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2013年01月18日

FOTA発表 「F1チームは二酸化炭素排出7%削減を達成した」

Teams reduce carbon emissions by 7%

FOTA発表 「F1チームは二酸化炭素排出7%削減を達成した」

フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)は、F1チームは二酸化炭素排出を7%削減したと発表した。

この削減量は、FOTAのメンバーであるケータハム、ロータス、マルシア、メルセデス、サハラ・フォース・インディア、ザウバー、マクラーレン、ウィリアムズらが2009年から2011年の2年間で達成したもの。2009年をベースラインとして、外部監査機関が排出量削減目標値を設定した。

FOTAは目標に対するチームの実績を追跡し、定評のある環境研究分析組織 "Trucost" による監査から、F1マシンの効率向上により、二酸化炭素排出量が24%減少したことが確認された。この結果は、自動車業界全体で二酸化炭素削減を促進できる可能性を浮き彫りにしており、新技術開発の重要なプラットフォームを提供するというF1の役割を実証している。

ターボチャージ、燃料注入、可変バルブタイミング、運動エネルギー回生システム(KERS)などはすべてF1で開発された。チームは、資源と環境問題に対応する技術に投資を続けていく。

また、"Trucost" の分析から、チーム全体がテストにおける風洞使用を抑制した結果、電力使用が低下し、二酸化炭素排出が14%減少した。また、パーツや原材料の購入に関わる二酸化炭素排出量も14%減少した。

2009年以来排出量が増加した主な分野は、業務用燃料、出張、貨物だった。これはカレンダーのレース数および移動距離が増加した直接的結果である。

FOTAのマーティン・ホイットマーシュ会長は「取組み初期の段階で、二酸化炭素排出をこれほど大幅に削減できたことを喜んでいる」と述べた。

「"Trucost" の支援により、我々はチームの二酸化炭素排出を管理し、さらなる排出量削減の分野を特定する堅牢なシステムを組み込んだ。我々は、燃料効率に焦点を合わせ、より炭素効率の高い貨物輸送モードに向けた機会を調査していく。我々は、FIA研究所が世界的環境認証プログラムを開始したことを喜んでいる。このプログラムは、持続可能性に対して積極的な行動をとるF1のコミットメントを強調するものだ」

"Trucost" のリチャード・マティソン社長は「業務上およびサプライチェーンの二酸化炭素排出量を測定、開示、削減することで、F1チームは『カーボン・レース』において国際的スポーツ組織を先導している」と述べた。

「チームが達成した燃料効率におけるイノベーションは、F1および自動車業界にとって重要な進展である」

-Source: Pitpass

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markzu at 20:31│Comments(0)FOTA 
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