ありがたいことに食べ物ネタを教えていただいたので今回はそれについてを。
日本のラーメンは中国でも何かと意識されるものになっていることもあってか中国オタク界隈でも時折各ジャンルのラーメンが話題になるらしく、中でも二郎系のラーメンは日本の作品で良くも悪くも取り上げられる機会が多いことから知名度が高いそうです。
また近頃は中国国内にも二郎系のラーメンを出す店が出ているそうで、日本旅行に行かないでも二郎系ラーメンを食べることができるのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「二郎系ラーメンはどんな感じなのか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
二郎系ラーメンってどうなの?最近はウチの国でも食べられるらしいけど、アニメやマンガでネタにされることも少なくないので気になって……
北京の店に行ったことあるけど、お店の雰囲気が日本のアニメに出てくるようなラーメン屋でそこはかなり良かった
二郎系ラーメンの味自体は普通?ネタにされる見た目通りの食いごたえはあった。
俺が実際に食った時はネタで言われているように油っぽくてしょっぱいと感じた
空腹のときでないと食べるのは厳しいけど一杯での満足感は凄かった
私が食べた時は麵と野菜は多かったけど肉が少なくて残念だったな……
そこはオプションで足すんじゃないの?
二郎系は増加呪文を詠唱すると聞いたことがあるが
それは知らなかったけど、俺が食べた所は58元(約1160円)のわりには肉少ないと感じたわ
量多いというけどモヤシでごまかしている部分もかなりあるように見えたり
「全マシ」を頼むとご機嫌な盛り付けになるぞ!味玉もうまい!
麺の量はかなりあるし噛むからハラは膨れる
ただのっている野菜に味がついていないのが厳しいという人はいるだろうな
自分が行ったのだと北京より上海の方が肉多くて良かった
量はどっちもかなりあったので不満というわけではないんだが……あと値段的には好きな人じゃないと食べないだろうと思った
二郎系は北京、上海にはあると聞いたことがある
ただあまり正統派ではないとか、値段もそんなに嬉しくないという話も聞く
以前二郎系のニンニクの強さと油っこさはきつくて数口で箸が止まってしまった
行きつけの店に博多ラーメン系でおいしい所があるからわざわざ二郎系に行く気にはならない
私が上海で食べた二郎系は麺と同じくらいのもやしがのっていて更に厚いチャーシューが何枚もあった。お値段は90元(約1800円)
さすがにもう一回行く気にはならなかった……
俺が以前食べた所は一杯150元(約3000円)くらいだった
結局は新しい物好き、流行りで食いたい人間が行くものだろう
材料も特別ものではないし満腹になりたいなら同じ金額で2〜3杯食える別の美味しい店の麺を食べる方が良い
その考えは正しい
しかし自分で作ると結局はコスパ悪くなるし二郎が食べたくなったら二郎に行くしかないんだ……ハマってしまうと急に頭に「二郎が食べたい」という衝動が浮かんでくるんだよ……
以前日本旅行に行ったときは勇気が無くて結局二郎系を食べることはなかった
その後自分の行動範囲内に二郎系ラーメン屋ができたので行ってみたけどあまりおいしいとは思わなかった
そしてその店はいつのまにかつぶれていた
上海の二郎はニンニク、油、味が好みに合わないので単純にまずかった……まぁ若くて体力がある、肉体労働している人間向けで普通の人間には厳しいということなのだろう
俺は油がたっぷりが好きなので二郎も大歓迎だった!
同僚に誘われ自分も興味があるからと食べに行ったけど、何とも言葉にしがたい味と食材の組み合わせだった
特に上にのっている大量のモヤシがきつかった
それを突破しても下にあるスープは妙にしょっぱかったし
二郎系ラーメンは脂っこくて食べてる途中で飽きる
一度食べたらラーメンをしばらく食べたくなくなる
でも一部の人間はそこで病み付きになる模様……
二郎系は極端だけど家系とかの流派を掲げているラーメンはどれも味がかなり「重い」気がする
私は普通のラーメンの方が良い
太め硬めの麺、味付け無しのモヤシ上にのせるスタイルが厳しい
モヤシはスープに入れて食べるんだろうけど配置の関係から難しい
天地返しなる技があるらしいがそんなの初めて食べる人間ができるわけない!
南方に旅行に行ったときにチェーン店で出てきた唐揚げがたっぷりのっかった自称二郎ラーメンは結構良かったな
あの炭水化物摂取料理はハマる人は不思議とハマるね
私は一度試して「一回体験したので十分」となったけど
今思い出したが隣のテーブルの人が食っていた丼はニンニクの山になっていたが、あれもなんだか恐ろしかった
俺は今とても二郎のラーメンを食べたい
あの硬太麺と柔らかい豚肉、そしてたくさんのニンニクを……さっきつい二郎のラーメンの動画を見てしまった
とてもつらい
味や量もアレだけど、二郎系の最大の問題は値段だろう
セールスポイントだった「安くてたくさん食べられる」のがウチの国に入ると消えてしまう
私もそれは感じた
二郎系ラーメンって金が無い人間が腹いっぱいになるために作られたものだろうに、こっちでは相対的にかなり高い食事になっている
二郎系ラーメンってこっちの猪脚飯(煮込み豚足丼)と似たようなものだろうにね
ピザハットでしっかり食べるのと同じような値段なのは正直厳しい
全くだ。二郎系の日本の扱いってこっちで言う所の拌面(混ぜそば)みたいなもので安くて腹が膨れる若者や肉体労働者のための食事
それが中国国内だと見た目も味も変わらずに値段だけどこの貴族向けだみたいになっているのだから良い印象にならないのも当然だ
私は北京でしか食べたことないけど、日本の二郎系ラーメンよりも高くなっていると聞いて微妙な気分になった
胃の容量次第だけど日本旅行で食べるなら面白い体験ではある。旅先の食事としては悪くない値段だったし。
そして一緒にいった友達のうち一人がハマってしまいその後の旅行期間中2回単独で二郎に流れていった……
現在の日本のラーメンは最初から低価格路線の一部を除いて低価格帯の料理ではないからね。あと日本も最近はインフレだから値段的にはこっちと近くなっていると聞く。
でもこっちの面系の料理の感覚でいると戸惑うのはとてもよく分かる。
安く多く食べられるんじゃなくて、量をたくさん食べられるのとニンニクの風味と独特の麺の食感で習慣性があるというのが二郎系の特徴だからコスパを求めたらなんか違うということになるかと
まぁそもそも外食、日本料理というカテゴリで安く済むわけはないか……
俺の実体験だと、あの独特のニンニクと油っぽさ、特に危険な量のモヤシとそのモヤシにまで絡まる油っぽさに飽きないで食えるかで好みが分かれると感じた
二次元でもネタにされるから二郎系にある種の幻想を抱いている人は少なくないけど、あればかりは実際に食べてみないと分からない
単純に量が多くて腹が膨れるという食べ物ではない
とまぁ、こんな感じで。
実際の経験談も含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では二郎系が日本のラーメンではかなり特殊な進化先なのを認識している人は少ないと思います……」
「中国は外食や出前が安いので日常的な食事はインフレが続いてもおなかいっぱいになるだけなら比較的安く食べられました。そして最近はデフレ傾向で食費を削る傾向にあるので二郎系に限らず日本のラーメンは値上げが続く日本の感覚よりも更に高く感じられると思います」
などと言った話もありました。
私の知り合いの中国オタクの方や仕事で日本に来た中国人の中にも二郎にハマった人はいましたし、日本に来るたびに二郎に行くとか日本滞在中に二郎が忘れられず「昨日また二郎に行っちゃった……」などとぼやく人もいましたね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
日本のラーメンは中国でも何かと意識されるものになっていることもあってか中国オタク界隈でも時折各ジャンルのラーメンが話題になるらしく、中でも二郎系のラーメンは日本の作品で良くも悪くも取り上げられる機会が多いことから知名度が高いそうです。
また近頃は中国国内にも二郎系のラーメンを出す店が出ているそうで、日本旅行に行かないでも二郎系ラーメンを食べることができるのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「二郎系ラーメンはどんな感じなのか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
二郎系ラーメンってどうなの?最近はウチの国でも食べられるらしいけど、アニメやマンガでネタにされることも少なくないので気になって……
北京の店に行ったことあるけど、お店の雰囲気が日本のアニメに出てくるようなラーメン屋でそこはかなり良かった
二郎系ラーメンの味自体は普通?ネタにされる見た目通りの食いごたえはあった。
俺が実際に食った時はネタで言われているように油っぽくてしょっぱいと感じた
空腹のときでないと食べるのは厳しいけど一杯での満足感は凄かった
私が食べた時は麵と野菜は多かったけど肉が少なくて残念だったな……
そこはオプションで足すんじゃないの?
二郎系は増加呪文を詠唱すると聞いたことがあるが
それは知らなかったけど、俺が食べた所は58元(約1160円)のわりには肉少ないと感じたわ
量多いというけどモヤシでごまかしている部分もかなりあるように見えたり
「全マシ」を頼むとご機嫌な盛り付けになるぞ!味玉もうまい!
麺の量はかなりあるし噛むからハラは膨れる
ただのっている野菜に味がついていないのが厳しいという人はいるだろうな
自分が行ったのだと北京より上海の方が肉多くて良かった
量はどっちもかなりあったので不満というわけではないんだが……あと値段的には好きな人じゃないと食べないだろうと思った
二郎系は北京、上海にはあると聞いたことがある
ただあまり正統派ではないとか、値段もそんなに嬉しくないという話も聞く
以前二郎系のニンニクの強さと油っこさはきつくて数口で箸が止まってしまった
行きつけの店に博多ラーメン系でおいしい所があるからわざわざ二郎系に行く気にはならない
私が上海で食べた二郎系は麺と同じくらいのもやしがのっていて更に厚いチャーシューが何枚もあった。お値段は90元(約1800円)
さすがにもう一回行く気にはならなかった……
俺が以前食べた所は一杯150元(約3000円)くらいだった
結局は新しい物好き、流行りで食いたい人間が行くものだろう
材料も特別ものではないし満腹になりたいなら同じ金額で2〜3杯食える別の美味しい店の麺を食べる方が良い
その考えは正しい
しかし自分で作ると結局はコスパ悪くなるし二郎が食べたくなったら二郎に行くしかないんだ……ハマってしまうと急に頭に「二郎が食べたい」という衝動が浮かんでくるんだよ……
以前日本旅行に行ったときは勇気が無くて結局二郎系を食べることはなかった
その後自分の行動範囲内に二郎系ラーメン屋ができたので行ってみたけどあまりおいしいとは思わなかった
そしてその店はいつのまにかつぶれていた
上海の二郎はニンニク、油、味が好みに合わないので単純にまずかった……まぁ若くて体力がある、肉体労働している人間向けで普通の人間には厳しいということなのだろう
俺は油がたっぷりが好きなので二郎も大歓迎だった!
同僚に誘われ自分も興味があるからと食べに行ったけど、何とも言葉にしがたい味と食材の組み合わせだった
特に上にのっている大量のモヤシがきつかった
それを突破しても下にあるスープは妙にしょっぱかったし
二郎系ラーメンは脂っこくて食べてる途中で飽きる
一度食べたらラーメンをしばらく食べたくなくなる
でも一部の人間はそこで病み付きになる模様……
二郎系は極端だけど家系とかの流派を掲げているラーメンはどれも味がかなり「重い」気がする
私は普通のラーメンの方が良い
太め硬めの麺、味付け無しのモヤシ上にのせるスタイルが厳しい
モヤシはスープに入れて食べるんだろうけど配置の関係から難しい
天地返しなる技があるらしいがそんなの初めて食べる人間ができるわけない!
南方に旅行に行ったときにチェーン店で出てきた唐揚げがたっぷりのっかった自称二郎ラーメンは結構良かったな
あの炭水化物摂取料理はハマる人は不思議とハマるね
私は一度試して「一回体験したので十分」となったけど
今思い出したが隣のテーブルの人が食っていた丼はニンニクの山になっていたが、あれもなんだか恐ろしかった
俺は今とても二郎のラーメンを食べたい
あの硬太麺と柔らかい豚肉、そしてたくさんのニンニクを……さっきつい二郎のラーメンの動画を見てしまった
とてもつらい
味や量もアレだけど、二郎系の最大の問題は値段だろう
セールスポイントだった「安くてたくさん食べられる」のがウチの国に入ると消えてしまう
私もそれは感じた
二郎系ラーメンって金が無い人間が腹いっぱいになるために作られたものだろうに、こっちでは相対的にかなり高い食事になっている
二郎系ラーメンってこっちの猪脚飯(煮込み豚足丼)と似たようなものだろうにね
ピザハットでしっかり食べるのと同じような値段なのは正直厳しい
全くだ。二郎系の日本の扱いってこっちで言う所の拌面(混ぜそば)みたいなもので安くて腹が膨れる若者や肉体労働者のための食事
それが中国国内だと見た目も味も変わらずに値段だけどこの貴族向けだみたいになっているのだから良い印象にならないのも当然だ
私は北京でしか食べたことないけど、日本の二郎系ラーメンよりも高くなっていると聞いて微妙な気分になった
胃の容量次第だけど日本旅行で食べるなら面白い体験ではある。旅先の食事としては悪くない値段だったし。
そして一緒にいった友達のうち一人がハマってしまいその後の旅行期間中2回単独で二郎に流れていった……
現在の日本のラーメンは最初から低価格路線の一部を除いて低価格帯の料理ではないからね。あと日本も最近はインフレだから値段的にはこっちと近くなっていると聞く。
でもこっちの面系の料理の感覚でいると戸惑うのはとてもよく分かる。
安く多く食べられるんじゃなくて、量をたくさん食べられるのとニンニクの風味と独特の麺の食感で習慣性があるというのが二郎系の特徴だからコスパを求めたらなんか違うということになるかと
まぁそもそも外食、日本料理というカテゴリで安く済むわけはないか……
俺の実体験だと、あの独特のニンニクと油っぽさ、特に危険な量のモヤシとそのモヤシにまで絡まる油っぽさに飽きないで食えるかで好みが分かれると感じた
二次元でもネタにされるから二郎系にある種の幻想を抱いている人は少なくないけど、あればかりは実際に食べてみないと分からない
単純に量が多くて腹が膨れるという食べ物ではない
とまぁ、こんな感じで。
実際の経験談も含めてイロイロな話が出ていました。
ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では二郎系が日本のラーメンではかなり特殊な進化先なのを認識している人は少ないと思います……」
「中国は外食や出前が安いので日常的な食事はインフレが続いてもおなかいっぱいになるだけなら比較的安く食べられました。そして最近はデフレ傾向で食費を削る傾向にあるので二郎系に限らず日本のラーメンは値上げが続く日本の感覚よりも更に高く感じられると思います」
などと言った話もありました。
私の知り合いの中国オタクの方や仕事で日本に来た中国人の中にも二郎にハマった人はいましたし、日本に来るたびに二郎に行くとか日本滞在中に二郎が忘れられず「昨日また二郎に行っちゃった……」などとぼやく人もいましたね。
とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。