Good Girl Gone Bad.

「お前たちは悪者だ」



ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で起きたイスラム過激派による高級ショッピングモール襲撃事件で、実行犯の一人に向かって4歳の男児が言い放ったそうです


同国の大統領が事件の終結を宣言する中、世界を震撼させた事件で何が起きていたのか、少しずつ明らかになってきたそうです


事件が起きた9月21日は土曜日で、多くの買い物客がモールを訪れていたそうです


屋上では同日、ラジオ局の人気パーソナリティー数人が司会を務める、幼児を対象にした料理大会も開催され、数十人の子供たちが参加していたそうです


同日正午ごろ、突然銃声が鳴り響き、買い物客のおしゃべりや子供たちの声、そして施設内部に流れていたソフトなBGMをかき消したそうです


防犯カメラは施設の正面と反対側から侵入する約10人の武装グループの姿を捉えていたそうです


武装グループは、手榴弾やライフル、拳銃に大量の弾薬を携えていたそうです 目撃者によると、武装グループは「動いているもの」全てに見境なく発砲し、ショッピングモールにいた人たちは走っては転び、互いに踏みつけながら銃撃から必死で逃れようとしたそうです


襲撃犯らは現場にいた人にイスラム教の信仰告白を言うように命じ、言えなかった人を銃で撃ったそうです


料理大会が開催されていた屋上には手投げ弾2発が投げ込まれ、会場は一瞬にして地獄絵図と化したそうです


大会を主催したラジオ局East FMのアリーム・マンジ(Aleem Manji)は、「小さなエプロンをつけた子供たちが大騒ぎで調理していた。(そこで)銃声が複数回聞こえた」とCNNに述べたそうです


「伏せろ、床に伏せろと言っていたら、近くに手投げ弾が投げ込まれた」と話すアリーム・マンジの目は眼帯で覆われていたそうです


ガラスの破片などで負傷したのだそうです


テレビやラジオで活躍していたルヒラ・アダティア・スード(Ruhila Adatia-Sood)も大会で司会を務めていた一人だったが、この事件で死亡したそうです


ルヒラ・アダティア・スードは妊娠6ヶ月だったそうです


アリーム・マンジによると、実行犯の一人は「自分たちはソマリアから来た。普段は女や子供を殺すことはない。ただお前たち(ケニア政府)は私たちの女や子供たちを殺した」と語っていたそうです


襲撃事件で子供の死者も報告されているが、買い物で家族と共にモールを訪れていたイギリス国籍で4歳のエリオット・プライアー(Elliot Prior)は、幸運にも生きたまま現場を後にすることができたそうです


イギリス大衆紙サン(The Sun)が、エリオット・プライアーのおじ、アレックス・クーツ(Alex Coutts)の話として伝えたところによると、「生きている子供がいればショッピングモールから出て良い」と襲撃犯らが言ったため、エリオット・プライアーの母親で映画プロデューサーのアンバー(Amber)・プライアーは立ち上がったそうです


アンバー・プライアーはエリオット・プライアーと、さらに2人の子供をショッピングカートに乗せてショッピングモールの外に出たそうです


そのうち一人は、母親を殺され、自身も負傷した12歳の子供だったそうです


「そうしたらエリオットが実行犯たちを悪い奴らとののしったんだ。勇気ある行動だった」(アレックス・クーツ)


エリオット・プライアーの言葉を聞いた実行犯は子供たちにチョコレートバーを渡し、「許してくれ。俺たちは怪物ではないんだ」と言ったそうです


勇気のある子供だよな
テロリストに「俺たちは怪物ではない」と否定させてしまうんだから
まるで童話【裸の王様】みたいな話しだよな
いかに大義名分を掲げようと、ただの悪者

子供はチョコレートバーをどうしたんだろう?


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