没ネタに少し味付けして公開。もやもやしてる気持ち、吹き飛ばしてください。
あくまで個人の妄想なんで、萌えなくても怒らないでくださいね。自分はこれで萌えるのです!むふふー。
ちなみにpart5ぐらいまで続く予定です。めくるめく妄想の世界を、嫌というほど味わってもらいますよ。
「料理教室の先生」
秋元真夏 編
まったく料理ができない僕は、友だちに勧められるがまま、料理教室に通うことになった。周りは女の子ばかり。居心地は悪いが、辞めるに辞めれない理由ができた。
担当の先生は、高校生といっても通じるぐらいの童顔で、性格も愛くるしい。見ているだけで笑顔になれる。先生も、男ひとりで所在なさげな俺をかわいそうに思うのか、よく気にかけてくれる。
その先生に、俺は恋をしていた。
「おいしそうなケーキなんだけど。うーん……いまいち、かな。でもだいじょうぶだよ、そんなに落ち込まないで。次はうまくいくから」
「それにしても、どうしてだろうなぁ。作り方は合ってるはずなんだけど。何かが足りないんだよね」
「あ、ちょっと待ってて」
「よいしょっと。これ食べてみて。え? 何かって? まあ、いいからいいから」
(ごくん)
「おいしい? あはっ、良かった~。これね、わたしが作ったんだよ」
「あなたに教えた方法とまったく同じ材料で、同じ方法で、同じように。味、違うでしょ?」
「だよね。さあ問題です。なんでこんなに味が違うんでしょう? かちっこちっかちっこちっ……」
「はい、時間切れー。残念でした」
「正解はね……」
「あなたへの想いをいっぱい込めたから、だよ」
「音楽室の彼女」
生田絵梨花 編
放課後、いつも同じ時間に音楽室から流れてくるメロディー。それはまるで放送のように、決まった時間に、決まった旋律を、決して狂うことなく奏でてている。音楽室は一種の聖域だ。無粋な男子がずけずけと入って良い場所ではない。それでも僕は、この美しい音色を紡ぎだす人物を一目見てみたかった。
怒られるのを覚悟で、音楽室のドアを開く。
「何か用?」
「……黙ってたら分からないでしょ。それとも、わたしのピアノ、聞きにきてくれたの?」
「え? 本当に? 冗談だったのに。ありがとう」
「わたし、いつもこうしてひとりで弾いてるんだ」
「けどね、全然上達しなんだ。いつも同じ音を出してるだけ。なにがいけないんだろうなぁ」
「――友達にね、「生田は経験が少ないのよ。彼氏でもつくってみたら」なんて言われたけど、そんなこと言われても、ね」
「でも、もし本当に彼氏ができて、うまくなれるんだったら……」
「ねえ、わたしを彼女にしてみない?」
「キャッチボール」
衛藤美彩 編
斜めに見える青空様 作
斜めに見える青空様 作
みさ先輩とは高校の同じ部活。
練習後、制服で二人で野球して遊んでます。
と、みさ先輩の投球が頭に直撃!
僕はふざけて昏倒します。
本気にしたみさ先輩は、悲鳴をあげて駆け寄ります。
必死にしゃがみこんで介抱しようとします。
僕はワザと呻きながら、薄目を開けてスカートの中を
チラ見しています。
赤くなってきた僕の頬で、異変に気づいたみさ先輩は
咄嗟に平手打ちして、立ち上がります。
頬をおさえながら起き上がった僕が、スミマセンでした
と言うと…
「このバカヤロー!本気で心配したじゃん!もうっ!
……今見たものは君だけのヒミツだぞ?」
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そして改めて雪崩式ジャーマン氏の底知れぬ妄想力に畏れを抱く(笑)
たくさん送りました。
ここでは書けない内容ばかりです笑
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