シリア国営メディアと監視団体によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されているシリア北部アレッポ(Aleppo)の旧市街で4月24日、考古学上の宝とされるウマイヤド・モスク(Umayyad Mosque)のミナレット(光塔)が破壊されたそうです



政府と反体制派は互いに責任があると主張しているそうです

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このモスクは、何ヶ月も続く反体制派と政府軍の戦闘の中心となり、すでに大きな損傷を受けていたそうです


両勢力による奪還が繰り返された後、最近になって反体制派の手に渡っていたが、多数の弾丸跡やすすの染みなどで覆われてしまったそうです


ウマイヤド・モスクはもともと8世紀に建てられ、後に破壊されたとみられており、13世紀になって再建されたそうです


歴史的な調度品や入り組んだ彫刻が施された列柱は焼け焦げ、預言者ムハンマド(Mohammed)の髪の毛が入っていると言われている箱を含むイスラム教の遺物が略奪されているそうです


ミナレットの破壊が伝えられた4月24日、活動家らは同地で撮影した動画をインターネット上に投稿したが、塔の倒壊を招いた爆破の瞬間を捉えた映像は今のところ出回っていないそうです



国営メディアは反体制派イスラム武装組織[アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)]がミナレットを爆破したと伝え、政府側部隊にその責任をなすりつけようとしているとして同組織を非難したそうです


一方、反体制派と活動家らは、すべて政府軍の仕業だとしているそうです


ザイン・リファイ(Zain al-Rifai)と名乗る活動家は、政府軍戦車が「ミナレットを含むウマイヤド・モスクに数発の砲撃を加えた」のを見たと語ったそうです


また、反体制側がモスクを奪還する前に政府軍が埋めた地雷が、砲撃によって爆発した可能性があるともしているそうです


アルヌスラ戦線がミナレットを爆破したとする政府軍の主張について同氏は、「イスラム教グループがミナレットを爆破するはずはない」と語ったそうです



こういうニュースって定期的に目にする
その度に、痛ましい気持ちになる
何とかならないのかな、本当に


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