本日、今年の紅白歌合戦の出演者が発表になり、そこに乃木坂46の名前はありませんでした。

 10th



 以前に何かの記事で書きましたが、 管理人は紅白歌合戦を物心つくまえから、リアルタイムでずっと見ています。記憶をさかのぼっても、大晦日のあの時間、紅白を見逃したことはないと断言できます。もはや紅白を見ないと年を越せない体になっています。

 余談ですが、結婚したての頃は、紅白に興味がない奥さんとチャンネル争いになっていましたが、死に物狂いで紅白を見ようとする自分に諦めたのか、今では一緒になって見てくれます。普段、アイドル関係の番組以外は執着しないのですが、こればっかりは譲れない番組です。


 なので、その影響力も肌で感じています。若い人が紅白を見なくなった、と毎年のように騒がれますが、腐っても紅白。知名度は圧倒的、モンスター級の音楽番組であることは、昔も今も変わりません。

 そんな番組ですから、アーティストも幾分緊張した面持ちになり、いつもとは違うパフォーマンスを見せてくれます。まさに集大成、最高の舞台です。この紅白のあとに、TBSでCDTV年越しライブを見て、紅白とは違う、リラックスしたアーティストを見て、ほんわかな気持ちになって年を越すのが、例年の決まりになっています。


 きっと乃木坂が出たら、それは充実した一年を現す、極上の内容になっていたでしょう。でも、すべては、たられば。何を言っても、今年の紅白に出場することはできません。


 悔しいです。心底悔しいです。取り繕って、前向きなことを書こうと思いましたが、それはまた冷静になってからにします。今は今しか書けない感情を書きます。


 メンバーが一番悔しいからファンはそれを応援しよう、という流れがあります。その通り。わたしたちにできるのは応援することだけです。

 でも、差異はあれど、悔しい気持ちは一緒です。同じ事実を突きつけれても、人によってその消化スピードは違います。悔しければ悔しいって言っていいんです。前を向くのはそれからでも遅くありません。感情を全部吐き出して、最後に残ったものが本当の気持ちです。それを確かめるためにも、悔しければ悔しいと、まずは素直に言うのが一番だと思います。そのうえで応援すればいいことで、無理やり自分の感情を決めつけるのは早計です。

 こんなことを書くのは、ネットを見ていて、メンバーに追随しなければファンじゃない、という内容のものを見たからです。こういう、なになにをしないとファンじゃない云々かんぬんという論調が、心底嫌いです。どう思おうが、どう消化しようが、それはその人の勝手です、そこにケチをつけて、あなたはメンバーの代弁者にでもなったつもりか、と。ファンの定義は人それぞれでいいじゃないですか。

 紅白に乃木坂が出れなかった。悔しい。わたしはその意見を尊重します。紅白についてたくさんのコメントをいただきました。嬉しかったのは、皆さんが自分の気持ちをストレートに書いていただいたことです。中には、もう来年を見据えている方もいらっしゃいますが、それはすばらしいことだと思います。中には、まだ受け止めきれていない方もいるかもしれません。それも無理のないことです、それだけその方にとって大きな衝撃なのですから。ゆっくり自分で決着をつけて、焦らず、ゆっくりと前を向きましょう。

 自分も同じです。紅白が好きなだけに、今このタイミングの乃木坂を見たかった、という、今さらな気持ちを悶々と抱いています。どうしようもないことですが、これは乃木坂のみんなの決意や、皆さんの意見を聞き、自分でも言葉を紡ぎながら、自身で決着をつけるしかありません。

 そんな中、自分に言い聞かせていることは、乃木坂の活動が否定されたわけではない、ということです。彼女たちの活躍が眉唾ではないことは、ファンである我々が一番知っているはず。紅白に出れなくても、その厳然たる事実が消えることも、霞むことも、曇ることもありません。まだ幾つかのライブが残っていますが、乃木坂46の2014年は充実した一年だった、きっと誰もが胸を張ってそう言える一年になれば、年の締めくくりとしては最高でしょう。


 とはいえ、しつこいようですが、やっぱり残念。来年こそは、とはもちろん思いますが、怖いのは組閣と卒業。来年の今ごろに、去年出てたほうが良かったんじゃ、とならないことを願います。


 とにかくメンバーもファンも気持ちをだしていきましょう。その熱が、坂を駆け上る彼女たち、背中を押すファンの原動力となります。悔しさも切なさも空しさも全部吐き出し、それから先に進んでも遅くありません。流されず、惑わされず、自分の目で、心で、やりかたで、彼女たちを応援してほしいと思います。


 最後に。


 なんでも、特定対象を狙って嫌がらせをしているファンがいるとか、いないとか。怒りの矛先をどこに向けたらいいのか分からないのかもしれませんが、逆の立場だったら、ということを考えてください。相手を理解しない発言は、ただのひとりごとと同じです。ひとりごとならひとりでしてください、誰にも迷惑かけずに。


 ちょっと書き過ぎました。本当は紅白について、もうひとつ書きたいテーマがありますが、それは別記事にします。内容は「発信者の立場から見た紅白騒動」です。昼間コメントで書いた、頭にきてます発言は、こちらのテーマに関してのものです。



 ん? なんだか声が聞こえるぞ。

 怒ってませんか?って。

 いやいや、全然怒ってませんよー。いつも通りです。

 え?

 キレてないですかって。




20141127-01




 お後がよろしいようで。

 皆さんの紅白に対しての率直な意見、ぜひお聞かせください。


 って、前回の記事で、ほとんど出尽くしていますよね……すみません、更新が遅くなったばっかりに。

 それでも、待ってます!(開き直り


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