で見頃 新品種開発も
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 長野市篠ノ井会で市が整備中の篠ノ井中央公園で、オレンジ色のチューリップが見頃を迎えている。同公園の植栽デザインに携わる園芸研究家、矢沢秀成(ひでなる)さん(46)=長野市篠ノ井布施高田=が、日本フットボールリーグ(JFL)AC長野パルセイロのチームカラーのオレンジ色で街を染めてチームを盛り上げよう―と企画。新品種を作って「パルセイロ」と名付け、サポーターらに球根を配る計画も進めている。

 チューリップは、オレンジ色を中心に18品種2万株が同公園の北西側約1ヘクタールに植えられている。昨年11月、矢沢さんとAC長野のアンバサダー(大使)を務める土橋宏由樹さん(35)、約50人のボランティアが球根を植えた。ことし6月にはオレンジ色のマリーゴールドも植える予定。チューリップは植える範囲を3ヘクタールに増やして公園一帯をオレンジ一色にしたいという。

 公園近くには、AC長野が拠点とする南長野運動公園総合球技場がある。土橋さんは「チームカラーの花でスタジアムを盛り上げてくれてありがたい。サッカーと花の相乗効果でもっと魅力的な街にしたい」と意気込む。

 中央公園は2014年度に完成予定。スタジアムや沿道に一年中、オレンジ色の花を咲かせる計画で、チューリップ「パルセイロ」の開発にも取り掛かっている。

 チューリップの見頃は今月末まで。入場無料。問い合わせは、ながの緑育協会(電話026・261・1030)へ。

(提供:信濃毎日新聞)
 


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