今回の企画は、「桐生」様全面監修によるものです。時にまじめに、時に殴り合い寸前の白熱した座談会をお楽しみください。





2017年7月10日
ノギザカッション座談会
「18th選抜発表について」

こんにちは、桐生です。
先日の乃木坂工事中で18thシングルの選抜発表がありました。
選抜18名、福神12名、Wセンターには3期生から大園さんと与田さんが抜擢されましたが、これは久しぶりに大きな変革だったと言えるのではないでしょうか?
そこでノギザカッションではお馴染みの3人の識者の方々に急遽お集まり頂き、緊急座談会を開催する運びとなりました。
私はみなみちゃんの事以外はあまり語れませんので(笑)僭越ながら司会役を務めさせて頂きました。
パネリストの皆さんもクセがすごいおじさんたち…じゃない、個性的な面々ですので、各々のご意見に対しては異論反論もあるかと思います。
是非コメント欄に皆様のご意見も頂けると嬉しいです。
それでは座談会、はじまるよ~!

20170710-01


パネリストご紹介

「無精なライオン」
伝説のキャンディーズから日本のアイドルを見守り続ける日本芸能史考察のスペシャリスト。
乃木坂での推しメンは若月祐美はじめ多数。

「斜めに見える青空」
アイドルを刹那的なものとして捉え今その瞬間を愛でる事に全てを捧げる運命論者の歌人。
乃木坂での推しメンは桜井玲香と中田花奈。

「雪崩式ジャーマン」
このブログを運営する、若さ故悩み、若さ故苦しむ管理人。奥さんと甘いものがとっても大好き。
乃木坂での推しメンは寺田蘭世と山崎怜奈。

聞き手:「桐生」
笑うと片方の頬に出来るえくぼがチャームポイントの爽やか中年。星野みなみと出会い魂を救われる。
乃木坂での推しメンは星野みなみ。



ノギザカッション座談会  
第一夜「18th選抜発表について」

桐生:
皆さんこんばんは。本日はお忙しい中、お集まり頂きありがとうございます。
早速ですが、先日ようやく、乃木坂工事中で18th選抜メンバーが発表されました。
3期生2名のWセンター抜擢という久々に大きな変革がありましたが、皆さんそれぞれどんな感想を持たれましたでしょうか。青空さんいかがです?

青空:
私は大園か与田がセンターに来ると予測していて、個人的には西野と与田でWセンターという予想でした。
当たらずとも遠からずで、意外という感じは全くないというか、タイミング逃さず手を打ってきたな、という印象です。
推しであるかなりん含め、辛い気持ちのメンバーも多いでしょうが、それも乃木坂物語の1ページかと。

桐生:
なるほど、予測が半分当たった感じですね。
3期の中でも何故この2人だったのか?という点に関しても後程お伺いしたいのですが、ライオンさんは全般的にどういう印象を持たれましたか?

ライオン:
私も今回3期の投入時期だと思っていました。
しかし、界隈的には時期尚早の声も多く、事情通を名乗る者による掻き回し、あさひなぐとの絡み、直前のドーム公演発表による卒業センター論の発生等々、センター予想に関してはミスリードされやすい状況ではありましたね。

青空:
なるほど、確かにそうですね。

ライオン:
はい。発表当日に至っても、3期投入は無いだろうという仲間内の声も散見されましたが、そんな状況を如実に表したものかと。
少なくとも私は、SONY陣営に対しヲタが批判混じりに求めるような悠長な育成をしている余裕など無いのだと思います。
むしろ昨年9月の加入から約1年間、急ピッチで彼女達に成長促進剤を打ち続けてきたように見えます。
それが「優遇されてる」論にもなる訳ですが。
また今回の選抜を「サプライズのためのサプライズ」や「同じことの繰り返し」というのも的はずれではないかと思ってます。

桐生:
的はずれ、とはどう言う事でしょう?

ライオン:
例えば、秋元や堀は選ばれる瞬間まで対外的には何もしていない状態、発表当日も見学扱いです。
即ち員数外なのです。
今回は積み上げの内容、期間、きちんと発表の場に員数として参加させている。そして久々のスタジオでの選抜発表。
これで3期生に何もないとは考えられませんよ。

桐生:
なるほど、今回は充分予測できる範囲内での3期生抜擢だったと。
確かに秋元さんや堀さんの時とは、メンバーの反応含めて状況が違う印象は受けましたね。
センター抜擢をWにした事で、過去のサプライズ抜擢より風当たりは抑えられているようにも思えますが 。

ライオン:
その意味も込めて3期は複数人入れてくるかなと思っていました。
実は、流石に3期センター抜擢には反発が大きそうだし、選抜に山下、久保、理々杏あたりを何名か入れて、アンダーセンターに大園もしくは与田かな?というのが自分の最有力予想でした。
ちょっとアンダラ九州に引っ張られたかも知れません(笑)

桐生:
確かにWセンターが九州の北端と南端ですね。
アンダラは福岡も鹿児島もあるので、2人がアンダーセンターでもおかしく無かったように思います。
管理人さんは今回の抜擢についてはどう思われますか?

雪崩:
私は今回3期生抜擢はないと予想していました。
まだ別働隊としての役割を担っていくと思っていたので、早い遅いではなく、単純に3期生が選抜に入る絵図が想像できなかったんですよね。
ただ実際3期生がWセンターになり、いよいよこれから交わっていくのかと思うと、今は期待感が大きいです。

桐生:
期待感はありますね。
では何故この2人だったのか?
ライオンさんも言われてますが、Wセンターに関しては山下さん久保さんの可能性も充分あったのではないかと思います。

青空:
うーん… 山下、久保ですか…

桐生:
しかし選ばれたのは大園さん与田さんでした。
一見、この世界に馴染むのにまだまだ時間がかかりそうにも思える2人なのですが、やはりこれは狙いなのでしょうね。

ライオン:
発表の途中経過から、これはセンターは3期だなと踏んだ時点で、まず大園は間違いないと思いました。
オーディション後の秋元氏の発言からしても、かなり首脳陣に買われているのでしょう。

雪崩:
暫定センターという呼び名もありましたからね。

ライオン:
大園は、語弊があるかも知れませんが、恐らく生駒や堀クラスのプライオリティなんだろうなと。
一方、与田については当初驚きました。
これまでの扱いや素養等から見て、更に大園とのバランスも考え、更に更に自分の願望もあって、山下一択でしたので(笑)
なので後付けの理由ですが、1つはやはり人気なのでしょうね。
大園がどうしてもヲタの支持を今一つ集めきれていない。与田はその反発を薄める意味が強いのかな?と。

桐生:
与田さんは人気だけで言うと3期生の中で1番じゃないかとも言われていますね。

青空:
ちょっと待って!
私は圧倒的に理々杏ちゃんだけどなぁ。
管理人さんもそう思いませんか!?

雪崩:
えっ?私に振られても…まぁ少し落ち着きましょう。

桐生:
青空さん、もう少しお待ち下さいね。
ライオンさん、お願いします。

ライオン:
続けますね。大園と与田の抜擢理由としてはもう1つ。
主に秋元氏の嗜好、というヲタっぽい意見になってしまうのですが、やはり「田舎から出てきた」と「当初何もできない」と言うのはキーワードではないでしょうか。
まだ伸び代はあるにしても、山下や久保では出来過ぎですからね。

桐生:
なるほど。初々しさは大きな武器ですからね。
そして何か、慣れないがゆえのハプニング的な爆発力も期待されているのかもしれません。
すみません、お待たせしました。青空さんはこの2人、どういう印象ですか? 

青空:
冷静にいきますね。
3期生を上空に上がったフライの落下点予測に例えると、大園は落下点が予測困難、与田も見極めが難しい、山下久保は予測可能、という印象です。
そういう意味では、秋元氏が大園を買うのはとても良く解る。

雪崩:
確かに。浅く見ていても大園には得体の知れない魅力があるとは思います。
それが良いほうに転ぶか、悪いほうに転ぶかは分りませんけれど、そういう予測不能な人物こそ、秋元氏の寵愛を受ける対象なのかもしれませんね。

青空:
まぁ、後付けになってしまいますが、その大園を3期生Wセンターに据えるのなら、もう1人は与田という答えが自明解ですね、私の印象では。
こう言ったら反発あるかもしれませんが、御三家が当初フロントにならなかったのと同じ構図でしょう。

桐生:
あれ?理々杏ちゃんは?

青空:
理々杏はフライに例えられません。

桐生:
そうですか。
やはり予測が難しい大園さん与田さんの持つ魅力は、抜擢の大きな理由の一つなのかも知れませんね。
しかし今まではなかなか秋元氏の目論見通りに事が運ばなかったケースも多いように感じます。
管理人さんは今回のWセンターについて思うところありますか?

雪崩:
まず、個人的な好みになってしまいますが、Wセンターには以前から反対の立場です。
AKBグループを見ても、Wセンターはぼやけて見えますから。

桐生:
ぼやけて見える…ですか?

雪崩:
ええ。非常にもったいないと思います。
今回のWセンターにしても、2名抜擢して批判が集中しないようにする、あるいは、負担を分散させるなどの目論見があるのかもしれません。
しかし、そこは選んだメンバーを信じて、今回真ん中に立つのはこの1人と決めてほしいですね。
その潔さが選抜をさらに輝かせると思います。

桐生:
潔さ。なるほど、運営も覚悟を決めろと。
大園さん与田さんに関しては?

雪崩:
なぜこの2人なのかという点においては、3期生に関する知識が乏しいので、意見は差し控えておきます(笑)

桐生:
仰るようにWセンターには良い面も悪い面もあるようにも思えます。
もしかしたら秋元氏は大園さん単独センターで行くつもりだったのに、何か他の判断がそうさせなかった可能性もあるかも知れませんね。

ライオン:
そこなんですよ。色々考えてみましたが、運営側の目論見とヲタ支持のバランス、過去経験則からのサプライズ反発に対する緩和効果くらいしか現時点ではWセンターにした理由は思いつかないんです。

雪崩:
まぁ、様々な理由はあるにせよ、やはりセンター1人を決めて、それで行くという意思を明確に示してほしいですね。

青空:
そうですか?最近そういうシングルはありましたか?
むしろ最近は誰がセンターでもWセンターでも揺るぎもしないようなグループを目指しているのではないですか!

雪崩:
そんなに喧嘩腰にならなくてもいいじゃないですか!

青空:
だから理々杏でも良かったんですよ!

雪崩:
それとこれとは話が別です!

青空:
そこまで言うならここで一句!
「後悔は 先に立たない まず理々杏」!

ライオン:
桐生さん、先に進めましょう。

桐生:
そうですね、そろそろ話題を変えましょうか。
ライオンさん、センター以外のフォーメーションに関しては如何ですか?

ライオン:
はい、今回の選抜を見ていて気づいたこととして、まぁWセンターがその象徴とも言えますが、やはり世代交代への布石が色濃い配置かなと感じました。

桐生:
世代交代への布石、なるほど。

ライオン:
一見代わり映えしないように見える顔触れにしても、これまでとは少しニュアンスが違うように見えるのです。
なので、この件に関しても皆さんの意見もお聞きしたいと思っています。

雪崩:
ニュアンスの違いですか…
ライオンさんはどこが今までとは違うと?

ライオン:
私が世代交代への布石ではないかと言う点に思い至ったのは、星野の配置の理由を考えた結果です。

桐生:
星野…呼び捨てですか…

青空:
まぁまぁ、司会が興奮してしまうと…

桐生:
…失礼しました。
みなみちゃんの配置に何か意味合いが?

ライオン:
はい、彼女は東宝との大型企画「あさひなぐ」に一切関与していません。

桐生:
許せませんよね。

ライオン:
そういう事ではなく。
今回「あさひなぐ」参加メンバーが、良くて現状維持、或いは、ほぼほぼ序列が下がっている中で、星野のポジションには正直違和感を感じました。

桐生:
ぐぬぬ…なるほど、私は違和感とは口が裂けても申しませんが…12人とは言え福神復帰しましたからね。

ライオン:
はい、「あさひなぐ」にこだわってしまいましたが、前回選抜メンバーの配置を改めて見てみますと…
北野、優里、寺田、中田、樋口がアンダーに。
生駒、桜井、若月は福神陥落。
秋元、衛藤はフロントから下がる。
白石、西野はセンター降板。
3期の抜擢が最優先事項とは言え、これだけの後退がある中、星野1人だけが3列目から2列目、即ち福神に昇格しています。

桐生:
それは実力だと思いますが…
そこに何らかの運営の意図が込められていると?

ライオン:
総じて、これまで乃木坂を牽引してきた年長組の色合いを薄めたのかなと。
年長組で現状維持だったのは、新内、松村、高山、井上、万理華、生田、堀くらいです。
ここに3期の抜擢に加え、若い世代をエース級として台頭させたいという運営の腹づもりが見えるのです。

桐生:
なるほど、若返り、新鮮さを訴求するイメージの補強という事ですか。

ライオン:
私はそう感じました。
とは言え、同年代である樋口や寺田は下げています。
星野に対する運営の期待は独特にして大きい、というのを周知した形かも知れませんね。

青空:
センターの3期生2人、フロントシンメの飛鳥と堀、そして福神に戻ってきたカワイイの天才、星野、か…なるほど。

桐生:
確かに、世代交代への布石という見方もできますね。
青空さんからシンメの話が出ましたので、全体のフォーメーションの話をすると、今回全列が同人数の6人というのが特徴のように思います。
合唱曲でもない限り、また激しく入れ替わるパフォーマンスになるとは思いますが…今までこういうフォーメーションありましたっけ? 

ライオン:
乃木坂ではないですね。
全列同人数は、ここんとこ欅のお家芸です。

桐生:
なるほど、欅はそうなのですね。
しかし欅は平手さんいるので当然奇数列ですよね?

ライオン:
7人の3列で21人です。

桐生:
Wセンターのパフォーマンスを映像で考えた場合、前作インフルエンサーでは万理華ちゃんが中心で大きな役割を担っていたように思います。
今回はいくちゃんと真夏さんになるのかな?

雪崩:
それは振り付けを見てみない事には何とも。

桐生:
確かに。後はいくちゃんが多忙を極めているので、パフォーマンスによってはその位置に蘭世ちゃんとか入ってきそうですね。
そのあたり蘭世推しである管理人さんは…

雪崩:
そうですね、蘭世は…

青空:
ストップ!蘭世が伸びているのは認めますが、まず理々杏!理々杏でしょ!

ライオン:
青空さん、とりあえず一旦落ち着いて管理人さんの話を聞きましょうよ。

青空:
すみません、また取り乱しました…

雪崩:
…よろしいでしょうか。
もちろん蘭世に入ってきてほしいとは思いますが、そこは何とも。
理々杏にすっかり御執心の青空さんも仰っていましたが、誰がセンターになっても揺るがない程の力を乃木坂は持っていると思います。
それはどのポジションも同じで、例えば誰かが都合で抜けたとしても、メンバー誰もが質を下げることなく代わりを務められるはずです。

桐生:
パフォーマンスの質、と言う点ではそうかも知れませんね。
選抜、アンダー問わず全体の実力は上がってきているように思います。

青空:
しかし、今のところ選抜中心の話になってますが、選抜次点というか、原義でのアンダー争いも見逃せません。
誰が次の芽を掴むのか?いつまでも落ち込んでる暇はありませんよ。

桐生:
確かに。人数が増えた分、グループ内での競争も更に激しくならざるを得ませんよね。

青空:
特に理々杏には二重丸大注目です!
ゴール前ではつい、りりあん!りりあん!って…!

ライオン:
大川慶次郎?
そんな古いネタ、乃木坂ちゃん知りませんって。

雪崩:
ノギザカッションの読者の方も知らないでしょう。

青空:
そこまで言うならここで一句!
「りりあんの もっとイイトコ 見てみたい」

ライオン:
桐生さん、そろそろ締めますか。

桐生:
ですね、まだまだ話は尽きませんが後は次回へ持ち越しましょう。
では青空さん、今日も締めの一言、頂けますか?

ライオン雪崩:
(桐生さん!)

青空︰
準備してきました。

桐生:
ではお願い致します。

青空:
リユニオンなのかもしれない。
リスタートなのかもしれない。
あなたはどう感じましたか?
最も暑い夏がメンバーを待っています。
高校球児に負けないよう頑張れ乃木坂!

ライオン:
ドヤ顔…

雪崩:
すごいドヤ顔ですね…

桐生:
言葉の意味はよく分かりませんでしたが、
とにかく青空さん、ありがとうございます。
皆様、お疲れ様でした!



座談会はこの後も更に白熱します。
次回の座談会もお楽しみに!





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