甲斐犬ケータを探して!

只見・黒沢 風光舎便り-甲斐犬・恵太の捜索日記-

仕方ないね…

昨夜、鶏が激しく鳴き、遊びに来ているププルが吠えるのを聞いたクマが、2階の仕事部屋から鶏小屋に走って行った。
またヘビが来たようだ。


何日か前の深夜、やはり鶏小屋が騒がしく、ヘッドランプを持ってクマが見に行ったら、ヘビが卵を狙って来ていた。

それからある朝、片足のココちゃんが死んでいた。
ヘビに絞め殺されたのだろう、とクマが言う。

卵ならともかく、ココちゃんは許せない。
片脚、片目で蹲っているしかなかったと思うと、胸が痛む。

一昨夜も来て、クマが踏みつけたら逃げていったそうだけど、また通って来たのでは、仕方ないね。






庭で跳び回る鶏たち

天気のよい日は、庭に出してもらう鶏たち。
この子は、足が不自由になってしまい片足ケンケンで跳び回る。
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クマが畑で捕ってきた虫に喰いつく2羽。
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庭に囲ったネットに入れても、すぐに飛びだしてしまう。
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台所の出入り口辺りまでやってきて、ケータに騒がれても意に介さないで土を掘り返している。

ぷっくり、ぷるぷる

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淡いクリーム色の黄身がぷっくり、白身はぷるぷる。

卵生む

片脚の鶏が、箱の中で卵を1個生んだ。
頑張ったね。

新聞の集金に来たYさんに、イタチが池の鯉を盗る話を聞いた。それも、氷の張った池を泳いで!
「野生動物はみんな泳ぐよ」とクマ。

生命力

鶏が、また卵を産んだ。
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去年の春、まだ小さなひよこで我が家にやってきた鶏たちは、10月の終わり頃になって卵を産むようになった。
それが、一月ほどした11月の終わり、イタチにやられてしまう。
残った3羽をクマが段ボール箱に入れて、玄関に置いた。
2羽は何とか大丈夫そうに見えたけれど、じっと佇んだままで元気がない。一羽は目も見えないらしい。

1週間ほどして、瀕死のもう1羽のために作ったお粥の容器をを鼻先に持って行ったら、遠慮がちに突っついて食べた。
そして、一月経って、卵を1個産んだ。

もう1羽は、箱の中に転がっているだけで、生きているのかどうかも分からなかい。呼ぶと、少しだけ頭を動かすだけだった。
思い立って、水含ませたストローで嘴を突いたら、飲んだ。それから、お湯で溶いたスキムミルクや蜂蜜をスポイトで嘴から流し込んだ。固形物には、嘴を固く閉じて反応しなかった。
箱の傍で「ココ」と呼ぶと、返事をした。毎日、何度も呼びかけた。
しばらくして、立ち上がろうとうとするようになるが、片足がおかしいようで、しっかり立てない。逆に捻られた頸が垂れ下がり、すぐに頭を下にして転がってしまう。

あるとき、ご飯粒を一粒ずつ、嘴の中に押し込んでみたら、食べた!
それから、少しして餌とご飯を混ぜた容器に無理やり顔を突っ込むと、食べるようになる。
そして、水の容器に頭を突っ込むと、自分で飲めるようになった。目が見えないのだ。

敷き藁を替えるときに、日向に出しておいたら、気持良さそうに転がっていた。
今やっと、箱の中で立って餌を食べ、水を飲むようになった。頸もしっかりしてきた。
このコもまた、卵を産むようになるだろうか…。



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