トト・ヴォルフ「ハミルトンとの対立で『悪質』だったのはロズベルグ」2
Mercedes boss Toto Wolff
ニコ・ロズベルグはトト・ヴォルフの元を去ったにもかかわらず、ヴォルフは、現ワールドチャンピオンのロズベルグを不当に非難したくないと語る。しかし彼は「ライバルを動揺させるため、あらゆる心理ゲームがあった」と言う。
ヴォルフは、社会的越えがたい溝やカート時代のライバル意識について「ニコとルイスについては、我々が知らない要素があるのかもしれない」と語る。ロズベルグは裕福な生まれでモナコで育ち、ルイス・ハミルトンはスティーブニッジの公営住宅団地に住む頑張り屋だった。
「ふたりは全く異なる環境の出身で、成長するなかで互いに競い合った。チームメイト同士がチャンピオンシップで優勝できるような良いマシンに乗っているときは、楽勝にはならないだろう」
「そして、過去の荷物と、今演じているゲームがある。毎年、ふたりの関係に大きな影響を与える、重大な論争があった。スポーツマンとしてハイレベルで戦っていると、当然神経質になる。ふたりとも神経質だったし、ふたりともその影響を受けた」
ロズベルグの駆け引きが、2014年モナコの予選でハミルトンがポール・ポジションを目指すアタック中における意図的なコースアウトにつながったのだろか?
ヴォルフは「わたしは答えを知っているが、あなたが記事にどう書くか考えている」と答え、ロズベルグが計算ずくで行動したとほぼ示唆した。これはパドックの圧倒的な見解でもある。
「あれはふたりの関係に大きな軋轢をもたらした。大きな軋轢だった」
ロズベルグは、生まれつき優秀なドライバーであるハミルトンに勝つ巧妙な方法を見つけなければならないとわかっていた。彼はその努力を永久に続けることができず、それが一因で年俸1,800万ポンド(25億4,669万円*)の契約を放棄したようだ。
2014年05月24日・・・・・・・
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トト・ヴォルフの発言
ハミルトンとロズベルグの対立 1 | 対立 2 | ルイス・ハミルトン
*日本時間2017年06月19日05:39 の為替レート:1ポンド=141.482880円
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