このようなコメントをいただきました。



43. 名無し様@ノギザカッション!
2016年07月17日 18:43


歌番組における口パクについて、このブログの運営者さんや、読者の皆さんのご意見を、聞きたいです。

私は、いくちゃんを応援しています。
私の意見を言いますと、
せっかく歌番組に出演する機会を局からもらっているのだから、たくさん歌って経験を積んできてほしかったし、
歌唱の更なる上達のために適切で高いレベルのレッスンを普段から日常的に受けさせてあげて欲しかったし、
いくちゃんの素敵な歌声をたくさんの人に知ってもらいたかったし聴いてもらいたかったです。
いつも口パク(もしくは僅かな被せ)だし、FNSやMフェアでのコラボも無くなったし、
このままずーっと、いくちゃんの歌を、テレビできちんと聴くことは叶わないんだな(そして業界や世間に知ってもらうことはないんだな)と思うと、
歌わせる機会を奪い続け、口パクに逃げ続けた乃木坂運営さんを憎まずにはいられません。

皆さんはどのように思ってこられたのか、知りたいです。
どうか、お願いします。



 歌番組の「口パク」に関するご意見です。

 まず率直に、わたし自身は口パク(かぶせ)ならそれはそれ、生なら生、と与えられたものを受け取っているだけで、そこを深く考えたことはありませんでした。

 よくある話ですが、生で歌うと、どこぞの掲示板や煽り体質の方々がこぞって言うじゃないですか。「生歌が酷い」「生歌が放送事故」とかとか。歌の受け取り方なんてそれぞれですし、普段から、レベルの高い音楽に接している人からすれば「酷い」のかもしれません。

 でも自分は単純に生歌だと、「CDとは違う感じで聞けて大満足」となります。CDと比べて「うまいへた」じゃなく、「違う」というだけで満たされてしまうのです。


 今回、「口パク」について、いわゆる「生歌批判」とは違う憤りのコメントをいただき、そういう見方もあるのか、と率直に驚きました。


 「口パク」を用いることによって、投稿者様の危惧されているポイントは2つだと思います。


 ・歌唱の経験値が上がらない
 ・"生"の歌声を多くの人に知ってもらえない


 まずひとつめの経験の話ですが、ライブや舞台など、生で歌う経験は相応にあると思います。歌番組だけがすべてではありません。ケースバイケースといいますか、プロの判断によって生歌、かぶせ、口パクの決定がなされているはずです。

 確かに「口パク」によって「生で歌う」経験は得られないかもしれませんが、ひとつひとつの音楽番組で得られる、「アイドル」としての経験はいくちゃんにとってプラスだと思います。


 しかしそうなると、もうひとつの危惧、”生”の歌声を多くの人に知ってもらえない、という話になります。地上波での音楽番組の訴求力は馬鹿にできません。いくちゃんの生歌を聞いて、「この子、生なのにすごいうまい!」と、彼女を知らなかった人の胸に残る可能性は大いにあります。
 
 その機会損失がどれほどのものか。自分には推し量れません。乃木坂フィルターを介せば、いくちゃんの生歌を聞けば絶対感動する!と言い切りたいですし、実際そうも思っているのですが、一般的な視点ではどうなんだろうと考えてしまいます。

 もしかしたら、もっと軽く見ている方が多いのかもしれません。生かどうかは次の話で、単純に、「あ、この子うまい」と。たとえ生歌じゃなくても、彼女の歌声は視聴者の興味を引く対象にはなると、乃木坂ファンとしてのわたしは思っています。




 総括として。

 たとえ「口パク」であっても、いくちゃんの歌声が消えるわけではありません。そしてその歌声を維持、向上、さらには大舞台で披露するための努力を惜しまないのは、いくちゃんを推している投稿者様がよくご存知だと思います。そしてその努力に気づきファンになる方は必ずいます。多くの乃木坂ファン、いくちゃんファンがそうであったように。

 努力を惜しまない裏には、「自覚」があるのだと思います。自分が何をめざし、何を求められているのか。その強い自覚が、歌番組の「口パク」によって損なわれることはない気がします。それすらも糧にしてステータスを上げていくだけの力を、きっと彼女は持っているはずです。そんないくちゃんの成長を楽しみに見ていきたいと思います。

20160729-01



 これはあとで記事にしますが、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の出演も決まりました。業界に「生田絵梨花」が広がっている証拠だと思います。いくちゃんが直面し、突破していくだろう「アイドルとしての可能性」。わくわくします。



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