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 正直、驚いている。先日、週刊文春にて、大和里菜の報道がされたが、あれから3日と経たないうちに、すでに風化しようとしている。それどころか、この件について話すと、いつまでやってるんだ、と責められるような空気にすらなっているように感じる。


 確かに、飲酒は疑惑であり、決定的な証拠は出ていない(もし、出てるようなら教えてください)。男性との抱擁も、先に松村が同じようなことをして、結果、ラジオで謝罪はあったものの、体外的な処分は、今のところ下されてはいない。その点で考えれば、過去の例にならい、このままスルーされる可能性が高いだろうし、それを望むファンも多いように思う。言い方は悪いが、大和の問題で騒ぐな、という圧力すら感じる。


 そんな中、11/23に開催される「FM-FUJI「沈黙の日曜日」in富士急ハイランド」の参加メンバーに大和の名前が連ねられた(FM-FUJI「沈黙の日曜日」in富士急ハイランド出演メンバー決定!/乃木坂46公式サイト)。さらにその翌日、個別握手会では聖誕祭の開催も予定されている。


 この2つのイベントに、あの報道に関するカウンターをなにひとつ打たないまま立たされる大和の心境はいかなるものだろう。彼女の755は、調べたところ報道があってから動いてはいない。ブログの更新もない。モバメは……どうなんだろう、分かる方がいたらこれも教えてください。


 ともかく、発信がストップされていることから、大和自身も、もちろん運営も事件は把握しているだろう。そこにきて、なんらアナウンスがないことが不思議でならない。


 真実であれ、疑惑であれ、週刊誌に載った、というのは厳然たる事実。それで一部のファンの間に動揺が走ったのも事実。その事実を、なぜ放置しているのか。間違いであればそう言えばいいし、真実ならば認めたうえで、今後の方策を語ればいい。今のやりかたは、臭いものにフタをしているとしか思えない。いくらフタをしても、中身が消えることはない。それどころか異臭は増すばかりだ。


 松村はすぐに謝る機会があったから、まだ救われた部分はあると思う。しかし大和にはその機会すら与えられない。彼女自身、自分の口で語りたいのではないか。疑惑であれば晴らしたい、真実であれば認めて謝罪したいのではないか。それを押さえつけ、胸の内に隠し、笑顔でファンの前に出ろなど、自分だったらとても言えない。もし、それがプロの世界だというのなら、そもそも問題が起こらないよう管理できてるのか、と言いたくなる。


 文春の記事をそのまま受け止めるならば、未成年飲酒に、謝罪前日の路上抱擁など、一連の大和の行動は、乃木坂ファンとして看過できることではない。飲酒疑惑は置いておくとしても、抱擁自体は法律的に罪に問われることではない。しかし、その行動によって、自分が、自分たちが、汗と涙の元に作り上げた土台が崩れる。乃木坂のグループとして、その罪の意識はなかったのか。


 ここからは反論覚悟で書く。


 自分は大和に、自分の口で語ってほしい。きっと罪の意識はあると思っている。だからそこで自分の気持ちを、自分の口で語り、運営にしかるべき処分を臨んでほしい。そのうえで運営が不問としても、謹慎にしても、最悪、解雇となっても、彼女自身も、ファンも納得できるのではないだろうか。

 このままうやむやにしてほしくはない。問題が起きたとき、即対応するのは常識だ。仮に運営が、スルーという対応を選択しているのならば、それはファンへの冒涜と解釈させてもらう。ファンは、少なくとも自分は、大和に厳罰を求めているわけではない。真実を知り、そのうえで運営がどう判断し、今後どのようにするかを知りたいだけだ。

 スルーから感じとれることは、どうせおまえらすぐに忘れるでしょ、というなめきった態度しか見えない。もし違うというのなら、どういう意図をもってのスルーか教えてほしい。申し訳ないが、わたしには戦略的に有効なスルーとはとても思えない。とりあえずスルーで、とか単純に決めていないだろうか。


 とにかく、まだ報道があって3日。正式なアナウンスが今後出る可能性もある。まずは、この三連休のイベントがどうなるか、見届けたい。運営には大和のフォローをしっかりしてもらいたい。それはスキャンダルをおかしたアイドルに、というより、ひとりの少女に対する心配として書かせてもらう。自業自得とはいえ、傷ついた心をちゃんと癒し、正しい選択へと導いてほしい。

 それが夢を追い求める少女たちを預かる、大人の義務だと思う。


※次回の記事で、本記事と前回の記事(大和里菜に対する週刊文春の報道について)でいただいたコメントをまとめます。



 

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