バイデン大統領が再選するには、年齢的に限界と言われ、
トランプ大統領誕生の可能性が高まってきました。

「もしトラ」から「ほぼトラ」に変わりつつあるようです。

早くもトランプ大統領候補からFX為替相場についてコメントが出ています。
「米国がドル高により大きな問題を抱えている」
「対ドルでの円安や人民元安がはなはだしい。」





2016年、トランプ大統領が当選の可能性が近づくにつれて、
FX為替相場はどのように推移したのか確認してみましょう。
2016年11月8日にトランプ大統領の当選が確実となりました。

大統領選挙前後の米ドル円相場

始値高値安値終値
2016年7月 103.25 107.47  100.02  102.05 
2016年8月 102.05  103.35   99.53 103.42
2016年9月 103.41  104.31 100.07 101.33
2016年10月 101.62  105.11 102.99 104.81
2016年11月 104.81  114.53 101.15 113.54
2016年12月 114.44  118.66 112.84 116.87


大統領選挙前のFX為替は、比較的落ち着いていました。
9月21日に、長短金利操作付き量的・質的緩和が実施されましたが、
FX為替相場への影響は限定的でした。

そして、大統領就任後は大きく米ドル高円安が進行しました。
トランプ大統領候補が掲げる政策は、インフレの原因になるものが多い。
一方で、金融緩和政策を進め、景気を刺激する傾向にある。
インフレと景気刺激策の金融緩和政策という相反する要因で
FX為替相場は乱高下しそうです。



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