アメリカのAP通信(Associated Press、AP)がマイクロブログのTwitter上に持っているアカウント[@AP]が4月23日、ハッキング被害に遭い、アメリカのホワイトハウス(White House)で2度の爆発が発生してアメリカのバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が負傷したという偽の情報がツイートされたそうです



AP通信はほぼ即座に同社の別のTwitterアカウントから[@AP]がハッキングされたとツイートし、同アカウントを直ちに一時停止したそうです


その偽ツイートの直後、ジェイ・カーニー(Jay Carney)大統領報道官は報道陣に対し、「大統領は大丈夫だ。さっきまで一緒にいたから」と伝え、大統領の無事を確認したそうです


アメリカの株価は、偽情報が流れた直後に一時急落


ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)は130ドル(0.9%)下がり、スタンダード&プアーズ(S&P)500指数も12ドル(0.8%)下がったそうです


しかし誤報から3〜4分後には元の水準に戻ったそうです


このハッキングについて、[シリア電子軍(Syrian Electronic Army)]と呼ばれているシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領を支持するオンライン活動家グループが犯行声明を出したそうです


シリア電子軍は今年、フランス通信社AFPとアメリカCBSニュースのTwitterアカウントをハッキングした他、以前にはアラビア語ニュース専門衛星放送[スカイニュース・アラビア(Sky News Arabia)]や携帯向けニュース[アルジャジーラ・モバイル(Al-Jazeera Mobile)]のウェブサイトもハッキングし、犯行声明を出しているそうです



市場が反応しちゃったから、これシリア電子軍の勝ちだよな
こういうのに対しての対策をとらざるを得ないんだろうし

この手法は簡単なテロ行為として広まりそうだし、テロ対策を目的にインターネット上の情報統制が強まりそうな予感が

てゆうかシリア電子軍って組織あるんだ、なんか凄いサイバーな時代に突入してるな


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