「何度目の青空か?」の発売日である昨日、アクセスが過去最高を記録しました。シングル発売効果、なわけはなく、おそらくアクセス増加の理由は、さゆりんのスキャンダルについてだったのでしょう。アクセスの詳細を見ると、やはりいつにも増して、ご新規さんが多く訪れていました。これは、さゆりんの情報を求めて、いろいろなブログを回る方が、それだけ多い現れともいえます。


 そんな方々のニーズに応えられず申し訳ありませんでしたが、第一報を受けたときから、一定の終止符が打たれるまで、この件について記事にするのはやめようと決めていました。理由は単純。こんな話題の記事、そう何回も書きたくありません。でも、確たる情報が出たあとならば、一回の記事だけですみます。


 ただ、その一回。それは書かざるを得ないです。書いておかないと、自分の気持ちに決着がつきません。なので一回で終わりにできるよう、今までこの件についての情報発信をやめていました。

3bh2T

 まず一番はじめに言いたいことは、受け止め方は人それぞれ、ということです。ファンならこうあるべき、といった「べき論」を声高に主張されている方もいますが、この件を受けて、どう思うかなんて、強制されるものではありません。

 幻滅する人も、乃木坂自体から去る人も、当然いるでしょう。個人で言えば、さゆりんを応援できなくなる人もいるかと思います。逆に、より強固にさゆりんへの気持ちを固めた人も多く存在しています。真剣に向き合っているからこそ、様々な意見がでる。それは当たり前、なんら不思議ではないことです。

 だから、どうか、思うことがあれば率直にお伝えください。もちろん、罵詈雑言や暴言はいけませんが、ルールに則った上でのコメントなら、どんな否定的な意見でも構いません。どんな意見でも活発にやりとりをおこなう。それができなければ、このブログを立ち上げた意味がありません。

 ただ、一番許せないのは、おもしろ半分で、この件に乗っかってくる人たちです。とりあえず話題になっているから、うわべだけをなぞり、さゆりんを否定する。そういう人たちが多くいることは知っています。だからこそ許せません。このブログに書き込みをしていただく方々が、そうでないことは分かっていますが、あえて言わせていただきました。



 では、本題です。


 
 今回の騒動について、当の本人であるさゆりんが自らの口で、一定の終止符を打ったことに、素直に感動しました。


 これは管理人の想像で、勝手な意見ですが、おそらく真実は文春に書かれたことでも、さゆりんの口から出たことでもないと思います。今回のさゆりんの釈明は、すべてとは言いません、けど大部分、運営が用意したシナリオではないでしょうか。文春の記事と釈明において、整合性がとれておらず、「事実とは違うこと」の説明がまるで成されていません。


 さゆりんの涙や、生駒ちゃんの言葉を疑うわけではありませんが、楽曲の選曲やキャプ、まいやんの登場といった、あたかも感動させる演出は、突っ込まれたら困る部分にフタをするための運営の作為的なものと思えてしかたありません。もちろん、それですべての人を納得させられるはずもなく、現に綻びをつつかれています。


 そして、そういったことを踏まえて、さゆりんが自ら謝罪したことに感動したのです。


 真実はわたしたちに知ることはできません。だからこそ、邪推もしてしまいます。しかし、そういった目にさらされることを承知で、涙ながらに自分自身で語ったさゆりんの覚悟。これは紛れもない真実だと思います。生駒ちゃんに見守られながら、というホームな空気感だったことを差し引いても、その覚悟は生半可ではないでしょう。ならば、分からないことを考えるより、その揺るぎない真実をしっかりと受け止めよう。ファンを裏切った自分を自覚し、それを認め、先に進もうとする決然たる覚悟を見届けよう。それが今の心境です。


 確かにさゆりんの言葉に100%納得はできません。前述したような、いや、それよりももっと深い闇が、裏にはひそんでいると思います。ただ、真実を暴くことに意味があるのか、と問われたら、それを仕事にでもしていない限り、明確なメリットはなさそうです。

 

 納得できないのは、ファンだけではなく、メンバーの中にもそういった感情を抱く者もいるでしょう。さゆりんにとって本当に大変なのは、これからです。今まで以上に厳しい目で見られるのは、本人も重々承知しているはずです。おもしろ半分でからかうような人も出てきますし、生の感情をぶつけられることも少なくないと思います。それらをひとつひとつはねのけていかなくてはなりません。

 

 ファンあってのアイドル業。そのファンを裏切った代償は、これからのアイドル活動で支払っていくことになります(そもそも論として、恋愛はファンへの裏切りなのか、というテーマもありますが、ここでは割愛します。わたしは裏切りだと思う派です)。それは決して楽な道のりではないです。でも、決して人の道を外れたわけではありません。取り戻せない失敗など存在しない。取り戻すことを諦めたとき、その失敗は永遠の失敗となり、心に残るのです。どうか、諦めないで。先に進んでください。



 奇しくも、謝罪したのは、「何度目の青空か?」の発売日。これはもう、さゆりんのための曲にしか聞こえません。今、あなたの心は曇り空かもしれない。でも、そんなの憂う必要はありません。あなたが望めば、青空はいつだって現れます。なんといっても、あなたの所属する乃木坂46は、青空を生み出せるグループなんですから。

20141008-10


 顔をあげて、空を見上げて、がんばっていきましょう。


 上り続けるあなたの後姿を、一ファンとして応援しています。




 いろいろと書きましたが、これが現時点での管理人の気持ちです。皆さんはどう思いましたか? すでに書き込んでいただいた方も多くいらっしゃいますが、改めてのお気持ちをお聞かせいただければ幸いです。

 前述した通り、肯定、否定、なんでも結構です。空気を読む必要はありません。いろいろな考えをお聞きしたいです。ただ、くれぐれも罵詈雑言や、必要以上に誰かをおとしめる発言はご遠慮ください。そのあたりの線引きは、皆様なら分かっていただけると信じています。


 最後に。


 「斜めに見える青空」様が、乃木神社に絵馬を奉納されました。その画像で、本記事を締めたいと思います。

 便乗にはなりますが、この願い事が、叶いますように。


20141008-05


20141008-04




乃木坂46 ブログランキングへ