発表から卒業するまで、本当にあっという間だった気がします。乃木坂46を知ったときから、そこにいた永島聖羅という存在。彼女のいないグループを想像できません。情けない話、「卒業した」と聞いても、実感を伴いませんでした。まだいる、まだいてくれる。そんな幻想にとらわれています。
しかしそんな甘えた夢を見て、現実を受け入れられないわたしと違い、当事者である彼女はしっかりと前を見て、もう歩き出しています。
今思えば乃木坂46に入れた事も奇跡というか、、
私はもともと芸能界に入りたいとは思っていたのですが、アイドルになろうとは考えていませんでした。
永島聖羅/永島聖羅オフィシャルブログ
1674日のアイドル生活。
その旅は小さな奇跡からはじまりました。アイドルに興味のない少女がアイドルになり、そして味わう過酷な現実。
正直、入りたての時は夢や希望に満ちていました。
それは華やかな世界しか見てこなかったから。。
でも私の理想とはかけ離れちゃうくらい、希望を見失うくらい苦しいこともありました。
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アイドルは偶像。あこがれや崇拝の対象たる存在です。普通の人間がそんな神に等しき存在になるには、計り知れない努力と涙、周りの協力がなくては成立しません。生半可な覚悟では、生半可な存在にしかなれず、生半可な心しか動かすことはできないでしょう。
永島聖羅というアイドルは果たしてどうだったのか。
卒業発表をしたとき、沢山のメンバーが涙を流してくれて、ファンの方も寂しいっと言ってくれて、私のために悲しんでくれるって本当にありがたいなあっと思い、自分は乃木坂に居た意味を少しでも証明できたかな?って少しだけ思えました。
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聖羅さんにとってこの旅の目的は、存在の証明だったのかもしれません。だから人よりもエネルギーを爆発させ、自分自身を放出する。アイドルとしてはちょっと王道とはかけ離れてたかもしれない……彼女自身がそう綴っているように、いわゆる「王道アイドル」とは違う自分をどう見せていくか。その悩みはあったと思います。
私は、メンバーにとって、皆さんにとってどんな存在でしたか??
乃木坂に入ってくれてありがとうって思ってもらえるような存在になれてましたか?
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アイドルに決められた型はありません。深くファンから愛された永島聖羅は間違いなく「アイドル」でした。
それは誰よりも本人がいま、実感しているはずです。
乃木坂に入れて幸せでした。
私にとって乃木坂は、人生の中でもかけがえのない宝物です
これからもこの先も一生の財産です。
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先にあるのは未来。過去はありません。しかし過去に得た宝物は未来の糧となります。乃木坂46の活動を通してアイドルの証明を果たした永島聖羅さんが次に証明すべきは「永島聖羅」そのもの。それは今までとはまた違う過酷な道のりです。その道に、大きな財産をもって彼女は挑もうとしています。
乃木坂46としての最後のブログ。彼女はシンプルに「永島聖羅」と自分の名前をつけました。毎回タイトル+名前だったものが名前だけになった。まさに体ひとつで旅にでる彼女にぴったりではないですか。
最後の私のワガママなんですけど、乃木坂46はもちろんなんですけど、良ければ永島聖羅も応援してもらえたら幸せですm(._.)m
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永島聖羅さんを思い浮かべるとき、必ずあの笑顔がでてきます。顔全体が曲線で描かれたようなくしゃっとした表情。屈託のない、見るものすべてを包み込みような彼女を想像すると、抱えている悩みなんてすごくちっぽけに思えます。
――笑ってみなよ。きっと元気でるからさ。
そんな彼女の声が聞こえてきそうです。
永島聖羅さんから「笑顔」と「元気」の届け物があったこと、決して忘れません。
胸の金庫にしっかり保管しておきます。
どうかこれからも「笑顔」で「元気」でいてください。
それがわたしたちの「笑顔」と「元気」です。
「1674日」の先にある「1日」。
その日がくることを楽しみにしています。
乃木坂46の旅路、おつかれさまでした。
そして乃木坂46にいてくれて、ありがとうございました。
あなたの存在は唯一無二です。
また逢う日まで!!!
卒業発表を受けて書いた記事もぜひご覧ください。コメント欄には聖羅さんへの「愛」であふれています。
【永島聖羅さんの卒業発表。あなたからの届け物はいつも心の中に。】
コメント
コメント一覧 (8)
無事還る顔を迎える時、喜びふたつ。
また逢いましょう、「乃木坂」で。
乃木坂に居て辛い事、悲しい事も去年の武道館の卒業発表からラストまでのファンとメンバー、運営の暖かさが彼女の思い出を全て良い思い出に変えてくれたのですね…本当に良かった。
このブログを見て、心から言えます。
永島聖羅さん、卒業おめでとう!
次のステージでの貴方の笑顔を心待ちにしております。
彼女の全力のパフォーマンスは、見るものに元気、勇気を与えてくれるものでした。
アンダーライブは、永さんがいなければここまで大きくなれていたのかなって思います。
回を増すごとにファンの熱量が上がり、同じようにメンバーのスキル、レベルが上がっていきました。
でも、メンバー達の不安感を和らげていたのは間違いなく永さんの存在だと感じます。
彼女の頑張りのベースには「死ぬ気でやれよ!!死なないから」(2013年6月9日永島聖羅ブログより)があると思います。
地元の友人に言われた激励が最後まで続いていったように思います。
これからの永さんがどんな風に変化していくのか楽しみです。
長々書いてすみません。
運営さんに、卒業させてしまったことを後悔させられるくらいの活躍を期待したいです。
辛いこともいっぱいあったでしょう。
それは我々の想像もできなかったことも含め。
それでも彼女は前を向いていくつもの坂を上った。
乃木坂にいてくれてありがとう。
これから行く先の方がつらい坂が多いかもしれません。
頑張れ。永島聖羅。
またいつか会える日がきますように。
卒業について「後輩たちの成長」を決意を後押しした要因の一つとして挙げていますが、アンダーメンバーのリーダー的存在として、アンダーライブや恐らくは全体のライブにおいても重要な役割を担ってきたであろう彼女が、「自分がいなくてもやって行ける」という確信を得られたことで卒業への決意を固めたというのはファンにとっては複雑でありますが、グループの成長過程において避けられない事であった、と思う事で自分を納得させようと努力しています。
お馴染みの「ちゅー」は❝継承へのイニシエーション❞!永島聖羅の活躍を切に願うとともに、意を継ぐ者たちの飛躍に期待しています。
選抜メンバーがメディアに出ている間にその裏では辛い思いもあったかと思います。
でも、前を向いて自分のできることを精一杯やっていった姿は多くのファンは知ってます。
これからの人生に幸あれ。応援しています。
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