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個人的に以前から興味があったテーマなのですが、今回、韓国人が考える「正義の価値」を読み解くサイトを新たに作りました。韓国人の反応ではなく、ニュース記事の翻訳をメインにしています。韓国について、韓国人についてもっと知りたい人は読んでみてください。それではサイトを作った経緯についてどうぞ。


長い間、日韓関係を見てきて感じたことは、韓国人の対日感情は負の感情ではなく正の感情、つまり正義によって成り立っているということだ。

慰安婦問題や竹島問題、強制徴用問題などは一見すると、恨みや憎しみ、怒りといった負の感情が支配しそうなところだが、もちろんそういう感情が根底にあるわけだが、韓国人はこれを最終的に正義の感情に転換し、反日ではなく抗日という形で日本に対する反感を合理的に解釈して運動を強化している。それは極めて自然な形で行われ、社会全体でそれを支援するシステムが構築されている。

一方で、日本のメディアなどで伝えられる内容は、日本に怒りをぶつける韓国人の負の感情が主であり、その内容も断片的なものだ。それが正義に至るまでの根拠となる行動にはあまり注目されていない。そのように断片的な形で韓国人の対日活動を見れば狂気じみてると感じるのは当然であろう。怒りを原動力にして国民が一致団結することなど現代においては極めて原始的だと感じざるを得ない。

しかし、先にも述べた通り、韓国人はそのような負の感情を原動力にしていない。日本という悪に立ち向かう正義の感情で動いているのだ。李承晩は建国にあたり、大韓民国は抗日運動によって生まれた国だと定義づけた。それは「悠久な歴史と伝統に輝く我々国民は三一運動によって大韓民国を建設し…」と憲法の前文にも記述された。つまり国の出発から日本と戦うことが宿命となっているのだ。日本との戦いは正義の戦いであり、正義は必ず勝つという気持ちでいる。だから文大統領の「日本に二度と負けない」という発言に国民が奮い立ち、普通に考えれば狂気の沙汰である日本製品不買運動を1年以上続け、それを独立運動と重ね合わせて肯定的な愛国活動と解釈できるのだ。

日本人の価値観からすれば、このような行動や認識は到底理解し難いことだが、韓国にはそれを正当化できるだけの国民共通の価値観が存在する。単に反日洗脳教育や被害者ビジネスという言葉で結論づけることができない価値観だ。

この韓国的正義は、韓国社会において今なお鍛錬され続けている。しかし、日本人がこの鍛錬の過程を詳細に見る機会はほとんどない。なぜなら話題にならないほど小さなことであり、それをすべて取り上げようとすれば莫大な量になるからだ。日本人が目にする情報は、その鍛錬の過程において非常に大きな動きがあったときだけだ。しかし、この細かな鍛錬の過程こそ、韓国的正義、韓国的価値観が構築される上で非常に重要な指針となっている。

今回、この無限の鍛錬過程を知らせるべく「韓国的正義」というブログを立ち上げた。日本では報じられない韓国人の正義が作られた、または作られている過程にスポットを当て、その価値を読み取っていく。

韓国的正義
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カイカイ管理人


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