「ついまーる⊿ちゃんず」様より、井上小百合さんが出演した舞台「大人のカフェ~飲みかけで帰ったあの娘~」の観劇レポートをいただきました。
次々と舞台出演を果たす井上小百合さんが挑む純度100%のコント。
そこで彼女が見せたコメディエンヌの才能とは。
(以下、ついまーる⊿ちゃんず様レポートです)
4/21~4/24にかけて渋谷区道玄坂のザ・プライム6階にあるCBGKシブゲキ!!で公開されていた大人のカフェさんのコントライブ「飲みかけで帰ったあの娘」を観劇してきました。
芸人養成所の同期だったという飯野智司さん、加賀成一さん、伊達さん(伊達さんという芸名(?)であって、私が故意に省略したわけじゃないです)の御三方が結成したコントユニットで、毎回ゲストヒロインを迎えつつ、これまでに8回の単独公演を行なっていらっしゃるそうです。
9回目となる今回は私の推しメンの1人である井上小百合さんがゲストヒロインとして参加するとのことで、イソイソと渋谷に行ってまいりました。
私が観劇したのは22、23日の夜公演と24日の昼夜両公演の計4回。
全体の大まかな構成としては、オープニングコントを含めた全9本のコントの合間にスクリーン上映のミニドラマ(5分ぐらいだったかな?)を挟む、という感じです。
舞台上で繰り広げられるコントの一本一本が全て面白いんですが、それぞれのコントで観客の心に少~し残るような絶妙な塩梅で特異なキャラクターやワードが伏線を張るかのように練り込まれていて、コントが進むに連れてそれらが不意に回収された時にまたドカーンと笑いが起きるという。
全然別モノのコントを次々観せられているのかと思いきやいわゆるオムニバス形式になっていて、途中で上映されるミニドラマも含めて最終的には全てが一つに繋がっていきます。
まぁーー笑いました。
それも思わず声を上げてしまうぐらいゲラゲラと。
コントだから、オチがわかっていたらそんなに何度も爆笑はできないかもな…などと思っていましたが、公演の度に動きやセリフをちょっとずつ変えてきたり、舞台特有のハプニングが起こったりで、毎回大笑いしました。
そんな練り込まれた作中におけるさゆちゃんのポジションについても、ゲストヒロインだからといって過剰に前面に押し出すということはなく(コントの中にはさゆちゃんが1回も出てこないものもある)、作品世界の中に上手く組み込んでくださっている感じで、それを見事にやり切っていました。
また、演技もさることながら「これ、観劇に来ている男性はサユリストさんじゃなくても全員メロメロになるんじゃないの?」ってぐらいに可愛さがぶっ飛んでいて、最高でした。
終幕後には毎回、楽屋での出来事だったりその日の公演でのハプニングなどについてアフタートークがあるのですが、それがまた面白いこと面白いこと。
所々でさゆちゃんの荒っぽいツッコミが出たりして、短い期間ながら御三方と本当に良い関係を築けているなぁと感じました。
さゆちゃんに関しては、昨年のじょしらくで「波浪浮亭木胡桃」を演じる中で、小さなアドリブをちょいちょい繰り出してコメディエンヌとしての才能を随所に見せつけてくれ、犬天では「早撃ちエルザ」という狂言回し的な役割を演じてその才能が本物であることを見せつけてくれましたが、今回の舞台期間を通して才能を一気に開花させてもらえたのではないでしょうか。
程よいプレッシャーの中で、とても生き生きと楽しそうに演じているのが伝わってきました。
コントライブ出演の話を知った時は驚きと共に大きな期待感を持ちましたが、終わってみたらその期待以上の面白さでした。
これでチケット1枚3,000円とかもうね!!オトク感というか「いいんですか!?」ってレベルでしたよ!!いや、もしかしたら小劇場のチケ代ってそんなもんなのかもしれないですけど!!
いやはや本当に素晴らしい舞台を堪能させていただきました。あまりに良すぎて、Twitter上ではカフェロス状態のサユリストさんがわんさかいらっしゃいます(笑)
また観たいなー。
コメント
コメント一覧 (6)
さゆちゃん、女優としての階段を確実に上がっていますね。
お笑いにシリアスにそつなく演じる。
時代劇のくのいち役や裏家業的な役を見てみたいです。
レポありがとうございました!
7公演とも見ましたが、毎回オリジナル?を混ぜながら
楽しみました。そういったアドリブ的な事があるからこそ
楽しめる公演でしたね。
女優としてのさゆちゃんを、もっと見たいですね。
サユリスト勢のカフェロスは、皆さんの想像以上に深刻です。さらに、じょしらく以降にマリーさんロスを発症するのも決定的ですし、エルザロスも全く治りません。サユリストとは因果な生き物ですよね…。
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