May 03, 2018
夢のお話(2)キャンディプールと後悔
体調が悪かったせいか珍しく悪夢をみた。
悪夢っていっても下らない悪人が出てくるだけ。悪い状況に巻き込まれたまま未解決になる夢を見ることは、あんまり無い気がします。
夢の中でも問題は解決される。
夢だから状況にはファンタジーが加味されるけれど、考えや行動は現実と寸分たがわないみたい。ただし現実より制御は利かない。
サクッと例えると現実のfacebookで直接の知人だからとリクエストは受けつけたものの、記事フォローする気は更々なくて非表示にするパターンの相手に思う事を、夢の中では抑止しないで口に出すような流れは割合多いかも。
'オッサンせめてニオイそうなプロフィール写真替えろよ。指名手配犯かよ' とかね。
夢の中って、言っちゃダメ言っちゃダメがなくなるのね〜
反対に、叫びたいのに声が出ないとか動きたいのに脚が縺れる風な夢は記憶の限りほとんどないかな・・・
その夜はとっても綺麗な水色のジェルのプールにゆったり浮かんでた。
喉の加減が悪くなってからキャンディを買うようになった。包みを開いて色の美しさが大好きになったキャンディのプールなのでした。
*咽頭ファイバースコープ
スーパーマーケットで安価に売ってる普通の袋入りキャンディ。
気泡を眺めるのも楽しくてよく見てたら、夢では巨大キャンディのプールができあがってた。
キャンディのプールからあがって近くのコンビニへ入った。
くだらないトラブルをふっかけられた。
私のすぐ前でレジに並んだ人が、間違ってお釣りだかポイント換金だかを多く受け取ったまま帰ったらしい。店員は間違いに気がついて、損失分を素知らぬ顔で私につけてきた。
私はレシートチェックする習慣があるから誤りを店員に言った。
ミスじゃあなくて故意だとわかったけれど、倫理的な過誤を言い立てる証拠を録音するために、間違いではありませんか? と気づかぬふりでソフトに接して、悪意があったとの言葉を向こうから言わせるよう仕向けた。
じゃあアンタは前の人間が支払い過ぎたら、すぐ後ろの者にその分多く渡して辻褄を合わせるんだな? あ? と、レジの台に身体を乗り上げて自分より背の高い相手の首根を肘で打ち、顔を捻り上げた。
あ〜ん傷害罪になりそうじゃあないの・・・
アンタ誤魔化す相手を間違えたな、のあとは、たとえ夢のお話でも書けないような科白を連ねて店員を脅して押さえつけながら、地域の警察と私的な繋がりの警官双方の到着を待つ間、早々と身内の検事にまで電話した。
たかが小銭でそこまで憤激しなくても?? ってところなんだけど
近頃幾度か、この店員のような小賢しい心理で動く過去の知人のことを考える機会があったから、現実には彼女に対してやりたい事なんだろうなと夢の中で考えた。
目覚めて、朝食の前に水色のキャンディを舐めた。
音楽のようなキャンディプールの美しさが愚かしい小狡さに侵食されると激高するのは、なかなか象徴的な夢よねと思い返しながら舐めた。
現実では、どの道1年に幾度も会わない彼女を切ったのだ。
知人じゃなくなったと思うだけでスッと気分が良くなるほど其の存在にストレスを感じてたと知って驚いた。そして一発シメ上げてから別れるべきだったなと後悔してる。
*夢のお話(1)ハミルとミンネ
lasalledeconcert at 19:54││ お茶の時間11