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 乃木坂とは関係ないお話。


 AKB48グループカスタマーセンター長の戸賀崎智信氏が、トークライブアプリ「755」にて、ファンからのハイタッチ復活を求める声に対して、「(ハイタッチ)復活はしないったらしないです」と答えた。ハイタッチは、「劇場」での公演終了後、メンバーがファンを見送る際に行っていたもので、今年5月の握手会襲撃事件を受けて中止となっていた――。


 で。


 ハイタッチ復活云々について論じるために、ここで取り上げたわけではない。これは安全面やメンバーの心理状態、またファンの気持ちも汲んで慎重に進めてほしい、という思いがあるだけだ。


 気になったのは、この一連の戸賀崎氏とファンの755上でのやりとり。どうにも戸賀崎氏の高圧的な態度が引っかかる。カスタマーセンターというものが、どれだけ機能しているかは分からないが、少なくとも、ファンの声に答える場所であるはず。

 そりゃ無茶なことや何度も同じことを言う人、けんか腰で来る人もいるだろう。でも、そういう人がいるからこそのカスタマーセンター。うまくいなし、できる限り納得して、あるいは納得した気にさせて帰ってもらう。そのプロの集団が、カスタマーセンターだと思う。


 それが今回の一連の発言。トークライブアプリ「755」より。


「君はそう思うのかもしれませんが、僕はそう思わないということだね」

「ハイタッチの為に公演来てるわけではないでしょ?」


 仮に、こんな対応を日常的に行う方がセンター長ならば、そのカスタマーセンターは破綻している、としか言いようがない。この発言について戸賀崎氏は、「別にイラついていたわけではないよ。文字だとなかなか伝わらないよね」とくくっているが、それが分かっているのなら、どうして言葉を慎重に選ばないのか。個人の発言ならばまだしも、長という冠があるのだから、なおさら言動には注意が必要だ。


 このことで気になるのは、AKB運営とファンの関係性。運営はファンをどう考えているだろう。うっとうしいやつらだ、オレらの好きにやらせろよ……そう思っていると考えてしまうのは、邪推なのだろうか。


 当然、ファンが一番に思うのはメンバー。メンバーの言動にファンは一喜一憂する。しかし、その次に見るのは、そのメンバーを管理する運営だ。運営の言動だって、ファンはしっかり見ている。それを運営は認識してほしい。


 子どもの遊びでやっているわけではないのだから。きっちり大人の対応、見せてください。





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