10月から3月までは家族の誕生日とクリスマスで、ひと月に一回ホールケーキが食べられる半年でした。これでもかっというほど季節のフルーツがのせられて、愛情いっぱいのデコレーションで、5等分してもワンピースがどっしりある、決して他では食べられないケーキたちでした。。。でも、これからは。。。

故人の希望通りお骨になって知らされて、故人の希望に反して無理をお願いして、今晩、今生のお別れをしてきました。。。お店で倒れて半年。お姉さんと妹さんの献身的な看護のおかげで、落ち着いた時間を過ごしたそうで、お話を聞きながら、私自身も少し落ち着けました。。。 気が緩むととめどなくいろんなことが思い出され、気が付くとしゃくりあげたりしていたので。。。

よんほおんに。ピンクのトレーラーハウスのドアをからんと開けると、おいしいケーキと焼き菓子が入ったケースの向こう側から、満面の笑みで迎えてくれましたよね。おんにの希望通り、思い出すのは笑顔と笑い声です。でも、だからよけいに悲しいです。。。いつも涙がでるほど笑わせてくれたので、それを思い出すと涙が止まりません。 頑張って働いて、お金を貯めて、フランスでお菓子巡りをしよう♪と話したことを覚えていらっしゃいますか? いつか一緒に行きましょうね。 冬の韓国の昌徳宮で、なかなかお目にかかれない雪景色のなかを腕を組んで一緒に歩きましたよね? フランスでもとっておきの景色のなかを腕を組んで一緒に歩きましょう。。。