先日「文春オンライン」でこんな記事が公開されました。
AKB48をめぐる数々のスキャンダルをモノにした「週刊文春」の名物記者“文春砲スズキ”が国民的アイドルグループの「古参メンバー」の熱愛スクープを入手。
そのグループは、過去に複数回週刊文春で報じ、反響を呼んだグループです。
スクープのヒントは、文春オンラインがスタートする本日1月25日に、文春砲(文春くん公式)ツイッターにて呟きます。
スクープの詳細は、”文春砲スズキ”が月イチでレギュラー放送する「文春砲Live」の第10回(1月28日(土)21時~23時)にて報じます。
「国民的アイドルグループ「古参メンバー」の熱愛発覚!/文春オンライン
文中にある「スクープのヒント」として提示された画像が、SME乃木坂ビルの横であることから、対象となる古参メンバーが乃木坂メンバーなのでは、と憶測が飛び交っています。
すでに多くの「まとめブログ」が取り上げ、中には「確定」と銘打っているブログすらあるようです。それを信じて意見を述べているファンも多く見かけました。
でも、すごく不思議じゃないですか。
なんで「確定」?
確かに、文中や画像から、乃木坂を匂わす空気は漂っています。以前から文春が乃木坂を狙っていたのも、記者の発言から伺えます。でもまだ、正式に発表があったわけではありません。関係者以外、真相を知る者はいないはずです。
この件を取り上げたのは、これが言いたかっただけです。「許せない」とか「スキャンダルがあっても応援する」なんて、「今は」言う気はありません。もしそれを言うなら、真相が明るみになったときです。まだ雲の中にあるような話題に対して、確定事項として意見を述べても、余計な歪みを生むだけです。もちろん仮定として話すのはアリだと思います。そこは個人の自由ですから。
そうではなく、「確定していないことを確定として流す」発信者、まとめブログには心から憤りを覚えます。ましてや、個人名まで出してこのメンバーが危ない、このメンバーで決まりなんて、どの口が言うのか。まとめは2chのデータを拾い集めているだけなのは知っています。しかし閉鎖された空間で喋ってるわけじゃないんですよ。公の場で発信しているんです。そこにモラルはないんですか。ポリシーはないんですか。アクセス集められればそれでいいんですか。
……それでいいんですよね。それが仕事と言われたら何も返せません。しょせん自分の意見は偽善に過ぎません。需要があるからこそ供給がある。どんなに批判しようとも、誰かが求めるからそこにある。それは文春も変わりありません。糾弾したって需要はあるんです。正義は人の数だけある。
だからせめて、一発信者として言わせてください。
情報を正しく認識してください。情報の出所を探ってください。
不確定な情報について論じるなと言っているわけではありません。今回の件で、スキャンダルについて悩みんだ方もいると思います。不安になった方もいると思います。友だち同士の会話の種になることもあると思います。
でもその情報は、「確定」なのか「不確定」なのか。そこを決して違(たが)えないでほしいと思います。悪気がないとしても、不確定をあたかも確定のように話すと傷つく人がいます。それが誰かは想像すれば分かるはず。インターネットなんて今や誰もがのぞける世界。当人が見ている可能性だってじゅうぶんにあります。
先に上げた文春記事の詳細については、後日報じられるそうです。仮に(強調)、乃木坂だとしたら真摯に向き合いたいと思います。決して茶化しはしません。内容にもよりますし、自業自得かもしれません。けど、ひとりの女の子の人生に係わる問題。ネットに晒す責任をもって書きたいと思います。
乃木坂とまるで無関係であれば、そのままスルーするだけです。本来であれば、この話題を取り上げたこと自体が、乃木坂46に悪影響なのかもしれません。でも、まだ何も確たる証拠がないのに、あたかも確定かのように流れる情報、意見に我慢がならなかった。それだけです。
いつにも増して暑苦しい長文で失礼しました。少しでも寒さが和らげば幸いです(松岡修造的意味合い。
最後にちょっとくだけて書きましょうかね。
いやー、ほんとは書くつもりなかったんですよ。ヒントの画像にドキッとしたのは事実ですが、上記したように、正式発表ではないですからね。蓋を開けてみたらまるで違う事実が出てくるかもしれません。それにわざわざ文春の手のひらに乗ってやることもないと思っていました。
でも、ぱらぱらとまとめブログを見ていて、心ないワードの連発に心底頭にきまして。ほら、自分って瞬間湯沸かし器ですから。すぐにかーっとなってしまうんです。で、そのかーっとなったままここまで書きました。見てしまった自分も悪いですが、あまりにもひどかったのです。
他所様の運営方針に口をだせるほど偉くはありませんが、やり方がえげつない。もちろん文春も。ファン、そしておそらく目にするメンバーの気持ちを逆撫で、弄んで、何が楽しいんだろうと思います。
報道するなというわけじゃないですよ。前もありましたが、今回のようなヒントを出して煽るやり方がえげつないという話です。人の人生を切り売りしてるわけですから。もっと出し方があるだろうと思いますが、でもこれで視聴数、購買数を稼いでいるなら、うまいと言わざるを得ないのかもしれません。
ただなぁ……。
分かり合えないと思います。向こうも同じ気持ちだと思いますから、お互い様ですけどね。
とにかく、もしそうだったらという仮定で、悩んで、悲しんで、あるいは傍観するのも、それはその人の自由です。自由ですが、ネットで発言、発信することは、「誰に見られてもおかしくない」状況であることは、頭の片隅に置いておいたほうが良いと思います。
みんなやってるから自分もだいじょうぶの思考に陥らないよう気をつけたいですね。
ま、まあ……ここが見られてたら、かなりまずいですけど……。人の発言注意する前におまえが注意しろと……。ええ、ええ、その通りですとも……。発言で失敗しまくりの人生ですよ……。
「あー!3○歳にもなって妄想ばっかりしてる変態さんだー!約束も破ってばっかり!スタッフさーん!出禁でー!」
ジーザス!!
コメント
コメント一覧 (12)
私の言いたかったことがまさしくここに。
この記事を公開した勇気に拍手!
アメリカ大統領選挙でも、偽ニュースの話題がありましたが、自ら見極める態度がより大事になってきたと、日々感じます。
おっしゃっている事に賛成です。
情報は取捨選択して流さないと怖いです。
もっともらしい話に嘘が多いのが現実だと思います。
自分はこの文春さん絡みのは基本スルーしました。内容については、関心ないと言えば嘘になりますけど、、、。
ともかく公表を待ちたいと思います。
頭の悪いヲタがいるか話題になって週刊紙が売れてる、ってる事を理解しなさい。
頭よくなろうぜ。
問題は、その記事を見る事。購入やサイト閲覧はそれを増長する。思うつぼ。
Pも同様の被害にあっているようなので問題視する事はしないでしょう。
ファンは多数、アンチはごく少数。アイドルもファンは好き。アンチは無視。
ファン活動を楽しみましょう。
本当に好きで、まともな感覚があるなら、最悪見てしまうことはあっても、拡散したりしない。
ガツンと言ってくれる人がいて嬉しいです。代弁ありがとうございました。
また、オリジナルで更新されている管理人さんに改めて敬意を表します。
実際にどんな中身かは、待つしかないのですが、3年前に比べて乃木坂ちゃんのニュースバリューは段違いに上がってますから、3年前みたいに現場を押さえているような決定的なものなら、メンバーが誰であれ、いきなり誌面でドーンか、ネットにそれっぽい写真を発売前に上げる気もしますが。土曜だと、場合によっては、他誌も取材できちゃって、誌面上、代わりばえしなくなる気もしますし。
どういうオチになるのかわかりませんが、意図的かつ挑発的に
乃木坂が疑われるよう仕向ける文春の姿勢と、それに便乗して
悪意を持って騒いでいる連中には腹立ちますね。
言いたいことを代わりに言ってくださったので、だいぶすっきり
しました。ありがとうございます。
文春のやってることに、踊らされているブログに踊らされているわけですよね。
今回のことは個人的にものすごく腹が立って、冷静にコメントできなかったのですが、少し落ち着けたと思います。
管理人さんに感謝です。
✖「坂のつくグループ」
〇「坂のつく曲を歌うグループ」
ちなみに、公表されている一文を冷静に見てみると、文春オンラインでの
該当記事のタイトルは、
「国民的アイドルグループ「古参メンバー」の熱愛発覚!」
なのですが、「古参メンバー」というキーワードを乃木坂に当てはめると、
かなりの違和感があります。
少なくとも今の1期生に対して、「古参メンバー」という言葉を
公の場で使っている人を見たことがありません。
ゲスの極みな週刊誌とはいえ、言葉を商売としたプロである以上、
そんな違和感のある言葉遣いはしないと思うんですけどね。
LEVEL1 せめて自分の推しじゃなければっ
LEVEL2 せめて自分の推しの関わるユニットメンバーじゃなければっ
(今回、かかってしまいました)
LEVEL3 せめて自分の好きな箱じゃなければっ
(LEVEL2包含により、かかってます)
心の余裕が無くなってくる…
LEVEL1をクリアして少しホッとしてから初めて、名前の挙がってしまったメンバー及び推しの方へ同情を寄せる自分も小さい。
今回の件により、あえてアンチに回って何かを発信するエネルギーは持ち合わせていない。
乃木坂46への想いが維持できることが私自身への最低限の期待値です。
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あまねく星々、その知的生命体の救済、それがイスカンダルの進む道
(スターシャ・イスカンダル談)
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