2017年1月9日に開催された「乃木坂46 SPECIAL LIVE 2017 at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN」のレポートを「ふたり」様よりいただきました。

 丁寧な描写は、まさにライブレポートのお手本。参加していなくても、目の前に当日の様子が浮かぶようです。


 寒空の下、「ユニバ選抜」が生み出した激熱空間。

 追体験で存分に味わってください。


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 (以下、ふたり様レポートです)

乃木坂46 SPECIAL LIVE 2017 at UNIVERSAL STUDIOS JAPANの2日目、1月9日(祝日)の公演に行ってきました。

出演メンバーは、「ユニバ選抜」に任命された16名。
選抜・アンダーがほど良く混ざっており、 どんなフォーメーションになるのか楽しみです。

 生駒/かりん/万理華/井上/衛藤/川村/優里/白石/新内/ 高山/
 西野/樋口/星野/松村/若月/渡辺

前日の公演では、 極寒の屋外会場に雨が降りそそぐ最悪のコンディションとなり、夏衣装で登場したメンバーも、 そして観覧するお客さんもたいへんな状態でしたが、この日は時折晴れ間も見える、 いいお天気となりました。

もちろん気温は4度と寒いのですが、テーマパーク特有の高揚感・ ワクワク感のせいか、 待っている間も寒さはあまり気にならなかったですね。

ユニバでのライブ参加は初めてなので、 どういうルートで入場するのか不安だったのですが、「33エリア」の建物の横に仮設の入口があり、 途中でチケットやセキュリティのチェックを受けながら、 会場手前の待機エリアまで進んでいく仕組みになっていました。地図で書くと、 次のような順路
です。

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待機エリアはブロックごとに分けられていて、Aブロックの私は、 普段ターミネーターのアトラクションで利用されている建物内で、 開場を待つことになりました。

建物の中は暖かく、頑丈な柵にもたれることもできるので、 ありがたかったです。係員の誘導も、 テーマパークのキャスト特有のフレンドリーな接客そのものなので、ふだんの無味乾燥な待機列とは違い、 スペシャル感がありますね。

ほどなく、午前9時半の開場時間を迎え、 グラマシーパークの特設会場への入場が始まりました。ブロックごと、整理番号順の入場です。

Aブロックは、中央の最前エリアというベストポジションですが、 整理番号が400番台だったため、 ポジションはエリアの後方になりました。それでも、ステージから近く、 メンバーの表情が肉眼でも見えるほどの、自分史上では過去最高のベストポジション!

周囲の客層も、家族連れや男女のグループなどが多く、 いつもと少し違った雰囲気です。キャラクターの帽子や猫耳など、 軽いコスプレをした人も多く、テーマパーク色が満載。

全握のミニライブのスタンディングの時は、 前の列に背の高いお兄さんが来る確率が高く、背の高くない私は毎回視界を遮られるのですが、 この日は目の前がクリアな状態で、とても見やすかったです。

午前11時の開演までは、あと1時間ほど。 なぜかクリスマスソングがガンガン流れる会場で、30分前、20分前、10分前に、 注意事項のアナウンスが流れます。ご丁寧に、飛鳥ちゃんが体調不良でお休みとなり、 代わりにみり愛ちゃんが出演する旨を、しつこいくらい繰り返しアナウンスしていて、 何もそんな強調しなくても…と正直思いました。

みり愛ちゃんにとっては、急に決まった出演なので、 短い時間で覚えなきゃいけないことも多いし、 支えとなるみり愛推しのファンの方々もチケットを取れてないと予想されるため、不安でいっぱいだったと思います。 厳しい状況ですが、がんばってほしいです。

ちなみに私の推しメンは、 最近ではほぼ箱押し状態になっていますが、乃木坂に導いてくれたまいやんは、永遠のイチ推しです。まいやん出演のライブでは、 今まで必ずその推しメンタオルを装着してきたのですが、今回ばかりはごめんなさい…。

真夏の全国ツアーで入手した「渡辺みり愛」 の推しメンタオルを捧げて、ライブに臨みました。結果的に、何の力にもなれないかもしれないけど、 少しでも応援している気持ちが届けばいいなと願って…。

そうこうしている間に、メンバーの影ナレもないまま、 OVERTUREが流れ、予定より5分ほど遅れて、午前11時5分にライブがスタートしました。


1「ガールズルール」 フロント:白石、松村、衛藤

全員、茶色のダッフルコートを着ての登場。冬の屋外なので、 まったく違和感はありません。
メンバーの表情もはっきり肉眼で見えて、あ、まいやん、 なーちゃん、デコ出しみさ先輩、まっちゅん…と、もうどこを見ても美人ばかりで、 目がいくつあっても足りない感じでした(笑)。まさに夢の国。
ななみんポジションを埋めたのはみさ先輩。 デコ出しの破壊力抜群で、ななみん不在のさびしさを吹き飛ばしてくれます。


2「太陽ノック」 フロント:生駒、白石、西野、樋口

夏曲が続きます。イントロが鳴った瞬間、 メンバー全員がコートを脱ぎすてて、夏の衣装でフォーメーションを組んでいきます。昨日よりはマシとはいえ、半そでミニスカートは寒そう。でも、 笑顔で元気よく踊ってくれて、会場も盛り上がっていきます。 ひなちまが楽しそうで、ほっこり。


3「夏のFree & Easy」 フロント:西野、白石、新内

夏曲3連発。動いていないと寒いので、これでいいです。 まいちゅんのフロントも熱い! そして大きい!


3曲終わって、MCタイム。進行はまっちゅんです。

なーちゃん、ろってぃーと、 大阪出身メンバーに話を振っていきます。
二人とも、幼いころからユニバに来ていて、 なーちゃんは年間パスを持っていた話、ろってぃーは、すぐ近くに住んでいた話などをしていました。

MCタイムが終わって、ライブ再開。 ここからも夏曲の流れを引き継いで、アップテンポな曲が続きます。


4「制服のマネキン」 フロント:生駒、星野、万理華

今回、まりっかがフロントに立つ曲があって、 ただただ胸アツだったのですが、入り込みすぎてどの曲だったか記憶が飛んでしまいました…( すいません)。
他の曲も含め、記憶のパズルをはめこんでいくと、 残ったのはこのマネキンだったのですが、果たして合ってるのか…。


5「世界で一番 孤独なLover」 フロント:白石、松村、衛藤


6「シャキイズム」 センター:生駒

曲が始まると、メンバーがステージから降りて、 客席の方へ走っていきました。客席エリアでは、 通路がけっこう広めに取られているため、ぐるっと周回するのかと思いきや、すぐにステージに戻ってきました。 私の位置からは見えませんでしたが、 どうやらステージ近くのブロックをちょっと回っただけのようですね。

アップテンポな曲が続いたところで、次に意外な曲が。


7「きっかけ」 フロント:西野、白石、衛藤

ライブで聞くのは久しぶりですが、やっぱりいい曲ですね。
ただ、二人一組でペアになる振り付けの時、 みさ先輩が一人だけ余っていて、「あれ?」と違和感を覚えました。 ユニバ選抜は16人の偶数なので、余るはずがないのに…。
途中、ぽつぽつと水滴が落ちてきた時は、 さすがの雨女ぶりにびっくしましたが、本降りにならず収まったので良かったです。


ここで2回目のMCタイム。進行はみさ先輩。

1日目のライブが終わった後、アトラクションに何か乗った? という質問を若月さんに振ります。

「好き寄りで集まって、アトラクションにたくさん乗った」 という若。
その時まいちゅんが「10年ぶりのUSJだー」 と話していたエピソードを紹介し、「10年も前って……あなた本当は何歳なの?」 というツッコミから、まいちゅんいじりが発動(笑)

「前に来た時は中学生だったからねー。あ、 中学からもう10年たつのか!」
と急に愕然とするまいちゅん、となりのみり愛ちゃんに年を尋ね、 「17歳」という答えにショックを受けるお約束の展開(笑)

さらに若から「アトラクションに乗った時の、 まいちゅんのリアクションが古い」と突っ込まれ、「 アトラクションで自動撮影されたまいちゅんの顔もすごかった!」との話題に。

「たしかにすごかった。見せられないのがもったいないくらい」 というまいちゅんに、「後でブログに載せてくれるので、 みなさんお楽しみに!」という若からの無茶ブリで、会場は大拍手! みり愛にしがみついて嫌がるまいちゅん。
結局、後日ほんとうにブログで公開されることになりました。


8「命は美しい」 フロント:西野、白石、井上

さゆがフロントに! なーちゃん、まいやんと並んでも引けをとらないその輝き。立場が人を育てるという言葉がありますが、 まさにそれなのかもと思いました。
フォーメーションが組まれたところで、 メンバーの人数を数えてみると、やっぱり15人しかいない。誰がいないんだろう? と目で追っていって、生駒ちゃんがいないことに気づきました。さっきのMCではまったく触れていなかったので、 急に体調でも崩したのかと心配です。


9「ロマンスのスタート」 (フォーメーションなし)

ふたたびメンバーが客席へ。そして、またすぐに戻ってきて、 反対側へ、という流れ。
みさ先輩からの煽りがあり、「おおさか!」(おおさか!)「 ユニバ!」(ユニバ!)「のぎざか!」(のぎざか!)というコール& レスポンスがひたすら楽しい!
しかし、生駒ちゃんはいない。


10「ハウス」(フォーメーションなし)

引き続き客席へ。生駒ちゃん不在。


11「裸足でSummer」 フロント:西野、白石、新内
            センターおよび生駒:不在

ここで最後のMCタイム。進行はかずみん。
 
「やりたかったことがあるのー!今やってもいい?」 とのかずみんの問いかけ。
ちょうどステージの横に見える「アメージング・アドベンチャー・ オブ・スパイダーマン」のアトラクションを指さし、アメージング・ スパイダーマンの建物の前で「アメージング」をやりたいとのこと(笑)。 かずみんらしい。

客席も含めて「アメージング!(一部客はオメイジング!)」 と叫んだところで、姿を消していた生駒ちゃんが登場。その後ろに、 スヌーピーを始めとするキャラクターを引き連れてきます。
彼らを呼びに行くために、 生駒ちゃんが姿を消していたとの説明があり、体調が悪いわけでもなさそうで、ひと安心しました。


12「おいでシャンプー」 (フォーメーションなし)

ラストは、メンバー全員がスヌーピーの帽子をかぶっての、 スヌーピーたちとのコラボ。ひたすらかわいい。そして、ゆったんの笑顔が爆発!

途中、尋常ではない量の紙吹雪がステージの左右から飛び出し、 メンバーが見えなくなる瞬間もありました(笑)
特に、吹き出し口のすぐ横にいたみり愛ちゃんは、 大量の紙吹雪に文字通り飲み込まれてしまい、軽い事故みたいな状態に(笑)

楽しそうにスヌーピーといっしょに「おいシャン」 を踊る乃木坂ちゃんたち。
客席も含めて、 みんな笑顔のほっこりする幸せなひと時となりました。

そして、名残惜しさに包まれながら、ライブが終了。 アンコールする隙を与えられないまま、てきぱきと退場の誘導が始まりました。


自分史上最高のポジションだったこともあり、 ただただ楽しかったです。
最前に近い席の人たちは、今までのライブでも、 こんな楽しい景色を見ていたんですね。ちょっと嫉妬しちゃいました(ひなちま風)。

気がかりだったみり愛ちゃんは、立派に役目を果たし、 1回目のMCでは硬かった表情も、まいちゅんいじり以降は柔らかくなって、 ホッとしました。

時計を見ると、終了時刻は午前11時55分。 開始時間は5分ほど押していたので、正味50分ほどの短いライブだったんですね。 1日目は75分くらいあったと聞いたので、少し意外でした。でも大満足。

ライブ会場から出ても、そこはユニバの非日常的な空間。 楽しさを持続してずっと笑顔でいられるのも、ユニバならではで良かったです。

なーちゃんを筆頭に、終わるのがさびしい!またやりたい!と熱望してましたので、ぜひまたやってほしいですね。(できれば気候のいい時期に…)

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