20170710-01


 というわけで。

 18thシングル選抜は18人、大園桃子×与田祐希のWセンターとなりました。


 ひとつ前の記事で書いたように、発表時は外出していたためリアルタイムで視聴できず。帰ってからじっくり見ようと思っていたのですが、気になってネットで結果を確認してしまいました。


 Wセンター大園桃子×与田祐希。

 その文字を見た瞬間、驚きもなく、すんなり受け入れている自分がいました。「3期生くるんじゃないか」という予想が巷に出回っていたときも、「いや、まだないだろう」という考えだったはずなのにです。


 今回の抜擢を受けて、「バレッタ」の再来ととらえる向きもあります。当時、わたしは堀未央奈センターに憤慨し、荒れ果てました。そしてそのあとに、生駒里奈AKB兼任が発表され、一時乃木坂から離れたのは、過去記事に書いた通りです(どの記事か忘れた……)。

 そんな自分の性格を考えると、今回のWセンターも憤っていいはずなのですが、素直に「がんばれ」と思えたのは、少しだけ大人になったのかもしれません。


 ただ性格だけの話ではなく、そもそも今回は「バレッタ」時とは決定的に違います。あのときの堀ちゃんはまだ研究生、まだ活動らしい活動はしていません。選抜発表のスタジオにも、「参加」ではなく「見学」していたぐらいです。そんな子がいきなりセンターになったのが「バレッタ」。

 ひるがえって今回、3期生は「参加」していました。さらにじゅうぶんな活動もおこなっています。実績を積み、人気もつかんでいます。つまり、3期生からセンターに選出される可能性は0ではない、それをメンバーもファンも肌感覚で分かっていたはずです。

 この「分かっていた」という部分が、「バレッタ」との一番の違いです。「バレッタ」のときも一部メンバーは察していたようですが、その察していたレベル感はまるで違うと思います。

 つまり何が言いたいかというと、番組が推していた「波乱」はなかった、と。波乱とは、激しい変化があることです。確かにセンターは変わりました。しかし乃木坂46としてもうすぐ1年近く経ち、かつ人気もうなぎのぼりの3期生から選ばれ、その周りを固めるメンバーに大きな変動はない。これは「波乱」ではなく、むしろ「安定」のように感じました。

 「波乱」「安定」、どちらが良いのか。運営は頭を悩ませていると思いますが、そこはファンですから。好き勝手言わせてもらうと、3期生のWセンターは良い、けど福神や選抜をもう少しシャッフルしてほしかったなぁという気持ちです。

 
 こういう話をすると、プロモーションや外仕事の関係で動かせない、結局自分の推しが入ってないからだろ、という意見もあるのですが、それはそれ、これはこれ、と思っています。運営サイドの立場に立って現実的に考える意見もあれば、自分の気持ちに素直な意見もありますから。

 で、話を戻すと、選抜に「波乱」を起こしても、きっと今の乃木坂の「色」はそう簡単に崩れないと思います。それなら、選抜(福神)とアンダーの入れ替えを活発におこない、新しい選抜、新しいアンダーを通して、新たな魅力を創出してほしい。

 もちろん、現選抜メンバーも新シングルに向け、新たな気持ちで臨むはずです。また新たなものも生まれるでしょう。そこを否定するつもりはありません。ただ単純に、いろいろな「乃木坂」を見てみたいんです。例えばあのメンバーが福神になったら、あのメンバーがアンダーになったら、いったいどんな変化が起きるのだろう。そう考えるとワクワクします。エゴ丸出しですけどね。


 最後にWセンターのふたりについて。

 3期生のことはほとんど知りません! 乃木坂工事中の出演回、NOGIBINGO!8、乃木恋で知っているぐらいです(充分……?)。3期生参加のイベントに行ったことはなく、いまだ全員の顔と名前が一致していません。

 そんなニワカ者なので、今回センターに選ばれた大園桃子、与田祐希がセンターとしてどうか、まるでわかりません。ただ、これまで別働隊として動き、あまり本隊との絡みがなかった3期生がいよいよ合流する。すごく楽しみです。プロレスに例えるなら、海外武者修行に出ていた選手が戻ってくるような期待感!分かりにくいか!


 ふたりのプレッシャーは果てしないでしょうし、「ゴリ推し」と非難されるかもしれません。でも、立場が人を作ります。ぜひここを乗り越え、大きな飛躍を遂げてほしいと思います。そう、華々しい凱旋帰国を果たし、一躍トップスターに登りつめた天山広吉のように!分かりにくいか!






 あ、そうだ!

 言っておきたいことがある!!

 ちょっとちょっと皆さん、これを見てくださいよ!!


20170710-02


ほりちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!


 時が止まるほどの美しさをありがとう。ザ・ワールド。

 




補足
アンダーについては別記事にします。



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