先日、仕事の付き合いで飲んでいたときのこと。
そのときは体調が悪く、奥さんも家で激おこぷんぷん丸の状態だったので、もう早く帰りたくてしかたありませんでした。 でもお酒の席はそのまま仕事の席でもあります。ここから次の仕事に繋がることもあるので、おろそかにはできません。
愛想笑いとビール(飲み干すと注がれるので、口をつけるもほとんど飲まない)でご機嫌をとりながら、ちょこちょことゴマをする情けない自分。ああもう本当になにやってんだろうなぁと思っていると、店内BGMが聞き慣れた音楽に変わりました。
――おもわず、込み上げるものが……。それこそ何度も何度も聞いてきた曲なのに、このタイミング、この瞬間、心の弱いところに突き刺さりました。
何度目の青空か? 数えてはいないだろう――
場所が場所なら、周りが乃木ヲタの方々だったら、きっと泣いていたと思います。そういう精神状態だったのでしょう、ひどく感傷的になっていました。
アイドルなんてと蔑んでいたのに、巡り巡ってブログをはじめて、たくさんの出会いがあって、そのきっかけとなったグループやメンバーが今なお輝いている。こんな幸せあっていいのか、と。でも相変わらず自分は数年前と同じ位置であがき続けている。その差を改めて感じ、崩れ落ちそうでした。
飲み会が終わり、帰りの電車でしみじみと聞き直しました。もう、本当に危なかったですね。終電の車内でぼろぼろ泣いてるスーツ姿のおじさんって構図になりかけました。SNSで「おじさん号泣なうwww」ってさらされるところでしたよ。
なんだかいろいろと昔を思い出してしまいました。
乃木坂で一番好きな曲は?と聞かれたら、即答で「何度目の青空か?」と言います。はじめて聞いたときの衝撃と感動は、今なお鮮明に思い出されます。青臭いまでのストレートな歌詞と、爽やかでいて緊張感のあるメロディーが大好き。いくちゃんの神々しさったらなかったですし、MVも良かった!
そう、MV。
MVにも思い出があるんです。
はじめて「何度目の青空か?」のMVを見たとき、あまりの感動で「うっ……!」と息が詰まった場面があります。
それがここ。
この次の青空は いつなのかわからない だから今 空見上げ 何かを始めるんだ
生生星の復活。そして生駒ちゃんひとりが前に進む――。
このときのわたしはモニターを凝視して、涙を必死にこらえ、まさにこんな状態でした。
泣いたらアカン! 泣いたらアカンぜよ!
それだけ、生生星、とくに生駒里奈というメンバーは別格なんです。
皆さんもそうですよね?と同意は求めません。これはあくまでわたし個人の気持ちです。もし一般的に「乃木坂で別格なメンバーは誰?」と論じたいのなら、それはそうとちゃんと書きます。
わたしが乃木坂にはまったのは、「君の名は希望」がきっかけでした。脱サラをしたはいいものの、過酷な現実に打ちのめされ、絶望の中でさまよっていたときに聞いた「君の名は希望」に、まさに希望を与えてもらいました。
この曲のセンターは、言うまでもないですが、生駒ちゃんです。生駒ちゃんはデビューシングルから5thシングル「君の名は希望」までセンターをつとめました。乃木坂ってどんなグループなんだろう。さかのぼって調べていくなかで、その中心にいつも生駒ちゃんがいました。
だから別格なんです。好きになったきっかけの曲、その中心に彼女が立っていた。これ以上の理由はありません。好きなメンバーは蘭世……もそうですし、みんなです! 好きな曲は「何度目の青空か?」です。でもそれを越えたところに生駒ちゃんと「君の名は希望」があります。
これは願望です。生駒ちゃん本人の気持ちも、運営の思惑も、多くのファンの気持ちも無視した、ただの一ヲタの願いです。現実可能かどうかなんて知りません。それによって起こる問題も度外視です。そんなの全部取っ払って、駄々っ子のように叫ばせてください。
生駒ちゃんセンターが見たい!!
乃木坂はいつだって輝いています。未来だって輝き続けるでしょう。そのなかで、「個人が思う一番輝いている瞬間」がそれぞれあると思います。わたしにとってそれは、生駒ちゃんが中心の「君の名は希望」時代なんです。
確かに「太陽ノック」でセンターはありました。そのうえで、「また見たい!」というのはワガママと言う方もいるかもしれません。「今さら」という意見や、単純に「嫌」という意見もあると思います。
でも、でもー、でもでも!
そんなのかんけ……そんなこと分かってます! いろんな人がいるんですから。だから自分もワガママ叫ぶんです! 見たいんだもの!! あのときの感動と今の生駒ちゃんがドッキングしたらとんでもないものが見れそうなんですもの!
なんだかここ最近……、いやずっとかな……、いろいろ考え過ぎていたのかもしれません。もちろん、多方面に配慮して書くのも必要だと思います。でもときどきはいいですよね、こうして本音で叫んでも。
そう、もっと本音を出すべきです。ただ本音を言ってそれが叶わないときに暴れちゃだめですよ。理想と現実のギャップで悩んだり喜んだりするのもまた一興だと思います。どうせ無理とはじめから諦めるより、まずは叫んでみましょう!
ということで! もう一回!
「今」の生駒ちゃんセンターが見たいぞおおおお!!
そうそう、このブログでも生駒ちゃん単独を扱った記事が幾つかあるのですが、どれも熱い!
やっぱり自分にとって別格な存在なんだと実感できます。よろしければぜひ読んでみてください。
<過去の生駒ちゃん記事>
コメント
コメント一覧 (6)
「生駒」ちゃんでした。
私の中で乃木坂の顔と言えば生駒ちゃんです
一人セゾンする時も生駒ちゃん似に御世話なっております(笑)
当方も乃木坂が人気となり嬉しく思っている1人です
特に生駒ちゃんの毎年の舞台や今年からラジオ番組レギュラー・TV生放送への挑戦・各バラエティー対応、更に大人化計画には益々惹かれております
生駒ちゃんは自身がメディア発信する意味を理解されて行動されていると見受けられます
将来より大輪の花を咲かすべく生駒ちゃんには経験を積んで欲しい(将来的にもTVやラジオで生駒ちゃんの活躍を見てみたい)と思います
管理人さんと同じく当方には乃木坂メンバー内では別格で生駒ちゃんの成長を見届けたいです
生駒里奈に対する感覚だけは、共有していると認めざるを得ない(笑)
ぐるぐるカーテンと生駒ちゃんがいなければ
私は乃木坂ファンになっていたか分かりません。
私にとっても、生駒ちゃんは別格です。
推すとかではなく、もはや敬意なんですよね。
もう、全面的に管理人さんに同意です。
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