CovOOkaUEAAnXjZ



1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/28(水) 23:15:50 ID://WHni2w

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん……事務所に顔を出してください……専務も心配していました」

志希「これは寝言だけど知らない人には着いていきませーん!それにセンムってヒトも知らないから心配される理由がないんだよね~」

武内P「一ノ瀬さんが失踪している間に常務は昇格しました……それと私と会うのは二度目のはずです」

志希「昨日イイニオイがするヒトに名刺渡されたのは覚えてるけど、今のキミは緊張したスメルなんだよにゃあ~」

武内P「事務所登録済みと知らず一ノ瀬さんをスカウトしてしまったのは……失礼しました」

白衣の下の、艶かしい肢体が見え隠れする。布を被るだけのような、着るという行為に無頓着なその姿は、彼を大いに動揺させていた。
今日から私があなたのプロデューサーです。失踪した一ノ瀬さんをそのまま放っておくという事はしません、と覚悟を決めた様子で彼は告げる。呼応するように、志希ちゃんはキョーミない事はしませーん!にゃはは!と笑う。

武内P「つまり失踪している間は、楽しかったのですか?」

志希「……んー?どういう事かな?」

鬼のいないかくれんぼの退屈さを自覚し、ぬっと表情を変えた一ノ瀬志希に、これからは私があなたを探しに行きますと彼は言う。このヒトあたしにキョーミあるんだね、と、新たに芽生えた彼に対してのほんの少しのキョーミ、ただそれだけで、イイニオイのする二人の化学変化は始まるのだった。たまげたなぁ。


no title












3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/28(水) 23:31:45 ID:JZN5VuQc

これ好き




6: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 07:08:39 ID:QsknUJaw

こういうのでいいんだよこういうので




9: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 10:57:45 ID:UCc2CFa.

いいゾ~これ




12: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 14:40:12 ID:7MFA3kmQ

なんでもいいから曇らない志希にゃんはもっとやれ




13: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 15:25:32 ID:NyUS3RzA

これすき
もっと書いて?(強欲)









武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 22:59:45 ID:MZ4P33dI

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「寝てばかりじゃないですか……せっかく事務所に来たのですからこの部屋以外も見てきた方がいいと思います」

志希「志希ちゃんは飽きたら失踪するけどまだ飽きる程キョーミを持っていませーん!それに今失踪しても直ぐに見つけられそうでつまんないねぇ~」

武内P「……見つけてみせると言った手前、なるべく自由にして貰おうと思っていたのですが……それなら私が事務所を案内した方がよかったのかもしれませんね」

志希「その通りだけどアイドルにキョーミが湧かなきゃここで寝たきりのままなんだよにゃあ~」

武内P「仕方ありませんね。それならこうしましょう」

カップを持ち、一ノ瀬志希を誘う。中身はイイニオイのする紅茶がたっぷり詰まっており、彼は毎朝これを口にしてから仕事をしているのだ。
アイドルに興味を持って貰うにはどうればいいか、まずは本人とコミュニケーションを取ろうと彼は小さなお茶会を開く。イイニオイがするねーと紅茶をハスハスした後呼応するように、一ノ瀬志希の唇がカップに触れる。

武内P「……アイドルは楽しいですから……いつかきっと一ノ瀬さんも興味を持てるはずです……アイドルになった一ノ瀬さんがどのような光を放つか……私は興味があります」

志希「……へー♪」

もう少しお互いの話をしましょうと、ぬっと伸びた彼の手が一ノ瀬志希の空になったカップにお代わりを注ごうとする。ただそれだけで、自分に興味があると言った彼に、自分を探させる事にキョーミが湧いた一ノ瀬志希は瞬く間に失踪し、そうきましたかと、彼は苦笑ともに首に手を当てた。たまげたなぁ。




2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 23:05:53 ID:PeZufegE

しき武いいゾ~これ




4: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/29(木) 23:15:21 ID:rkNf8ymo

元ネタがわからない清潔さ


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6: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/03/30(金) 00:12:25 ID:Zz5kMuDw

>志希(にゃはは♪)「zzzz」

ここほんとすき
尊い












武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/05(木) 22:28:02 ID:9xE5PymY

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん、本当は起きているのでしょう?もう帰りましょう」

志希「これは寝言だけどレッスンで疲れたから起き上がれませーん!それにキミからイイニオイしてるからハスハスしないとねぇ~」

武内P「はぁ……疲れたとは……レッスンといってもほんの少しの時間だったじゃないですか……」

志希「志希ちゃんステップもダンスも覚えちゃったからそれですぐ失踪したけど言うとおりにしてくれたらもうちょっと頑張っちゃうかもねぇ~」

武内P「まったく、仕方ありませんね……」

ソファーに横たわる賢すぎた野良猫を、優しく抱き起こす。中身は理性によって完璧に管理される本能がたっぷり詰まっており、一ノ瀬志希は自分が自由である為に本能のままに振る舞うという性分なのだ。
何かいい事あったの?と、彼の首筋へ形の良い鼻をハスハスと当てがう。呼応するように、今日は一ノ瀬さんが初めてレッスンを頑張ってくれましたから、と答える。

武内P「……レッスンによって新しい自分へ変わっていくのは……楽しくありませんでしたか?」

志希「……うーん、まだわかんなーい♪」

ぬっと伸びた手が彼の肩に回る。自分で歩けるでしょう?、それもわかんなーい♪というお決まりのやり取りをし、ただそれだけで、一ノ瀬志希は彼の背中の温もりに自分の意思で溺れていくのだった。たまげたなぁ。




2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/05(木) 22:28:28 ID:EgRFUswE

このシリーズすき




3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/05(木) 22:30:35 ID:I8cpJitU

ぼくもすきです





idolize#2









武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/06(金) 23:05:07 ID:4APAIrPM

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん……最近はレッスン頑張ってたじゃないですか……少しずつですけど……。それなのにどうして……」

志希「これは寝言だけもう結論が出ている化学式をいじったりしませーん!歌もダンスも覚えたからもうレッスンする意味ないって事だよねぇ~」

武内P「……ええ、一ノ瀬さんは物覚えが良いとトレーナーさんも褒めていました。来月の定期ライブでデビューさせられそうだとも……」

志希「レッスンも結構楽しかったけど同じ事ばかりするなら失踪してた方が愉快かにゃ~」

武内P「……結論が変わればそこに至るまでの過程も変わります……一ノ瀬さんのアイドルへの認識が変われば……レッスンの楽しみ方も変わるでしょうか」

歌とダンスを正しくこなせればそれでいいという一ノ瀬志希の中の結論を変え、新たなアイドル像を目指せるようにする。そこには楽しさがたっぷり詰まっており、彼は一ノ瀬志希が自分からレッスンをしたくなるように変化するその時を期待し始めていた。
思えばアイドルとはどういう存在なのかを教えた事がなかった、彼女はこう成れと押し付ければどこかに消えてしまいそうな野良猫だったから。私は失踪する一ノ瀬さんを探しているようで、その実、向き合わずに逃げていたのかもしれませんね、という自戒に呼応するように、覚悟が決まる。

武内P「……今月の定期ライブ……まだ間に合いますね」

志希「え、どこか連れてってくれるの?にゃは!」

ぬっと伸びた腕が彼の首に絡まり、いつものように大きな背中に運ばれようとする。行先にはかつて彼が育てた正真正銘のアイドル達が居るとも知らずに、穏やかな笑顔でいる。彼の中のアイドル像を目の当たりにする、ただそれだけで、探す者と甘えた猫という二人の関係はこの時が最後となった。たまげたなぁ。




2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/06(金) 23:07:34 ID:ySMwwT1E

(確かなストーリー性が)食い込んで気持ちいい!


0-min




3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/06(金) 23:10:20 ID:H6DFzfhE

少しずつ前に進んでて好き




4: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/07(土) 01:16:36 ID:i1i8dPNs

こういうのでいいんだよこういうので




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/07(土) 01:47:41 ID:zh5lSdKE

武志希ママスレ文豪兄貴すき




6: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/07(土) 04:57:07 ID:lrGpNhBc

(続きを)もっとちょうだい…!


ダウンロード












武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/08(日) 17:07:42 ID:JFYgkoaU

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん、そろそろライブが始まります。ちゃんと見てください」

志希「これは寝言だけど志希ちゃん同じ曲レッスンしてたからどう歌うかもどう踊るかももう知ってまーす!それにここに来るまでいっぱいハスハスしたから今日はもう満足だねぇ~」

武内P「そうです。同じ曲で同じパフォーマンスをするのです。だからこそ、一ノ瀬さんに見てもらいたいのです」

志希「早く結論を言わないとそう思う理由がわからないけどあの曲にわからない事なんてもうないしそれもわかり切った事なんだよにゃあ~」

武内P「ふふっ、そう思うのも仕方ありません。ただ、見てれば考えが変わると思いますよ」

暗転の後舞台の幕が上がり、アイドル達が弾けるように飛び出す。歌とダンス、そのパフォーマンスには笑顔がたっぷり詰まっており、一ノ瀬志希は稲妻に撃たれたような衝撃を感じた。
己の胸の高鳴りの答えを探そうと、シンデレラ達の輝きを五感全てを使い感じ取ろうとする。呼応するように、隣の彼の口が開く。

武内P「理解していただけたようですね」

志希「ううん。理解なんてできない。わからない事だらけ……あたしと同じ歌とダンスの組み合わせなのに……凄い……凄い化学反応ー!」

ぬっと伸びたキョーミがアイドルの在り方に触れる。イイニオイしそー!あたしもあれやってみたい!と目を輝かせる。ええ、いい笑顔です、と彼は微笑み返す。ただそれだけで、彼の笑顔の先に居るのは自分ではない事を一ノ瀬志希は理解し、ほとばしるようなコーフンが鉛のように重苦しく凝固していくのを、気分の悪い身震いとともに自覚した。たまげたなぁ。




2: スノーフレーク・ロマンス :2018/04/08(日) 17:36:15 ID:???

嫉妬しきにゃんすばらし菓子…




3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/08(日) 17:38:48 ID:SSX2oOYI

いいゾ~これ




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/08(日) 18:51:29 ID:VeYnm3Fo

こいついつもライブ前寝てんな




9: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/08(日) 20:19:54 ID:HkKXjsSc

追いかけられると逃げたくなるけど背を向けられると注目されたくなるんだよなあ











武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/09(月) 22:35:32 ID:SmutAg6U

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん、本当は起きているのでしょう。しっかりしてください」

志希「これは寝言だけど志希ちゃんは起きませーん!それに体に力が入らないから暫くこのままだねぇ~」

武内P「いきなり無茶し過ぎです。頑張る気になってくれたのは嬉しく思いますが……急にどうしたのですか」

志希「早くしないと来月のライブに間に合わないけど今やらなきゃ志希ちゃん一生野良猫のままなんだよにゃあ~」

武内P「まったく、仕方ありませんね。ほら、行きますよ」

レッスン室に残り、一心不乱に踊る。中身は鬼気迫るものがたっぷり詰まっており、一ノ瀬志希のトレーナーは彼女の変化を心配に思いプロデューサーを呼びつけたのだ。
疲労困憊の一ノ瀬志希を運び出そうと、手を差し伸べる。呼応するように、彼女は首を横に振った。

武内P「……疲れたと言う一ノ瀬さんが歩けないのはいつもの事だと思っていましたが……どうしたのですか」

志希「……ううん、そうじゃない。あたし……何度やっても……あのコたちみたいに踊れない……」

ぬっと差し出していた彼の手が行き先を失う。あたし……キミに背負われるんじゃなくて……自分の脚でキミの前に立ちたい。舞台で輝くあたしを……キミに見て欲しい……でも、どうしていいかわからない、どうなればいいかわかってるのに、どうすればいいかわからないんだ、ただそれだけで、ほとばしるような一ノ瀬志希の迫力に、彼は光と影と新たな可能性を感じるのだった。たまげたなぁ。




2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/09(月) 22:38:33 ID:GXOj0/RQ

がんばれ…




3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/09(月) 22:40:01 ID:Re1ikKV6

良いストーリーでたまげたなぁ。




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/09(月) 22:43:32 ID:rY6jgY3U

これなら毎日たまげろ


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武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/10(火) 23:20:40 ID:dSvuGBvw

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「いや、やはりそのままでも構いません。よく聞いてください」

志希「これは寝言だけど志希ちゃん起きてませーん!それにさっきの本音も寝言だからキミは聞かなかった事にしないとねぇ~」

武内P「一ノ瀬さんが失踪したまま放っておかないと、あなたのプロデューサーになった時私は覚悟を決めました。それはできません」

志希「早くあのコたちみたいに輝かないといけないけどそうならなきゃ志希ちゃんは一生どこにも行けないままなんだよにゃあ~」

武内P「まったく、仕方ありませんね。ほら、いきますよ」

目を合わせようとしない彼女の不意をつくように、一ノ瀬志希を軽々と抱き抱える。いつもは背負われていた為間近で見たことがなかった彼の仏頂面がたっぷり視界に入っており、理由はわからないが一ノ瀬志希は彼の視線からなんとなく目を逸らした。
そのままで構いませんと、彼は語りかける。呼応するようにううん、あたしこのままじゃいられないよ、と漏らした言葉に更にいいえ、それでもそのままで構いませんと返す。

武内P「ライブを観たのは目標の再認識が目的だった訳ですが、その先の目標への挑戦と挫折と、そしてその次の挑戦まで一人で進んでしまうとは……一ノ瀬さんはやはりギフテッドなんですね」

志希「……!」

ぬっと伸びた彼の言葉が天才のひらめきに触れる。ただそれだけで、一ノ瀬志希はほとばしるようなコーフンとともに、自分が答えを出せなかった輝く方法を知っているのはあのアイドル達を育てた他ならぬ彼である事と、自分がそれを見落として見当違いの方向に一人で疾走していた事を理解し、アドレナリンが脳内に限りなく広がっていくのを永遠のように感じた。たまげたなぁ。









4: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/10(火) 23:41:06 ID:0WDXpyXE

あなたの物語の続きが楽しみです




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/10(火) 23:48:06 ID:Bf3roCeE

こういうのでいいんだよこういうので




7: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 02:19:32 ID:Cow0Sq.U

この前と同じスレだと思ってたら話が進んでておったまげた
話の構成がうますぎる+1145141919810点









武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 23:32:44 ID:kInut0dM

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん、またレッスン前に失踪するなんて……そろそろ時間ですよ」

志希「これは寝言だけど志希ちゃんイマイチやる気が起きませーん!そしてそれを何とかするのはキミの仕事だからねぇ~」

武内P「はぁ、ではレッスンを頑張ったら……食事でもどうでしょうか」

志希「あたしを自由にさせる方針ってキミが言ったんだから、キミの判断ではあたしの自由奔放はアイドルに成るのに必要な時間って訳でぇ、それならお言葉に甘えてあげないとにゃあ~」

武内P「まったく、仕方ありませんね……しかしそれで構いません」

手を差し伸べられ、柔和な表情からふふふと鼻歌が漏れる。中身は新たな自分とプロデューサーの在り方に対しての安心感がたっぷり詰まっており、一ノ瀬志希は最近この調子で一度失踪してから晴れた気持ちでレッスンしているのだ。
正しいダンスと正確な歌唱だけでは成り立たない、お砂糖とスパイスと素敵なモノを頭の良すぎた野良猫に与え、一ノ瀬志希とそのプロデューサーは彼女だけのアイドルの方程式を解こうとする。呼応するように、彼の口が開く。

武内P「先程、アイドルに成るのに必要なモノが何かと言いましたが……一ノ瀬さんはもう……成っています」

志希「にゃはは♪それが決まるのはライブの後なんだよにゃあ~」

ぬっと伸びた成長を感じられる一言が彼の心に触れる。いえ、一ノ瀬さんはやはり既にアイドルです。その笑顔が何よりの証拠です、……ふふっ、そっかー、というやりとりの後、ただそれだけで、今日は自分で歩くのですね、うん、自分で進みたいキブン~と二人は並んで歩んでいく。デビューライブまであと少し。たまげたなぁ。




2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 23:39:11 ID:wJx1ex0A

夢みたいに綺麗で泣けちゃうんですが







3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 23:39:44 ID:pI1wkK6A

着実に歩を進めてゐる…




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 23:42:14 ID:KfOyQTAo

これから沢山いいことありそう




6: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 23:49:26 ID:ncEylMZE

志希にゃんを応援したくなるスレ




7: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/11(水) 23:59:34 ID:cbp0q4fA

でも武内としきにゃんって面識ないよね(武しき派に対するニトロ着火)




9: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/12(木) 00:24:16 ID:oN1V8HXU

>>7
何の問題ですか?(レ)




10: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/12(木) 00:30:15 ID:fdFuFoXU

明るい空に一筋の流れ星見つけそう




13: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/12(木) 01:28:09 ID:acWcKGYM

あの出会いからここまで志希にゃんに変化が訪れるとはたまげたなぁ。


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武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/12(木) 23:36:22 ID:maIiuAwA

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん、本当は起きているのでしょう。機嫌を直してください」

志希「これは寝言だけど志希ちゃん怒ってませーん!それに焦ってるニオイのするキミの言い訳を聞きたいねぇ~」

武内P「……別の案件が外せず、一ノ瀬さんのデビューライブに付き添えなさそうで……すみません。事が済み次第なんとか間に合うよう努力はしますが……」

志希「怒ってないのは本当だけどちゃんと見張ってなきゃ当日の志希ちゃん失踪しちゃうかもしれないんだよにゃあ~」

武内P「いえ、それは心配していません」

横たわる一ノ瀬志希が占有していないソファーの空いた所に、彼は腰掛ける。確信めいた言葉には担当アイドルへの信頼がたっぷり詰まっており、迷いのないその横顔に一ノ瀬志希は返す言葉が見つからずにゃはは♪と笑うだけだった。
そんな事はお構い無しに、彼は信頼の根拠を提示しようとする。優しく言い聞かせるように、彼の口が開く。

武内P「一ノ瀬さんと努力の化学反応の結果を知りたがっているのは……一ノ瀬さん自身ですから」

志希「……うん、楽しみにしてるよ。ふふふー!」

でもキミほどじゃないけどね!と、鼻歌の後にぬっと付け加えられた一言がプロデューサーの焦っているニオイの正体を暴く。自分のモチベーションの低下を心配していないのなら彼が今焦っている理由は他にある、と一ノ瀬志希は看破していたのだ。ただそれだけで、な、なんとか、間に合わせますから……と、自分のほとばしるような焦燥は、担当アイドルの晴れ舞台を見れない事に起因していると照れくさい様子で打ち明けた。たまげたなぁ。




2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/12(木) 23:37:40 ID:oN1V8HXU

玉も竿もでけえなあ(褒めて伸ばす)


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3: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/12(木) 23:42:43 ID:C6OrwEss

好評、絶賛!


好評、絶賛!




4: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/13(金) 06:18:25 ID:gn393bIY

いいゾ~これ




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/13(金) 06:32:53 ID:xGRNLQ42

(にゃはは♪)←これすき




8: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/13(金) 22:07:13 ID:.Xr2ouz6

武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「そろそろ帰りますよ。いつまでもここで寝てはいられません」

志希「これは寝言だけど志希ちゃん立ち上がれませーん!それにキミに謝らないといけないからこれも聞かないとねぇ~」

武内P「謝るとは何をですか。凄いライブだったと思います」

志希「キミはライブに間に合ったけどそのつもりで心構えしてたのに急に来られたら化学式が狂って過剰反応しちゃうんだよにゃあ~」

武内P「まったく、それなら謝るのは私の方ですね」

別件の用事を終え、ライブ直前の楽屋に弾けるように飛び込む。額からは汗が流れ息は切れ、しかし彼の表情には晴れ舞台に間に合った事への安堵の気持ちがたっぷり詰まっており、担当プロデューサーを欠いた状況を気持ちの入れ方を変える事で補おうとしていた一ノ瀬志希は、突然のイイニオイで頭が真っ白になった。
それなら真っ白のまま自然体の極地で舞台に立とうと本能が解答を求め、上着を脱いだ彼の首元へ静かに顔を当てがう。呼応するように、一ノ瀬さんのライブを、私が一番楽しみにしていますと彼は囁く。

武内P「……本当に……凄いライブでした」

志希「うーん、志希ちゃんにはわからなかったなー!」

お客さんちょっと引いてたよねーと、本能の命ずるままに歌った『お願い!シンデレラ』をぬっと評価した一言にいえ、あれは引いていたのでありませんと微笑みのまま返す。わからない事、答えの出ない事は楽しかったでしょう、アイドルは楽しいと思いませんでしたか、という彼の問いに、にゃはは♪それすらわからない領域にあるかなー!、と答える。ただそれだけで、笑顔は嘘をつきませんから、と彼は言い、一ノ瀬志希はほとばしるようなコーフンをふふふーんと鼻歌で誤魔化すのであった。たまげたなぁ。




9: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/13(金) 22:08:50 ID:vlUhfOtA

続きとはたまげたなぁ




10: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/13(金) 22:10:08 ID:ftSkiLP2

(幸せ志希にゃん)ええぞ!ええぞ!




11: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/13(金) 22:15:05 ID:b880q2g6

あ~すごい…












武内P「一ノ瀬さん起きてください。お願いします」


1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/14(土) 22:37:24 ID:8FVJrxOc

志希(にゃはは♪)「zzzz」

武内P「い、一ノ瀬さん本当は起きているのでしょう……新曲の歌詞は読んでいただけましたか?感想を聞かせてください」

志希「これは寝言だけど歌詞の意味がよくわかりませーん!正直どんな気持ちで歌えばいいかわからないねぇ~」

武内P「先日のライブを見た作詞家の方が一ノ瀬さんのイメージのままに書いてくださったのですが……どこがわからなかったのですか?」

志希「好きになった相手をおクスリで自分のモノにしちゃうって発想、そういう相手が居た事がないと志希ちゃんわからないんだよにゃあ~」

武内P「……確かに、それなら仕方ありませんね」

首に手を当て、どうしたものかと悩むポーズを見せるその姿の裏腹に、彼には予感があった。中身は一ノ瀬志希が時折見せる影のある表情に感じる新たな魅力への興味がたっぷり詰まっており、彼は機会があればこれを方向性に入れて彼女をプロデュースしようと考えていたのだ。
そして今がその時だと判断し、一ノ瀬さん、わからない事への挑戦はまた新たな楽しさを持っていると思います、と提案する。呼応するように、わかんないモノとの化学反応は確かにそうだったねえ~と、一ノ瀬志希は返す。

武内P「では、今日から『秘密のトワレ』……頑張ってレッスンしていきましょう」

志希「にゃはは♪」

ぬっと伸びた彼の手を取り、野良猫はシンデレラになった。そしてこれからシンデレラは新たな歌を口にする。ただそれだけで、一ノ瀬志希は歌を通し今まで知らなかった乙女心を知ってしまい、ほとばしるような愛とともに叫びを上げる事になる。たまげたなぁ。


026









4: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/14(土) 22:49:41 ID:8FVJrxOc

・あとがき

終わり


5442c46e-s




5: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/14(土) 22:51:40 ID:UL4Vpjy2

>>4
これは寝言だけどレスの意味がよくわかりませーん!




7: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/14(土) 22:54:42 ID:j25fbIBw

>>4
恋煩いしちゃうよぉ…


b4babfd6




9: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/14(土) 23:02:10 ID:WlXYrUXQ

む゛う゛う゛ん…(男泣き


DHJ2CpUVoAA0kYS-min




11: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/15(日) 01:24:58 ID:7XIUqnIM

読み返してこなきゃ(使命感)




12: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/04/15(日) 01:27:38 ID:v1s66pxE

不定期でもいいから毎秒連載しろ


CrmIJyFVIAEoftF-min




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少し遅くなりましたが、誕生日おめでとうございます






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