BOOWY とか

2020年06月27日

バンドやった方がいいぜ

近所の高校生仲良しグループが
“ガレージに遊びに行きたい”と言っているらしい。

(゚д゚)
なんだそれ。


妻が言うには
“かっこいいガレージのカウンターで飲んでみたい”らしい。

まあいいでしょう。
好きに使いな。


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・・・・ほどなくやって来た仲良しグループ。
カウンターでカルーアミルクでも飲んで帰ればいんじゃないの。


そんな気持ちで
奥でむっちゃんと遊んでいると
カウンターで相手をしていた妻が

「“ヘ(・∀・)こっち来て」と。


どうやらおれと話がしたいという。

(゚д゚)は?



バンドやバイクの事など色々聞きたいという。
なにそれ。おれ変態ちゃうんか。


(*´ェ`*)し、しようがねえな...



やっとおれの事、変態じゃないって理解してくれたのか。
見た目おっさんでも中身はきみ達より年下だよ。


中学生の頃のバンドの話、
バイクや映画、漫画など色んな話をしました。
盛りあがって全員で歌も歌っちゃいました。

テキーラなんか飲ませてませんよ。高校生ですから。


「(・∀・)バンドやった方が良いよ」


「(*´ -`)(´- `*)うん、やろっかな」


「(・∀・)どんな曲やりたいん?」


「(*´ -`)(´- `*)BOØWY」


「(・∀・)まじで?!バンド名決めようぜ‼」



高ぶるおじさん46歳。


「(*´ -`)(´- `*)じゃあ“黒沢組”で」


「(・∀・)最高かよ」



若いっていいな。
今この状態で高校生に戻れたら...
とかは考えない。





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そのうちボトルが空になり
4人組のうち2人は眠り、2人はまだ起きてる。

まさかテキーラなんか飲ませてませんよ。高校生ですから。


「\(・∀・)コンビニ行こうぜ‼」

高ぶるおじさん46歳。

真夜中に皆で雨の中コンビニまで歩いてカップラーメン買って外で食べました。


霧雨の中、傘もささずに歩く下仁田の街並み。

そう、
この道はいつか来た道。
ああ そうだよ。
中3のバンド練習の通り道。
アカシヤの花が咲いてる。

雨粒も街灯も、すべてが輝いている。
あの頃と同じに。
青春ていいな。


翌日用事があったのに結局4時過ぎまで飲んでしまいました。
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
 ⊂彡☆))Д´)若けえな



p.s.

この日の出来事がなんかうれしくて
昔の事を思い出して書き出したら長くなってしまった次第です。
次の世代を担ってくれる若者がいればこの町は安泰です。

おわり
...ではない





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2020年06月26日

スタジオ貸そうぜ

バイブレーションテーブルを10年間やって来て残念に思うのは
地元の中高生バンドの出演でした。


下仁田でバンドやってる中高生はいないのか。
毎年探して声掛けしていたのですが叶わなかった。
今時バンドは流行らないのか…


若い世代に野外フェスでの演奏を経験してもらいたい。

そして素敵なイベントが開催されている地元を誇りに、
やがては自分達が背負って立つ
という若者はいないのか...


そんな世代交代の難しさ、
規模が大きくなり過ぎて次の世代にバトンタッチできるレベルの仕事量じゃなくなった事も
バイブレーションテーブルに一区切りつけた理由です。

※前回まで↓



・・・・それが近所の高校3年生
仲良しグループが“スタジオを貸してくれ”と。

(゚д゚)は?


妻に訊くと
どうもバンドを組んでいるわけではないらしい。

こうちゃんの息子
おお君がベースを始めたので
じゃあおれギター、おれドラム、的な流れで
とりあえずアンプから音を出してみたいだけのもよう。

(゚д゚)なるほどね。

近所の子供達はみな妻とは仲良くおしゃべりするのですが
おれの事は変態だと思って引いてたのか小学生の頃から一度も会話した事ないです。

(゚д゚)おれが変態じゃない事を認めてもらえるチャンスかもしれない。変態だけど。


早速F.T.Wレコードスタジオに案内して
ケーブルの接続やアンプの使い方から
音量調整、室温調整までしてあげました。

なんか出しゃばってるみたいだな、
そもそもこういうのは自分でいじって覚えるもんだしな。

でも初めてなんだから教えてやらなきゃ分かんないよな…
Σ(゚д゚;)ハッ!!

桃姉ちゃんの旦那さん達はこんな気持ちだったのか。

2020-06-19-23-21-30


あの時文化ホールで出しゃばって来た(失礼)老婆心がやっと理解できた気がしました。
その節はありがとうございました。


今、ここにはバンドをやる機材、レコーディングする機材、
すべてが揃っている。
素晴らしい環境だ。


この環境を活かしてバンド組んでライブして、
やがては地元でイベントをやってくれればいいな。
夢は広がる。


どれどれ、
どんな音楽やってるのかな…
「(^ω^ ≡ ^ω^)

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妻:「(・∀・)音が出るようになればもう(行って)いいよ」

(`・ω・´)ウィス

あとは若いもん同士で的な…
おじさんさみしい。




・・・・数日後。

今度はその高校生達が
“ガレージに遊びに行きたい”と言っているらしい。

(゚д゚)は?


つづく







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2020年06月25日

やらせてやろうぜ

結論から言うと、ライブは大成功でした。



※前回まで↓




100人以上の中学生が集まりホールは大盛況。
下仁田町史上初の出来事です。


会場は終始黄色い歓声。


「.。゚+.\\(・∀・)゚+.゚こうじさ~ん‼」


(゚д゚)なぜこうちゃんばかりが。


ライブ当日の様子は昔記事にしているのでこちらをご覧ください。





クリスマスライブの成功に味をしめ
3ヶ月後には卒業ライブを企画。
バンドも増えて一層派手に。

その後下仁田東中学校では代々卒業生が
文化ホールで卒業ライブをするのが習わしとなりました。




・・・・実はだいぶ後になって知ったのですが、
当時大人達の間で
クリスマスライブを阻止しようとする動きがあったそうです。

20年以上経ってラーメン屋さんのカウンターでツトム君の親父さんと飲んでいて
当時の話を聞きました。


学校の先生やPTA、一部の保護者の意見は

『受験シーズンにバンドでライブなんて不謹慎だ』


まあな。(゚д゚)もっともだよね。


中止を要求する反対派の人達に
ぼくの父親とツトム君の親父さんが

『やらせてやってくれ』と言ったそうです。


・・・・


「(´- `*)へ~、知らなかった」


「(`・ω・´)お前らはしょうもない事ばっかやってたけど、あの時は自分達で考えて一生懸命努力してたろ?」


「(´- `*)まあ」



「(`・ω・´)だから『終わったらおとなしくさせるから』って納得させたんだよ」



「(´- `*)そんな事があったんですね...」


「(`・ω・´)頑張ってるお前らを見てな、やらせてやりたかったんだ」


「(´- `*)...」


「(`・ω・´)周りが何て言おうが、おれはな、お前らが誇らしかったよ!」


「(´- `*)親父さん...」



    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
 ⊂彡☆))Д´)おとなしくならなかったじゃねえか



やる事を選択した瞬間から世界が変わり、思考が変わり、見え方が変わり、
全ての物事が良い方向へ動き出すという一連の経験を味わい、
これが原体験となり、野外イベント
バイブレーションテーブルに至ります。


大人になった今も色んな人に協力してもらい、
同じ目標を持つ仲間と邁進する日々。


いくつになっても
“あの頃の感覚を忘れなければ大丈夫”
という気持ちと共に、時間が止まって音楽が流れています。(だから中二病なの)

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そして2020年の今月、近所の高校生達が

「(・∀・)スタジオ貸して!」

と言ってきました。



つづく







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