「桐生」様より、2016年10月29日に幕張メッセで開催された個別握手会の星野みなみちゃんレポートをいただきました。 


 この日のみなみちゃんは、筆者の桐生さん曰く、「私が参加した握手会史上最高に体調が悪そう」。現に、5部は欠場に至ってしまいました。

 1部から体調の悪さを見抜いた桐生さん。いったいみなみちゃんにどう接したのでしょうか。


 言葉のひとつひとつからあふれる優しさに、胸が熱くなること間違いなしです。


20170106-02
 

(以下、桐生様レポートです)


10月29日(土) 幕張メッセ 個別握手会


単推しの朝は早い。

いつものように早朝から休日出勤すると見せかけて真っ直ぐ福岡空港へ。そう、今日は久々の握手会遠征です。

握手券も第1部から第5部まで各10枚の計50枚と比較的まとまった枚数で気合いが入ります!
2ヶ月ぶりに会うみなみちゃん、待たせてゴメンよ!

空港で巷で噂のハムさんと合流、別々の便で空路東京へと向かいます。

機内では50枚分の会話の最終シミュレーション。
時折漏れる独り言に気味悪そうにしていた横の席のビジネスマン、ごめんなさい。

羽田に着きハムさんを探しましたが、何と飛行機が別々のターミナルに着いた事が発覚!
幕張は初めてで行き方がよく分からないと言っていたハムさん…
だが刻々と迫る握手会第1部の時間!
どうする桐生!

泣いて何とかを斬る!

ハムさんを残し幕張行きのリムジンバスに飛び乗る苦汁の決断。
苦悩したあの3秒間は私にとって永遠のように感じられました。

みなみちゃんが笑ってくれるなら僕は悪にでもなるよ!

車内では50枚分の会話の最終リハーサル。
リムジンバスは満席でしたが是非もなし。

幕張に着くと、当ブログ常連の方々はじめ10名以上のお仲間が既に集結されていました。
皆様と談笑している間にハムさんも無事到着。
くーるー!きっとくるー!
信じていましたよハムさん!

時間となり会場内へ。
お会いするのは今回が初めての和田まあやちゃん単推しで有名な「ひさ」様と一緒にみなみちゃんレーンへ並びます。

ひささんは初みなみちゃんとの事でかなり緊張の面持ち。
しかし彼があんな重大事件を引き起こすとはこの時は夢にも思っていませんでした…
詳細はひささんの爆笑レポートで!

ひささんと一緒の待機列では会話の最終チェック。

みなみちゃんに話したい事、いっぱいあるんだ。

しかし…


第1部① 5枚

桐:福岡の桐ちゃんだよ~…
星:あ…桐ちゃん
桐:さっき飛行機できたよ
星:遠いのにいつもごめ~ん
桐:いやいや!あ、今日は5部まで50枚…ほら!(券見せる)
星:いつもありがと~
桐:福岡ツアーの時あれ…
星:あっ!うんうん
桐:これからも必ず!
星:嬉しい!ありがと

思い上がりかもしれませんが、みなみちゃんとしか握手をしない正統派単推しの私にはブースに入る前から分かっていたのです。
今日のみなみちゃんは私が参加した握手会史上、最高に体調が悪そうな事が…

元気そうに装ってはくれましたが、きっと私も心配が顔に出てしまっていたように思います。

出来る事と言えば持ち券全て使って元気づけることくらい。
ならば全力で。


第1部② 2枚

桐:桐ちゃんだよ!
星:あー
桐:桐ちゃんはみなみちゃんとしか握手しないけどさ
星:うん
桐:写真集のお渡し会では橋本さんと若月さんにも会えたね
星:そか!どうだった?
桐:お綺麗
(剥がし)
桐:でもみなみちゃんが1番!
星:イヤイヤイヤ…


第1部③ 1枚

桐:桐ちゃんだよ~お洋服誉めるの忘れてた
星:あー(笑)
桐:肩だし素敵!
(剥がし)
星:ありがと~!


第1部④ 2枚

星:桐ちゃ~ん
桐:少女の見る夢
星:うん
桐:福岡は放送なかったけどお友達が録画してくれて10回みたよ!
星:そんなに!
(剥がし)
桐:次は単独主演で
星:イヤイヤイヤ…


第1部が終わり、久々に言葉を交わせた事の喜びと、恐らく本調子ではない事への心配が一気に押し寄せてきました。

みなみちゃん、無理はしないでね…


第2部① 5枚

星:桐ちゃん
桐:この前TGCでも福岡来てくれたんだよね
星:うん
桐:仕事で行けなかった…ごめん
星:そうなんだ
桐:明太子お土産で買ったってあったけど好きなブランドってある?
星:えー?なんだろう、あんまりこれってのはなくてお奨め聞いてそれにするって感じ
(剥がし)
桐:ありがと!


第2部② 3枚

桐:言うの忘れてた
星:桐ちゃん
桐:福岡で初めてのライヴMCしてくれてありがと!
星:うん!
桐:立候補してくれて
星:そーなの~
桐:ホントありがと~
(剥がし)
桐:じゃね
星:うん!


第2部③ 2枚

桐:この前のレコメンで生ちゃんがさ
星:うん
桐:世界で1番可愛いの「みなみ」って言ってたね
星:あー(笑)
桐:生ちゃんに伝えて!
星:ん?
(剥がし)
桐:全く同感です!
星:(笑)ありがとー


いつもと変わらない楽しそうな会話に読めたなら、それは星野みなみのプロ意識が成した結果です。

そしてブース前に貼り紙が。
「声があまりだせません」

それでも座りながら頑張るみなみちゃんを見て、心からこの子のファンで良かった、そう思いました。


第3部① 2枚

桐:みなみちゃんご飯食べた?
星:あっ、まだなんですよ
        (なぜか敬語)
桐:早く食べて元気つけないと5部までもたないよ~
星:うん、ありがとー!
(剥がし)
桐:じゃね!


第3部② 2枚

桐:声出さなくていいよー
星:ありがと
桐:みなみちゃんの声で起こしてくれる目覚まし申し込んだよ
星:うん
桐:録音まだかもだけど7文字なので『ふくおかのきり』ちゃんにしたよ
星:うんうん
(剥がし)
桐:録音のとき覚えてたら僕だからね~
星:わかった!


声を出さなくていいと言っても、何とか話そうとしてくれるみなみちゃん。
その後、第3部の途中から、私は人差し指を鼻にあて、シーッというポーズでブースに入るようにしました。

みなみちゃんは直ぐに意図を理解してくれ、それから私は一方的に話したい事を話しまくりました。

微笑みながらコクコクと頷いてくれるみなみちゃん。
それは私にとって、いつもと変わらぬ幸せな一時でした。

第4部の最後、話し終えてブースを離れる私の背中に向け、今までで黙って私の話を聞いていたみなみちゃんが、早口でハッキリ声をかけてくれました。

「桐ちゃんありがとまたね!」

一瞬で表情が崩れた私は振り返る事ができませんでした。

第5部、場内に星野みなみ欠場のアナウンスが流れ、私はホッとした気持ちになりました。

彼女たちがファンを気遣ってくれる気持ちに、我々はどれだけ応えられているのか?
そんな事を改めて考える握手会となりました。

その夜は11人のお仲間が集まり飲んで歌って脱いでの大宴会。
この素晴らしい皆様に引き合わせてくれたのもみなみちゃんです。

実は今回みなみちゃんが本調子でなかった事もあり、レポートは書かないつもりでした。
しかし昨年も多忙を極め、体調を崩す事も多かった乃木坂の皆さんに対する考え方の一つとして僭越ながら寄稿させて頂きました。

あ、昨年のクリスマスイヴに「乃木坂46 あなたの名前を呼んで起こしてくれるオーダーメイド目指し時計」が無事我が家に届きました。

「おはよー!福岡の桐ちゃん!」

本当は「桐ちゃん」じゃなく「本名ちゃん」ですが(笑)毎朝みなみちゃんの元気で蕩けるようなエンジェルヴォイスを聞いております。

みなみちゃん、ありがとう!

朝、二度寝する頻度が異常に高くなった苦情を伝えに(笑)今月またみなみちゃんに会いに行く予定です。

20170106-01


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