休止宣言中ですが、のこのこと。これは書いておきたいです。



 本日おこなわれた欅坂の全国握手会で発煙筒がたかれたというニュースを見ました。果物ナイフまで所持していたようで、けが人が出なくて本当に良かったと思いますが、犯人はアイドルの名前を挙げ、「刺して殺そうと思った」と供述していると聞いて、血の気が引く思いがしました。赤の他人である自分すらこんなに怖いのですから、狙われた当人たちの苦痛は計り知れません。


 欅坂の公式サイトを見ると、明日の個別握手会は予定通り開催されるそうです。この判断が正しいのか、メンバーに何と説明して開催するのか、そのあたりの事情はわかりません。ただ、この事件を知って、2014年5月にAKB握手会で、のこぎりを持った男がメンバーとスタッフを負傷させた事件を思い出しました。このときの教訓がどれだけ活かされていたのでしょうか。類似した事件を防げなかった事実は重く受け止めるべきです。


 普通に考えて、自分に殺意をもった人間がいる(いた)という事実は、めちゃくちゃ怖いです。けがはなくても、精神的にダメージを負ったことは間違いありません。

 先のAKB事件で被害に遭った川栄李奈さんは、この事件がきっかけで握手会に出れなくなり、それが卒業の決め手になったと語っていました(詳しくはこちら→川栄李奈さん卒業発表に思い出すあの発言。「私はAKB48に必要でしょうか?」)。

 事件の再発防止策はもちろん、メンバーへのフォローもじゅうぶんに行われてほしいと思います。

 しょせん外野意見で、案もなくただ言うのは簡単、実際取り締まるのは大変だと思いますが、それをやるのがプロです。プロの仕事、話し合いをしたうえで、明日の開催に踏み切ったと願います。

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