August 03, 2023

映え狙いのみ

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今年の夏は4年ぶりにニュージャージーのアトランティックシティに旦那と2人で行って来れました。前回同様、1泊のみでビーチとカジノ。今回はEVになってから初の遠出ということもあり、どこで充電するのがいいのか?など、実験してみる意味合いもありました。

ルートは大きく分けて2通り。うちからすぐにペンシルバニアに入って北上し、ハリスバーグから西へ向かいフィラデルフィアを通るか、一旦ボルチモア方向に出てから95で北上するか。距離も時間も大きな差はなく、有料道路でかかるコストもほぼ一緒。時間によって混雑するエリアをどちらにしても少しは通過することになります。おそらく大きな違いはEV高速チャージができそうなステーションの数。今回は目的地まで3分の2くらい行った先でチャージするのが良さそうでした。というのは、目的地周辺にはレベル3のチャージングステーションが全くなかったのです。レベル2まではチラホラあるようでしたが、宿泊先にはないので、チャージのためだけに5時間くらい別のところに駐車するのは面倒。カジノとEVの相性は悪いのかな?

ってなわけでとりあえず目的地をフィラデルフィア手前にあるショッピングモールにあるチャージングステーションに設定して出発しました。

まず驚いたことに、エアコンをかけてスピードを出していると、残りの航行距離がじゃんじゃん縮まることです。うえ〜。これじゃ電欠になっちゃうんじゃん?途中で気づいてからエアコンを切ってスピードを落とすと、残り航続距離がどんどん増え始めました。わー。そんなに違うのか!幸い、そこまで暑い日ではなかったので、エアコンを切っても大丈夫でしたが、天気や道路の条件によってはだいぶ早めに充電する準備をしておかないといけない感じです。今回は手遅れになる前に学習できたので、帰りも含めた残りの道中は問題なく運転することができました。

それからチャージにかかる時間。残り25%くらいまで減った後だったので、40分くらいかかっちゃうかな?と心配だったのですが、チャージを始めてショッピングモール内のトイレを借りて戻ると、他に無理に時間を潰さずともチャージ終了時間になっていました。勿論ガソリンを入れる時間ほど手短ではないものの、食事をするには短すぎるくらいです。実際、他のスロットでチャージ中の別のEVオーナー達は、各自の車内でスマホ弄りながら待ってる人も多くみかけました。

そんなこんなで到着したホテルは今回で4度目くらいかな?10年以上前にグルポンで$70くらいで1泊朝食付きディールがあったのに食いついて以来、その後もディスカウントパッケージで利用してたのですが、数年前に大手チェーンに買収され、ブランディング戦略が大きく変更になっていました。でもグループ内の別館という扱いで、本館にあるチェックインロビーから屋内の長い渡り廊下にカジノエリアやショッピング、レストラン街を抜けた後に繋がっていてます。予約の際にその別館の部屋が選択できるようになっていて、更に部屋のタイプもペントハウスが選べるようになってました。週末は1泊$600以上しちゃう部屋も、ルームサービスなどがない平日は$300以下で泊まれちゃうらしい。というわけで、オーシャンビューのペントハウスの部屋を予約しておきました。

過去にもオーシャンビューの部屋で満足度が高かったのですが、今回は更に最上階の角部屋なお陰で、リビングの海側の壁がほぼ全部ガラス張りのようになってる。バルコニーもついていて、更に進むと小さめのキッチンにダイニングエリア。テーブルには6個の椅子が。一個も使わなかったけど。そしてTVモニターは3箇所くらいにかかっていたのですが、リモコンでオンにすると砂嵐しか出ないパターン。ま、自前のスマホとタブレットで事足りる時代なので良いんですけどね。

事前情報ではバスタブは無いみたいな感じでしたが、シャワーとトイレ2つずつプラスバスタブもベットルーム内にカーテンの仕切りで設置されてました。このベットルーム側のシャワー。使えたことは使えたのですが、カーテンのサイズが合ってなかったらしく、気づいたら床が水浸し。この部屋、どうりでお安い訳だわ。全体的に調度品は古い。めっちゃ安物というほどでもなさそうだけど、ペントハウスにしては経済的な感じ。ソファーもクッションの弾力がだいぶなくなってる。1番の残念ポイントは、せっかくのオーシャンビューをエンジョイするための窓があまりきれいではない。これは仕方ないのかなぁ。この旧館のメンテにはあまりコストをかけてなさそうでした。

とは言え、このちょっと古い(60年代風?)テーマの内装は、うちの旦那も嫌いじゃ無いらしく、モダンでスッキリしてるけどキャラの薄い新しいホテルよりも性に合う感じです。そんな訳でインスタ映えだけは良い感じにできそうな内装で写真撮りまくりでした。

今回の滞在中に1番良かったのは、夜の満月。窓が開かずに残念でしたが、精一杯スマホで撮ったのがこちら。ついでに翌朝の太陽も。やっぱりオーシャンビューには癒されます。
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チェックアウト時間の午前11時まで、なんだかんだと部屋でダラダラ過ごしました。とりあえずチェックアウトして荷物を車に積んでから海へ。一応水着も持参してたけど、着替えるのが面倒なので足だけ入りました。ビーチパラソルやチェアのレンタルは結構高価な割に短時間しか滞在しないのでパス。次回は自前簡易チェアを持参しようかね。

その後はランチだけさっと済ませて帰路へ。毎度のことながら、猫が心配なので長居はできません。ランチは前日見かけて気になってたクラブフライ。どこが蟹かというと、味付けがオールドベイシーズニングなだけです。ムール貝の白ワイン蒸しは美味しかった。
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復路のEVチャージはメモリアルブリッジを降りてすぐのWawaというガソリンスタンド。ここにはテスラスーパーチャージング5、6スロットの反対側に Electify America のチャージングステーションも6つありました。チャージ中のテスラは見かけなかったのですが、Electify Americaの方は盛況で、リモートで確認した時も常に3つは使用中な感じで、うちらがチャージ中にはほとんど全部埋まっていました。でも使えなくて困ってる車はいない感じで、良い感じで回転してる様子でした。

トイレから戻るとうちの車の横に同じ車がとまってる。のみならず、何やら隣の車のオーナーらしき人がうちの旦那と話しながら、うちの車の中を覗いてる。ん?トラブルだったら嫌だなぁ。と一瞬心配しましたが、どうやら問題は何もなく、同じ車のよしみ(?)で、チャージ中の時間潰しがてら、何年モデルでどれくらい使ってるか、メンテはどうしてるか?みたいな雑談を楽しんでる様子でした。「同じに見えるけど、彼の車は2022年モデルだから、メードインドイツのインポートなんだって。うちのは2023年モデルのルイジアナ産だからEV減税対象だけど、このおっちゃんはアメリカ生産なんて信用できないから、$7500もらえなくて良いから敢えてドイツ製にしたんだってさ。」「えー?まぁ気持ちはわからないでもないけどねぇ。」そのおっちゃんは多分ラテン系。英語はだいぶ流暢ではあるけど、アクセントはある。私はラテン系アクセントには慣れてるつもりだけど、私の同僚たちとクセが違う気がしました。確認しなかったけど、ブラジル人だったのかな?「ドイツ人の仕事は信用できるけどアメリカ人はどうもねぇ…。」と終始ディスりモード。こっちもどう見てもアメリカ人じゃ無いと踏んで油断して(?)正直な意見を言ってる感じでした。

そこから先の帰路はな懐かしの道。私がメリーランドに引っ越して来た当初だから20年前か?に住んでたエリアのそばを通ります。旦那にとっては渡米後の最初の6、7年くらい住んでた場所。でも695をさーっと通るだけで、途中からはいつものインターステート70。乗っちゃえばローカル感。ACCも進化してるおかげで、昔ほどは長距離運転も苦ではなくなってます。まあ歳をとったのと相殺されてるかもしれないけど。

自宅に到着すると外はまだ明るい。猫達は人が誰も居ない1晩、ナーバスだったのか、トイレ掃除をしたらほとんど使っていないようでした。4匹もいるのに。ずっと寝てたのかな?




mari_sugimura at 11:56│Comments(0)clip!おでかけの話 
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