おぎやはぎ危惧「おじさん叩き」の先にある世界、矢作「女性と仲良くしてたら…」に小木も納得


お笑いコンビ、おぎやはぎ矢作兼(52)小木博明(53)が22日放送のTBSラジオ「木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(木曜深夜1時)に生出演。現在、世間で注目を浴びている「おじさん叩き」について言及した。

 
矢作は「おじさんいじめすぎたんだよ。本当に世の中もう。昔からさ。おじさん、イジめられ始めて10年ぐらい経つでしょ?」と投げかけた。

続けて「元々はね、おじさんはいじめられてもおかしくないようなことやってたからね、女性に対して。俺らサラリーマンしてた時なんか、30年前か。まだ女の人はお茶くみとコピー取りが当たり前の時代だったからね。そんな時にそんなことやってたのが、おじさんだから。おじさんはたたかれて当然だったと思うけど」と語った。小木も「そりゃ、逆襲が来るよ。当たり前のようにね」と同調した。

そして矢作は「おじさん、たたき過ぎて怒り始めてるから」とした上で「でも怖いのがさ、おじさん怒り始めたじゃん。で、おじさん、こんなもう女の人の発言をたたき始めるとさ、女の人もさ、もっと厳しくするじゃん。俺、怖いのがさ。本当に女の人と男の人仲悪くなるんじゃないかと思うんだよ」と投げかけた。小木も「全面戦争的な感じでね」と納得していた。


 
おじさんだけでなく、「男性になら何を言ってもいい」という空気が変わってきたように思う。

批判的な言動についてはかなり厳しくなってきていて、開示請求という言葉を見かけることも多くなった。オリンピックなどのスポーツ関係でもよく出てくるな。

男性批判も関しては、いまだに「男性になら何を言ってもいい」と、自分が差別意識を持っていることに無自覚な女性も多いだろう。しかし、それはおじさんの無自覚なセクハラと同じだわ。男性にひどい言動をして批判されている女性は、そういう女性が嫌っているに違いないセクハラおじさんと同じ存在になってきていることを自覚しないとな。両方とも、社会的に引かれているラインを認識出来ずに越えてしまって炎上している。

今後は、お互いを褒め合うような批判できない社会にどんどんなっていくだろう。表にはきれいごとしか出てこなくなるから実態をつかむ個人の努力が重要になるな。