July 2020

July 12, 2020

無駄に気になったニュース

また気になってるニュースが溜まってきたので書き留めておこうと思います。


 


スマホばかり見てることが多いと、ふいにアラートで届くニュースに食いつくことがあります。そういえば、こんなニュース、渡米数年後に見た記憶があり、その続報ということでくいついてしまいました。彼女が数年服役することになったところまでしか覚えていなかったので、出所後に成人した相手と正式に結婚していたことと、第二子ももうけていたいたことに今更ですが驚きました。そして私とそこまで年齢が変わらない彼女が若くして亡くなったといのが先日のニュースでした。そしてたまたまなのですが、似たような事件が日本でも最近あったことをツイッターのタイムラインで見かけていたので、比較してしまいました。「20歳以上年上の既婚女性が未成年と不適切な関係」というくくりで似ているのですが、米国のニュースは7年服役後に結婚に至って2児をもうけたのに対し、最近捕まった日本女性の場合は50万円の罰金で済んだらしいのです。日本女性の場合は複数の未成年を誘ったのに対し、米国女性の場合は当時学校の先生と生徒という間柄で、生徒の方からかなり猛烈なアピールがあったようなのです。どちらのニュースもそこまで詳しく調べたわけではないのですが、チャイルドアブユースという括りで考えると、日本女性の方がだいぶ悪質に思えるのですが、50万円の罰金というのはだいぶ軽いなと感じます。

先日もエプスタインのニュースのことを書きましたが、とりあえず米国ではマイナーに対する性犯罪は高い確率で実刑判決となるようです。未成年側が誘ったとか、何らかの落ち度があるとかいうことは、考慮されないようで、それは当然のことだと私も考えます。グレーゾーンが多くなりがちだとはおもうけど、基本的に18歳以下はしっかりと守られるべきだという考え方に同意します。まぁ、フランスの大統領みたいな例もあるから、13,4歳のときの恋愛感情を成人するまでキープしていて、その後結婚するとかいうのはセーフだと思うのだけど。たまたまこの2つのニュースを近いタイミングで目にしたので、いろいろと考えを巡らせてしまいました。

更にまたちょっと私からすると類似点があるように思ったニュース。セクハラニュースばかり食いついてると思われると少し恥ずかしいですが、日本でのMeToo運動の弱さを心細く思っているので、これも他の国での取り組みと比較したくなってしまいます。数日前から米国の大手新聞のヘッドラインにもなった、ソウル市長のセクハラ告発を苦にした自殺。これはうちの旦那もくいついていて、事件の背景などについて、いろいろ話してきてくれます。翻って、日本でもセクハラ事件で権力に近い人間が訴えられ、かろうじて有罪を勝ち取ったケースがあったわけですが、そういった事件に対する国民の受け取り方が全然違うという点に私としては注目したくなりました。私がネットで見かけるニュースがすべてというわけではないとは思うのですが、日本は加害者擁護が目立つ気がします。もちろん加害者側にも様々な誹謗中傷が届いて苦しんでいるという話も出ているし、それも事実だとは思うのですが、それと同じくらい、被害者側の落ち度を指摘したがる人も相当数いるように見えます。ソウル市長の場合もその両方があったのだと思われますが、結局自殺を選ばざるを得なかったくらい、加害者側へのプレッシャーの方が大きかったということなのかなと。もちろん話はそんなに単純ではないのだろうと思うし、加害者が自殺するのが正解だとはもちろん思わないのですが、社会的なプレッシャーと関連付けて考えると、日本はセクハラ被害者にも厳しい分、加害者側に言い訳なり開き直りの余地を大きく残してしまいがちな世の中なのかもしれないと思ったのでした。

あとは問題解決能力や、より良い今後につなげるためのリーダーシップというのが、その場しのぎのとんち・大喜利能力ほど評価されない傾向があるようにも感じます。私もお笑い・大喜利番組は大好きで、よく観ている方なのですが、その場で笑いを作れる力というのは、1つの才能ではあっても、実際に起きてる問題を根本的に解決できるものではないと感じます。一瞬の息抜き的な効果はあっても、そこで笑いを作れるだけの人にそれ以外の何かを期待することはできないし、その人が発する意見をありがたく聞く気にもなりません。同調してみせて「毒舌」をはいたり、ナンセンスに振る舞うことが許されると思い違いをしている人が多すぎる気もします。

翻って自分自身も無駄に偉そうなことを言ったり、きつい言葉を吐いたことも過去にはあったと思います。もう良い年齢だし、そうういことをしてるだけでみっともないんだろうなと思います。でもまぁ、今後もそこそこ思ったことや意見などを言ったり書いたりする際につい語気が強まることもあるだろうと思うので、それなりに気をつけようと思います。

mari_sugimura at 08:22|PermalinkComments(0)clip!

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