2泊3日の旅程で昨夜帰ってきました。

あいにくの雨で、雨のなかの登山。雨のなか山を登るなんて軟弱者の私にはとんでもないことなんですが、「やめよう」という考えは浮かんでこず、前日急遽購入したカッパを着て出発!景色は全く曇っていて、背中のリュックが異様に重たく、ただひたすら下を向いて歩いて、でも上に登るにつれ雨足が弱まり降ったりやんだりだったような。。。

昨年はそれなりにジムに通ってそれなりに準備ができていたのですが、今年は。。。、体力的・精神的にとてもつらかったデス。。。雨に打たれながら曇った前方を見上げて「登られへん」と泣いてしまったような。。。

山頂近くには雪が残っていました。

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服を着替えることを励みに山小屋までなんとかたどり着いたのですが、リュックを開けると。。。なんと。。。リュックのなかのものがびしょびしょ。。。リュックにつけたカバーは防水カバーではなかったんですね。。。リュックが重たかったのも。。。全身びしょ濡れのうえ着替えもびしょ濡れ。。。薄暗くて薄寒い部屋でどーんと真っ黒になってしまいました。。。体温で下着がかわき、靴下とTシャツをお借りして、夕食のころにはすっかり気をとりなおしたような。。。

翌朝?深夜?同室の方の「星がきれかったわ〜 天の川もみれた」という言葉を聞いてもしかして晴れてるの???あわてて山頂めざして出発!したのですが。。。やっぱり体がついていかず。。。先に行ってもらい、ご来光の瞬間はすっかりあきらめて、朝のお日様がみれたらいいかぁ。。。ととぼとぼ。。。でも、また「登られへん」と涙がちゅるちゅる。。。

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雲が厚かったのか、なにかがよかったのか、神社に賽銭してお願いごとをしてふらふらと山頂に登ると。。。見事でした。

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反対側には山の影ができていました。

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泊まった山小屋です。

さて、帰路。わがまま無理をきいていただいて、一人で下山することに。。。昨日のことなのに、どんな道を歩いてきたのが全く覚えておらず。。。「こんなところ歩いてきたのかぁ。。。」と一人感心しながら、ケガをしないよう用心しながら、テクテク。。。

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景色を堪能しながら、新鮮な空気を目いっぱい吸いながら、花や蝶や小さいものたちやすれ違う人々に励まされながら、テクテク。。。

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あやうくストックで突き刺しそうになりました。。。^^;

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登山口ちかくのつり橋が見えてきて、ほっ。。。つり橋の真ん中でうけた風がとってもさわやかでした!

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時間を気にして焦っては危ないと時計をみずに降りてきたのですが、バスの出発まであと10分だったそうで。。。自分のことで精一杯で待っている人のことを考える余裕がなく。。。こうして無事に山に登って帰ってこれたので、よし! なんですが。。。体力的・精神的な弱さ・脆さを克服しないと、山登りできないような。。。。。山登りをしながら、かわっていけばいいのかな。。。

あれこれ考えるのは別の機会にして、ひとまず、Vサイン

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